2003年7月
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ちょっと寝坊。
いつもの電車には乗れそうになく、遅刻ギリギリの時間だ。
コルセットをしているとは言え、腰のストレッチもしない状態で満員電車に乗るのはめちゃめちゃ不安だし、乗換駅でも無理できない。
最後の青梅線に乗った時には、もうヘトヘトだった。
orange pekoeの新作「Modern Lights」は、前作(デビュー作)と比べてお気に入りの軽快さは薄れているけど、ジャスもサンバも一曲々々がより本格的で重厚。
暑い夏を飛び越えて、秋に聞きたい一枚だなぁ。
19、20日に長野県飯塚温泉で夏合宿が予定されていて、その申し込み期限が明日に迫っている。
これは城西系のいくつかの支部の合同合宿で、他支部の人と稽古するのはこの機会しかない。
去年は参加しキツかったけれど、とっても良い刺激になった。
それに今年は世界大会の年。
大会前の市村選手や御子柴選手、ウチの支部の野加選手など選抜選手と稽古できる。
稽古復帰の見込みは立っていないが、二週間後… さて、どーしたものか…
5日 (土) : やったぜ、ヴァンフォーレ! 首位広島に勝利!
チケット先行予約の電話受付が夜七時からだったので、TVで「K−1 WORLD MAX」を見ながら電話をかけまくる。
電話はなかなか繋がらず苛々し、K−1の方も集中して見ることができない。
そんな中、武田幸三選手がKO負け。
んにゃろー、またドゥエイン・ラドウィック選手か…
この前のUFCの須藤元気選手といい、ここのとこ日本人選手はラドウィック選手にゲンが悪い。
七時半過ぎにはチケットも無事入手できて、やっとK−1に集中できる。
それにしても魔裟斗選手、素晴らしかったな!
6日 (日) : 「キング・アダモ with 島崎俊郎」って何だ?
もう、二週間も稽古に出ていない。
まぁ、いいや。
今回は、焦らずじっくりいこ。
久々の第88回totoは、八個外し。
さえない週末だぁ。
ちょこっと前(二週間前)の試合だけど、WBC世界ヘビー級タイトルマッチ 王者レノックス・ルイス選手 vs ビタリ・クリチコ選手をWOWOW観戦。
ルイス選手は右ストレート一発狙い、クリチコ選手は常に半身で左ジャブ。
大きいモノ同士、お互いが攻撃中心に組み立てる試合は迫力満点だった。
果たして… ロイ・ジョーンズJr.選手は、この中でやっていけるのだろうか?
明日から金曜日まで伊豆は湯河原で二泊三日の会社の研修。
んで、今日は電車のチケットを用意する。
二月の時は横浜から東海道線の急行に乗り換えて行ったのだけど、同じじゃ面白くないので、今回は新横浜から熱海まで東海道新幹線、熱海から湯河原まで逆戻りというルートにする。
研修所にはホテル並みの温泉があるので、気分はほとんど湯治だなぁ。
Franklin Coveyってところの「7つの習慣」という研修を二泊三日で受講する。
会社人として感心することばかりの内容だったのだけど、一つだけ反発。
「謙譲の美徳ってのは、日本人の悪いところだなぁ〜! これが多いんだなぁ〜!」と講師の先生。
『一、吾々は神仏を尊び、謙譲の美徳を忘れざること』と常々反復している身としては、素直には受け入れられない。
自分が「謙譲の美徳」な男かは別にして…
帰りのロマンスカー、雨上がりの雲を被った富士山は綺麗だった!
静岡側ってのが癪だけど…
腰の調子がなかなか良くならないので、八王子肩こり腰痛センターってところに行ってみる。
八王子肩こり腰痛センターは、センターと呼ぶには貧弱な建物でちょっと心配になる。
診察してもらうと、まだぎっくり腰の炎症が残っているとのことで、冷やした方が良いとのこと。
思いっきり湯治してきちゃったよぉ〜
「K−1 WORLD GP 2003 in 福岡」をTV観戦。
今回の注目は、フランシスコ・フィリォ選手 vs マイク・ベルナルド選手のみ。
我等がチャンプ フィリォ選手、一年半振りの復帰とは言え、怪我が完治しての試合ということで期待感は特大。
そんな気持ちで見ていたので、あの逃げ腰の攻撃と防御には正直ガッカリする。
単にブランクが原因か?
