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坂東眞砂子さんの「善魂宿」を読み終える。
飛騨白川郷の大家族を舞台にした連作集。
土着的な ドロドロ 感が迫ってくる。
2日 (火) : 週末までには完治だ!
一時は良くなったかに思えた夏風邪、ぶりっ返して最悪。
熱が上がって フラフラ し、鼻水が止まらない。
周りの人に移らないように会社ではマスクを着けていたけど、恥ずかしいし暑いしで外では外しちゃう。
この時期にマスクしてる人なんていないもんなぁ〜
白石一文さんの「不自由な心」を読み終える。
大人の恋愛の物語。
男って… ワガママで、バカだなぁ〜と思う。
三度目の合宿… 例によって、早朝国分寺駅南口に集合する。
今回の合宿は、市村直樹師範の城西下北沢支部と合同で総勢100名以上だ。
予定より早く ホテル に到着したということで、稽古開始が一時間早まる。
厳しいと聞いていた稽古、その上に時間が長くなり、これからどうなっちゃうのかと不安で一杯になる。
準備体操、基本稽古の後は、帯毎に分かれての稽古。
黒帯、茶帯は、江口師範に「抜砕大」を指導していただく。
30挙動の長い型で、流れを覚えるのがやっと… でも、合宿でしか指導していただけない型なので集中する。
後は延々と続くスパーリング、江口師範との初めてのスパーリングでは緊張で力が入り過ぎてしまい、もっとリラックスできれば良かったと後悔する。
スパーリング中、いつ終るのか?と考えてしまう程厳しい内容だったが、やり遂げた充実感は格別だった。
ホテルの部屋に戻り一息ついた後は、立ち上がることができず、宴会の買出しなどは免除してもらう。
二日目の前半、黒帯、茶帯は、江口師範に「鉄騎T」を指導していただく。
「抜砕大」に比べると対象型で覚え易いけれども、立ち方は苦手な騎馬立ちだけ… やはり、師範に苦言をいただく。
型稽古終りの師範の「黒帯、茶帯は弟子」という言葉に、身が引き締まる。
以降は、全員でのスパーリング。
胸を貸すという立場にはあったが、連続のスパーにスタミナが持たず、後半は攻め込まれる場面も多かった。
二日間、力不足を実感した合宿ではあったが、秋の試合に向けての良い切欠にしたいなぁ〜と思う。
合宿の疲労を見越して… 予定通りの有休休暇。
筋肉痛が酷かったので、一日中家で コロゴロ する。
ディスカバリーの帰還を楽しみにしていたんだけど、延期されて残念。
仕方がないので、衆議院の解散にお付き合いする。
新製品 開発の打ち上げの飲み会。
今週は道場が夏休みなので、思いっ切り飲む。
皆でお国自慢大会をしていると、いつの間にか「山梨」 vs 「福島(というか、正確には会津らしい)」 vs 「岡山」の三つ巴の勝負になる。
ブドウ、桃の生産量では、山梨の圧勝… ってか、勝負するだけバカバカしいぜ!
人口では、大差を付けられての完敗。
今までそんなイメージなかったんだけど… 山梨って人が少ないんだなぁ〜
樋口明雄 さんの山岳冒険小説「狼は瞑らない」を読み終える。
嵐の山中での山岳警備隊員の命がけの戦い。
山男の達の友情、勇気、これもまたこれも男と男の熱いモノが滾る話だ。
組織上層部の悪事に立ち向かうのは、「亡国のイージス」に似た感じ… あっ、「亡国のイージス」、見に行かなきゃ!
「文芸春秋」9月号掲載の第133回芥川賞受賞作、中村文則さんの「土の中の子供」を読む。
選評に絶賛の声はなかったけれども、芥川賞によくある難解さがなく好印象だ。
自分から恐怖を求めてしまう主人公、暴力に溢れている悲惨な物語だが、最後に救いが見えるところが良い。
そう言えば… 前回受賞者の阿部和重さんの作品はまだ読んでいない。
冒頭にブルース・リーのことが出てくるらしい「アメリカの夜」って本、読まなきゃ!
