2005年3月

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1日 (火) : アンクル・サム

楡周平さんの「無限連鎖」を読み終える。
山と海舞台の違いはあるけれど、先週読んだ 高嶋哲夫 さんの「ミッドナイトイーグル」と通ずる勇気ある男たちの物語。
9.11のテロ以降、世の中は不穏だけれども… 小説に限って言えば、面白くなっているってのが皮肉だなぁ〜

2日 (水) : 根性

久々の夜間部、参加者はM田先輩、T取さん、M山さんで自分よりも古い方ばかり。
だからか… 根性!
基本稽古、約束組手、移動稽古はスクワットしてからの中段突き、根性。
審査を受けるT取さんに合わせて全員で安三、突きの型、所々横を見る。
ビッグミットへの二分間の打ち込み、根性。
スパーリングは90秒、根性。

3日 (木) : BOOM、BOOM

会社のカップ飲み物の自動販売機。
コボれた飲み物が引っ付いて、取り出し口の扉が開け辛くなっている… 何だか イヤ ぁ〜な感じだ。

会社では今、ちょっとした福井晴敏ブームだ。
Y井さんのチームでは、福井さんの「亡国のイージス」を回し読みしているとのこと。
そのせいで、チームの雰囲気がちょっと軍隊チックになっているってとこが笑える。
一昨日から全四冊の「終戦のローレライ」を読み始めたところだ。
本当は今週末の封切り前に全部を読み終えて、封切り早々に映画「ローレライ」を見に行こうって思ってたんだけど… ちょっと無理そう。
ロードショーが終わる前には、何とかしなくちゃ。

4日 (金) : 難儀する

ちょうど一ヶ月振りの金曜夜間部、参加していない間にストレッチのバリエーションが大分増えている。
腰が悪いせいか、開脚して右側に身体を捻る動作に難儀する。
基本稽古、技の稽古の後は、ミット稽古。
右に送り足しての左中段蹴り、左手で相手を目隠ししスイッチしての左中段蹴りなどなど。
目隠しは相手の目が見えないような位置に手を出すのがポイント。
手を出すことによって重心が定まらず、体勢が上ずっちゃうのに難儀する。
右奥内股、右中段蹴り、右前蹴りに限定しての受け返しの後、スパーリング。
お騒がせT谷君と久々に対戦、自分の距離で戦えずに難儀する。

6日 (日) : 今度こそ!

春季昇級審査のため、稽古はお休み。
怪我と風邪で稽古できなかったので、今回の審査は見送ったけど… 次回こそ!

昨日開幕したJリーグ、これから毎週楽しみだ。
第152回totoは、7勝6敗… 今年こそ!

7日 (月) : Web Sense

仕事中、私事をすることはあまり褒められることではない。
でも、程度の差はいろいろだろうけど、会社で私用のメールを読んだり書いたり、仕事とは関係ないホームページを見たりってのは、まぁあることだ。
会社でのWebアクセスの規制が今日から厳しくなった。
規制の対象になるページにアクセスすると、「このWebページは業務に関係ないページであると思われますので、社内ネットウォーク管理者によってアクセスを規制せせて頂いております。」と表示され、ちょっとびっくりする。
企業機密、個人情報の漏洩やコンピュータ・ウィルスが問題視されている昨今、リスク低減という意味でも仕方ないことだとは思う。
今まで自宅のメールをYahoo!メール経由で見ていたのだけれど、今回の規制対象にWebメールも追加され、それが出来なくなったことが残念、って言うか不便だなぁ〜
家で会社の仕事メールに対応したりすることもあるんだから、±0(って言うか>0)だったったのになぁ〜

8日 (火) : ROCK Motown

週末の「GETSPORTS」で放送され録画しておいた高校生プロレスラー フジタ“Jr.”ハヤト選手のドキュメンタリーを見る。
障害者プロレス ドッグレッグス ってのがあるのは、今まで知らなかった。
ハヤト選手のお父様はそのドッグレッグス所属のゴッドファーザー選手で、親子二代のプロレスラー。
プロレスをこよなく愛する人々の清々しさを感じた。

9日 (水) : 期待の新人

五年振りに再入会して一日目という金髪の青年N川君に帯の結び方を指導。
人懐こいN川君、道場の礼儀的にはちょっと外れてて心配だけど、パッ と道場が明るくなった感じ。
ミット稽古も、スパーリングもやる気一杯、期待の夜間部新人だ。