夏休み初日、山梨の実家に行く。
昔の自分の部屋から見える風景を写真に撮ってみる。
何も変わっていない…
八王子では上映されていなかったので、隣町の MOVIX橋本 へ「亡国のイージス」 を見に行く。
人情ダイハードみたいな感じの楽しいエンターテイメントに仕上がっている。
自分の中の仙石伍長は愚直なイメージで、真田広之さんではカッコ良過ぎるかなぁ〜と思っていたが、真田さんの精悍をワザと削ぐような演出がなされていて良い感じ。
15日 (月) : 「I am CHONO」
昨日の深夜に放送された「K−1 GP 2005 in LAS VEGAS U」をビデオ観戦。
ハリッド "ディ・ファウスト"選手のセコンドにステファン "ブリッツ" レコ選手の姿を発見。
同じゴールデングローリー・ジムだからセコンドに付くのは不思議じゃないけど… どうせなら、試合をして欲しいなぁ〜
日本選手の不振が残念だったが、優勝したルスラン・カラエフ選手は空手っぽい後蹴りが面白い。
とは言え… 今日はG1クライマックス、川田利明選手 vs 鈴木みのる選手の方が断然面白かったな!
ぐずかず と 八景島シーパラダイス へ。
去年のGWは途中で風邪が悪化し志半ばで帰ってきてしまったので、今回はそのリベンジだ。
雨が降ったり止んだりで イヤ ぁ〜な予感がしたけども、現地では雨に降られず。
初めてのドルフィン・ファンタジーは自然光と水の調和が幻想的で綺麗だったけど、蒸し暑くてたまらなかった。
元気に水族館、イベントを満喫して、近くのホテルにお泊り。
訳も分からずに 金沢文庫 をナメてから、中華街で満腹になって帰宅。
どうやらこのリベンジ、勝たせてもらったようだ!
何だかんだで、今月初めての稽古。
合宿前には風邪をひいてしまったので、道場での稽古はおよそ20日振りだ。
たくさんの汗をかき、思い切り大きな声を出して、爽快な気分になる。
稽古が終わってワンツーのシャドーをしている時、I田先輩に踏み込み具合を指導していただく。
重心が高く左足が浮き気味とのことで、やってみると膝が伸びていて軸が全然できていない。
この悪い癖、早く直さなきゃ!
ピーター・スミットさんのご冥福を心よりお祈りします。
第4回全世界大会のビデオで 黒澤浩樹 選手との試合を見たことがある。
娘さんの目の前で撃たれた らしい… オランダって恐ろしい所だなぁ〜
最近、左肘に出来た粉瘤らしきモノが大きくなってきていたので、休み中にやっつけちゃおうと ビクビク しながらいつもの皮膚科へ。
やっぱりそれは粉瘤で、手術が必要とのこと。
でも手術は後日って話を聞き、急に元気一杯になる… 小心者!
問題を先送りしたおかげで、稽古に参加。
今日の参加者は、全日本大会への出場が決まったS山君と体験入門の方の三人。
基本稽古の後、体験の方に基本的な動作を指導するが、経験者らしくスムーズに進む。
ミット稽古で膝蹴り、受け棒での前蹴りの外捌き。
外に捌いた後の攻撃、臨機応変に対応できず。
松永国松さんのご冥福を心よりお祈りします。
FMWの荒井社長の時も悲しかったが… プロレス興行って難しいんだね。
ぐずかずと代々木第二体育館へ「一撃」を見に行く。
今回の「一撃」、一番の関心は極真初の総合格闘技ルールの試合だ。
二試合ともに立ち技系の選手同士の対戦で、グランドの攻防が少なかったのが残念だったが、総合という新しい一歩を踏み出したことに大きな意味があると思う。
何はともあれ、池田祥規選手の勝利は感動的だった。
次回は、寝技系の選手との対戦が見たいなぁ〜
城西の若手 洪太星選手、佐藤匠選手のキックボクシング・ルールの試合は、どちらも面白かった。
スタイルは違っても、空手と同じ荒々しい戦いっぷりが気持ち良かった。
田中健太郎選手、レチ・クルバノフ選手の唯一の空手マッチは、緊張感たっぷりの技の攻防が素晴らしかった。
決着は二年後の世界大会でのお楽しみ… ってとこか。
試合終了後、渋谷方面へ向かうため体育館の裏側を抜けると、寛いでいるTeam TBCの面々を発見。
失礼か?とも思ったが、プロレスの試合を控えている曙選手を激励し、握手してもらう… ちょっと湿っぽかった。
準備体操、基本稽古までは、O谷先輩の代わりを務める。
掌底付け、背伸ばし、円形逆突きなど、普段だったらどうってことないのに、前に立つと何でこうも言葉が出てこないんだろう… 困ったもんだ。
移動稽古、シャドー、サンドバッグへのコンビネーション、受け返し、スパーリング。
T上兄弟のスパー、周りが心配になっちゃうくらいに激しい。
兄ちゃんの大人顔負けの重い蹴りを受けてもメゲずに上段に蹴り返す弟。
兄弟仲良く、空手ガンバレ!