11日 (金) : 痛めた理由が分からない…

何だか身体中が痛い… 腰、右足首、右足の親指、左の脹脛、右肘などなど。
一番 ヤバ いのが右肋骨の付け根で、大きな声を出すと鈍痛。
って訳だからではないが、本年度の武道共済を申し込む。
今週中に申し込むと四月一日からの契約になって、途切れることなく継続利用できる。
これで安心!?
基本稽古の後は、技を空振りした後の繋ぎ技の稽古。
下段蹴りを空振りした後、華麗に後ろ回しとか繰り出せると良いんだけど…
ミット稽古の後半にサウスポーでの下段突き、全然ダメ。
意識しても、脇が締まらず大振りになってしまう。
何で言うこと聞いてくんないんだろぅ… ボクの身体。

12日 (土) : 我慢できず…

本の方はまだ三巻目の途中だけど我慢できず、ぐずかずと「ローレライ」を見に行く。
混んでるかなぁ〜と思ってたけど、最終回のお客さんは数組… 流石、ニュー八王子シネマ
小説との違いに戸惑ったものの、楽しい時間を過ごす。

13日 (日) : 正拳顎打ち

正拳顎打ちが苦手だ。
腕が開き過ぎ、前屈みになっていると指導していただき続け久しい。
んでも今日、正しい正拳顎打ちに開眼できた気がする。
稽古最後の補強は、新しいものがいくつか加えられる。
台に片足を乗せてのジャンプ、バランスを取るのも難しく、これが見た目以上に キツ い。
上、横に寝転んで頭を上下させる、強い蹴りに耐えうる首を作るための補強。
サイズの合ったYシャツを見つけるのに苦労した二十年前の頑強だった首が懐かしい。

第153回totoは、3勝10敗。
引き分けがこんなにあったんじゃ、とても無理… んでも、外し過ぎか?

14日 (月) : White Day

ぴったし!

15日 (火) : 平和

60年前の今頃、沖縄戦、東京大空襲、父は五歳、母は四歳。
それから終戦までの半年間、ポツダム宣言、原子爆弾、日本はどんなんだったんだろう?
やっと… 福井晴敏 さんの「終戦のローレライ」全四冊を読み終える。
〜 この国にあるべき終戦の形をもたらす。 〜 男達と
〜 人それぞれに信条があり、従うべき規範があり、つけなければならないけじめがある。 〜 男達。
主権在民、象徴天皇、戦争放棄、日本国憲法、平和な日本。

16日 (水) : I島君は凄い!

新製品 開発の打ち上げ、久々に痛飲する。
気付くと終電の時刻は過ぎていたので、時間を気にせず飲み続ける。
三軒目にはMYERS’S RUMが置いてあったので、レモンを搾ったロックで飲む。
強くもないのに、飲み過ぎる。

17日 (木) : 寝坊

music choice っていうイギリスのデジタル・テレビ局が視聴者の投票を基に作った「挽歌ベスト10」。
誰かを追悼する時の?なのか、自分が死んじゃった時の?なのかが良く分からないけど、こういうテーマでベスト10しようって発想が面白いなぁ〜
このベスト10はUK版とヨーロッパ版に分かれていて、両方に選ばれているのが、ロビー・ウィリアムスの「Angels」、フランク・シナトラの「My way」、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」、クィーンの「The show must go on」。
この四曲は納得なんだけど… 他にヘビメタな曲も選ばれてたりするのはお国柄?

18日 (金) : ジワジワ

いつもより早く道場に到着。
一般部を終えた若者達が思い々々の稽古をしていて熱気 ムンムン、ちょっと圧倒され気味。
邪魔にならないよう端でストレッチしながら、稽古開始を待つ。
今日の夜間部は、青帯取得おめでとうのI野さんと四十おやじ二人。
体力じゃ若者にかなわないけど、気合だけは負けないよう でかい声 を出す。
基本稽古の後は、ミット稽古、受け返しをじっくり。
先週全然ダメだったサウスポーでの下段突き、大分スムーズになってきたような気がする。
適応が遅くて時間がかかるけど… 粘り強く取り組もう。

19日 (土) : 空手バカ一代

大山総裁の双手受けが表紙の今月の「格闘Kマガジン」、特集が「空手バカ一代達の伝説」ってことでツイツイ買っちゃったなぁ〜などと思いつつ…
「空手バカ一代」を口ずさみながら入場してきた角田信朗選手には、強い覚悟を感じた。
結果は厳しく、いろいろな意見が出ているけれど、リングに立ったことだけでも凄いし、大きな勇気をもらった気がする。
これからも… 空手家の生き様を見せて欲しい。

第154回totoは、5勝8敗。

20日 (日) : 力になりたい

長めにストレッチをしようと早めに道場に着くと、既にT取さんが準備万端な状態… 実は、朝まで飲んでいただけかもなぁ〜
基本稽古の後、T取さん、S山君に緑帯、S美さんに橙帯が渡される… おめでとう!
約束組手、移動稽古の後は、下段蹴りのフォームの確認。
やっぱりここでも左の方がスムーズ、腰のせいか身体を右側に捻ることが困難だ。
ここのとこ、腰の治療を怠っちゃってるのがいけないなぁ〜
参加人数が多かったので、受け返し、スパーリングは帯毎で短め。
世界大会まであと一ヶ月ちょっと、第1回大会に引き続き、M田先輩が壮年国際空手道選手権大会に出場する。
稽古後、ビックミットの相手をさせていただく。
自分よりも年上なのに驚異的なスタミナだ。
水曜、日曜と週二回一緒に稽古させていただいているので、微力ながら、少しでも多く力になりたいと思う。

21日 (月) : マッキー

真樹日佐夫 さんの「大山倍達 伝説の血闘十番勝負」を読み終える。
ご自身で書かれた「世界ケンカ旅」とダブるものが多いが… 楽しかったから良いやっ!

22日 (火) : 天災

一昨日の福岡県西方沖地震を知ったのは、同刻に一緒に稽古していたM原さんからのメールだった。
M原さんの実家は福岡東区にあり、棚の中のものが飛び出し、片付けが大変だったらしい。
朝、TVのニュースで高尾山の山火事を知る。
正確な場所は分からなかったが、まだ延焼中とのことで、近くに知り合いも多く心配だった。
昨日は、奥多摩、町田でも山火事、いくら乾燥注意報が出てたとは言え、東京西部にこれだけ集中するのは珍しい。
天災じゃなく人災?って… 花粉症で困っちゃっている人、多いからなぁ〜

23日 (水) : でぃ〜ぷ

いつも日曜日に一緒に稽古しているT喜(娘)さんが夜間部に初参加、女性がいる夜間部は久々だ。 歓迎!
普段の でぃ〜ぷ なおやじ話は控えなきゃなと思っていたら、今日の参加おやじはボク一人だった。
基本稽古の後は、上段蹴りのストレッチと受け棒への蹴り込み。
期待の新人N川君の柔軟性が素晴らしく、目が点になる。
足首の状態が今一なので、久々の二段蹴りでは高く跳べず。
ミット稽古は、突きの間にサークリングで横に動く動作が加わる。
受け返し、スパーリングでも、横の動きを中心に指導していただく。
お騒がせT谷君と でぃ〜ぷ なスパーリングができ、充実する。

24日 (木) : 情熱

霞流一さんの「スティームタイガーの死走」を読み終える。
復元された幻の蒸気機関車が中央本線を走る。
甲府から東京までの間に事件が起こるんだけど、ボクの地元付近は何事もなく通過しちゃっているのが残念だった。
昨年末まで一緒に仕事していた 鉄道写真の大家 S々倉 さん、今は鉄道写真一本でやっている。
鉄道好きな方の情熱は凄いなぁ〜

25日 (金) : がっかり!

折角… 稽古を休んで応援していたのに がっくり!

会社の健康保険組合がスポーツクラブと法人契約したので、来月から コナミスポーツセントラルスポーツ を格安で利用できるようになる。
被保険者と被扶養者の健康保持・増進のためにってことらしい。
近所に両スポーツクラブがあるので、今度、ぐずかずを連れて行こうと思う。

26日 (土) : RINGS

出勤日の土曜日、「HERO’S」を見るために家路を急ぐ。
久々の前田日明兄さんの登場ということで、個人的にめちゃめちゃ盛り上がっていた。
全体としては、とても面白く観戦することができた。
K−1選手も総合に対応できる人選だったし、新顔もとんだ一杯食わせ物ではなかったし… これが兄さんの眼力か?
「リングス・アメリカ〜!」、「リングス・オランダ〜!」っていうコールの演出も嬉しかった。
TVでは放送されなかったが、猪木さんの秘蔵っ子 LYOTO選手がB・Jペン選手に勝ったことに注目。
体重差があったとは言え… こりゃ本物か?