ワンミーチョーク・シンワンチャー選手 vs 亀田興毅 選手の東洋太平洋フライ級タイトルマッチをTV観戦。
午後のめちゃめちゃ眠い時間帯だったけれども、眠気が一気に吹っ飛ぶ。
強い… 試合を見る度に上手く、そして強くなる。
こりゃ、世界チャンピオンになる日もそう遠くないなぁ〜
第178回totoは、5勝7敗。
夏休み明け、今日から会社館内が土足化になる。
下駄箱が使えなくなるので、履いてきた靴そのままか、自分の机で構内用の靴に履き替えなきゃなんない。
特に何の準備もしてなかったので、とりあえずは今までの制靴を履いとくことにする。
問題は… 帰りがけ、靴を履き替え忘れちゃわないようにすることだ。
雫井脩介さんの「火の粉」を読み終える。
死刑から一転して無罪判決を出した元裁判官の隣家に、その被告人の男が引っ越してくる。
いろいろな出来事が元裁判官家に起こるのだけれど、家の女性陣の心理が興味深い。
雫井さんの他の作品に柔道のオリンピック選手選考に絡むドーピング問題を扱った「栄光一途」ってのがあるらしい… 読まなきゃ!
24日 (水) : 晴れだったら良かったのになぁ〜
少年部合宿のため、稽古はお休み。
仕事の方が バタバタ してたので、これが却って好都合だったりする…
先月受けた健康診断の結果が返ってくる。
去年の総合判定はB1(要経過観察)だったけど、今年はA2(有所見健康)。
脂質のHDL−Cの値が改善され、今回は心電図で軽度の徐脈っていう指摘のみ。
ぐずかずに大威張り!
野沢尚さんの「呼人」を読み終える。
永遠の少年の冒険譚… 野沢さん、こんな小説も書いていんだなぁ〜
小学生の時に作った僕らの秘密基地、今はどんな風になってんだろう?
今度、見に行ってみようと思う。
先週体験入門したM武さんが正式に入会、道着が良く似合う。
基本稽古、シャドーの後は、ミット稽古。
お騒がせT谷君とペアで、ジャブからの膝蹴り。
受け返しはS山君とペアで、前蹴りを捌いての軸足への蹴り、中段蹴りへの内股への返し。
S山君、T谷君とスパーリングすると、同じ色の帯をしているのが恥ずかしくなる。
予約した時間の30分前に皮膚科へ、落ち着かなきゃね。
過去三回の粉瘤の切開手術には イヤ ぁ〜な思い出しかないので、ビクビク しながら待合室で待機。
名前が呼ばれ手術室に入る… 照明が手術室によくある仰々しいやつで、気分が妙に盛り上がる。
担当の先生が飄々とした方だったので、大分気分がリラックスする。
ベッドに寝て、麻酔を受ける。
先生と今までの粉瘤手術などの話をしつつ、十分程度で手術が終わる。
今回は苦しみもなく、無事に終わって ホッ 。
今まで左肘に入っていた真珠大の丸い塊を見せていただく… ちょっと愛らしい。
二週間程度、肘を激しく動かさないようにしなきゃダメらしい。
第8回極真祭、PRIDE GP、天空 と見たい試合がてんこ盛りな一日。
でも、どれ一つ見ることができない… 稽古にも行けないし… あーぁ
仕方ないので、シュート・ボクシング 20周年記念のビデオを見て我慢する。
夜、極真祭 壮年40才以上重量級に出場した多摩センター道場のT中さんから連絡をいただく。
皆さんの好成績が嬉しい。
第179回totoは、5勝8敗。
夏休み明けから実施されている会社館内の土足化。
土足のままの作業による不具合が多数報告されたらしく、9月から今までの上履きに戻すと連絡が入る。
ってことは、一週間 会社を汚しちゃっただけってことになるのか?
ト、ホ、ホ、 何だか情けないなぁ〜
「PRIDE GP 2005 決勝戦」をビデオ観戦。
TV放送に間に合わなかったけど、どうせ録画だしなぁ〜
大好物のタンク・アボット選手には、もっと激しく殴り合って欲しかった。
まぁ、今回は初参戦だし… 継続的な参戦を望む。
北方謙三さんの「擬態」を読み終える。
今はボクシングをやっている中年の会社員、ある切欠から今までは内に秘めていた暴力的な衝動が暴走し始める。
よくある北方さん小説のパターンだけれども、初期の傑作「檻」では感じなかった違和感を感じる。
〜四十歳のいま、自分のリングはどこにあるのか?〜
リングは… あるよね!
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