第155回totoは、6勝7敗。

27日 (日) :  Tulip

今日がT内さんの最後の稽古ってことだったので、花束を準備する。
10時前に開いている花屋さんがなかなか見つからず、諦めかける。
やっとこ見つけた花屋さん、出来合いの花束は大人っぽいものが多かったけど、イメージに合わなかったので黄色いチューリップにする。
O谷先輩と相談して稽古後に渡すことにし、見つからないように花束をミットの奥に隠す。
今日は参加した男性五人全員が緑帯、上の帯の方は合同スパーリングへ行っているとのこと。
今日の稽古も横の動きを中心に指導していただくが、スパーリングで実践することができず…
上手く横に動くことが出来るようになるまで、これを第一の目標にしようと思う。
稽古終わりの挨拶時、O谷先輩からT内さんに花束が手渡される。
寂しさ感は漂っていたけど、優しい雰囲気で一杯だった。

今野敏 さんの「秘拳水滸伝U 明王招喚篇」、「V 第三明王篇」、「W 弥勒救済篇」を読み終える。
「T 如来降臨篇」を読んだのが半年以上前で、大分時間が空いてしまった。
徒手でない武器を使う古武術に興味を持つ。

28日 (月) : 中毒

ベビースターラーメン おつまみ6袋パック」を買い食べ始めて以来、ちょっとしたベビースター中毒になっている。
唐辛子を練り込んだちょっと辛めの麺とピーナッツの合わさり具合が良い感じ。
食べたいと思った時に切らしていると、他のものでは全くダメだ。
わかめちゃんみたい髪型をした赤いほっぺのお姉さんが丼を持っている昔のデザインが懐かしいなぁ〜
でちょっと調べてみたら、「ベビースターラーメン 復刻版」ってのか新横浜のラーメン博物館の駄菓子屋に置いてあるらしい… 30円らしい…

29日 (火) : 防災頭巾、買おうかなぁ〜?

午前10時、大音量で非常ベルが鳴る。
何年か毎にある避難訓練だ。
フロアの避難誘導員 M本君の先導で駐車場へ急ぐが、人数が多いせいか到着は最後の方。
ニゲオクレタカ?
初めて生で見た梯子車の迫力にちょっと感動する。
地元消防署長の講話を聞いた後、起震車「ゆさゆさ1号」による地震体験を見学。
震度7の凄さに驚き、ぎっくり腰になっちゃいそうだったので体験はやめておく。

現在公開中の 映画 の原作、殊能将之 さんの「ハサミ男」を読み終える。
翻訳ハードボイルドのようなクールな文体で綴られた奇想天外なお話。

30日 (水) : さよなら、K川君

K川君と一緒に稽古をするのは、去年の夏の合宿以来。
とは言え、同じ町内に住んでいるので、近所で見かけたりしてたのだけれど。
彼もこの春大学を卒業し、家業を継ぐために千葉の実家に戻るとのこと。
今日がK川君の最後の稽古だったけれども、知らなかったので事前に何の準備もできず… ゴメン m(__)m

31日 (木) : 天使

思い切って休みを取ったので、久々に腰の治療に行く。
今日あたりの話題の中心は、サッカー日本代表のことだと思うんだけど… 待合室のお婆ちゃん達は、森昌子さんのことが心配で仕方ないようだ。

ぐずかずと八王子駅で待ち合わせして、有楽町の東京国際フォーラムへ。
ここら辺一帯のアートアートした雰囲気には、あまり馴染めない。
今回のマット・ビアンコ、前に在籍していたバーシャも加わっての来日ということで期待大、絶対に見逃せない!
ちょっと大きくなっちゃったバーシャに戸惑うも、声は相変わらず天使のようだし、明るいラテンのリズムで楽しく踊る。
演奏された曲は、最新アルバムを中心に「History of Basia」といった感じの構成。
彼女がいなかった期間のマット・ビアンコの曲がほとんどなかったので、今日本で一番聞かれているであろう「What a fool believes」は演奏されず。
でも… このドゥービーのカバー、彼らの良さが出ているとは言い難いのでまぁ良いかっ。

桐野夏生さんの「ローズガーデン」を読み終える。

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