あれがグローブを着けての戦い方か?
それとも、何か問題があったのか?
今回はとても残念な結果だったが、望みはただ一つ。
もう一度、勇姿を見せてくれ!
六日振りの出社。
溜まりに溜まった未読メールに圧倒されつつも、研修で習ったことを実践しなきゃなっ!と思ったりする。
ここにきて、腰の具合は徐々に良くなってきている(気がする)。
少し先が見えてきたぞ!
帰宅途中の青梅線、途中駅から賑やかなおじいさん、おばあさん軍団(七十歳前後?)が乗ってくる。
みなさん体操着姿、シャキシャキしていてとても元気が良い。
お酒が入っているようで、ちょっと声が大きめ。
リーダーらしきおじいさんがおばあさんに
「前に出てやると、曲げるとこはきちんと曲げるし、伸ばすとこはきちんと伸ばす。
自分のために、とっても良いんですよぉ〜!」
などと言っている会話が、聞くとはなしに聞こえてくる。
『ふ〜ん、そーかそーかぁ〜』と感心。
「指導員になるためにはですねぇ…」
『ふ〜ん、あのじいさんは何かの指導員なんだなぁ〜』と理解。
電車を降りるときに失礼ながらおじいさんを覗くと、シャツの胸に「全国ラジオ体操連盟」。
ラジオ体操に指導員がいることに驚いたが、いくつになっても打ち込めるものがあるのって素敵だなぁとしみじみ思ふ。
(ちょっと心配なので)コルセットを着けてでだけど、突き、受けの基本動作を試してみる。
何とかなりそぅ。
明日は蹴りを試してみよっ。
んで週末にはコルセットを取ってみて、来週には復帰… ってことに決める。
高橋克彦さんの「総門谷」を読み終える。
SFモノもサスペンスものも高橋さん独特で楽しい。
19日 (土) : 「RELAXIN' WITH LOVERS」でリラックス
今ごろ道場の皆は、長野で合宿。
行きたかったなぁ〜
ZERO−ONE両国国技館大会をTV観戦。
今回は、大好きな小笠原和彦選手の試合も放送される。
でも… たぶん、それは相手の「キング・アダモ with 島崎俊郎」にスポットが当てらた結果。
色物相手でも、きちんと試合を成り立たせる小笠原先生。
ボクが言うのも変だけど、プロレス、上手くなったと思う。
先輩夫婦と奥さんとで外食。
そのお店でゴールド・ラムのカクテル モヒートを頼んだのだけれど、キューバものとは全く違うものが出てきてガッカリ!
Asahiビール カクテルパートナーの「MOJITO LEMON」も上品過ぎてちょっと…
荒削りな、そんでちょっと下品な甘さなんだよなぁ〜
最後は、’70〜’80 Soulのお店 「Groove!」 で懐かしい曲たちを楽しむ。
第90回totoは、四個当たり。
ホーム勝ちなし、引き分けが八試合じゃ、しょうがないなぁ…
集合住宅絡みでケーブルTVの点検。
前々から考えていたし、良い機会だったのでケーブルTVに加入してしまう。
その皺寄せでWOWOWの方は解約。
UFCが見られなくなっちゃうのがちょっと寂しい…
ん、次のPRIDEのノゲイラ選手の相手は、リコ・ロドリゲス選手?
チャック・リデル選手も出るし、UFC色が強いなぁ。
楽しみ!
22日 (火) : Alice in the right hemisphere
中井拓志さんの「アリス」を読み終える。
中井さんの小説は、「レフトハンド」、「quarter mo@n」に続いて三冊目。
アリスという十四歳の少女の笑顔(「ダイナマイト・スマイル」っていう)によって世界が崩壊するという不思議な物語。
「本当にあるのかもなぁ?」と思わせてしまう(ってか、ボクが思ってしまうのか?)ところが好きだなぁ〜
今日から稽古に復帰しようと思っていたのだが、忠告に従い延期。
数日前に先生から帯が届いていると連絡を頂いていたので、夜間部稽古が終わる頃を見計らい道場へ。
久々に入った道場は、何だか前よりも広く感じる。
治療中だった先生から、わざわざ治療を中断してもらい、帯と認定証、審査採点表を頂く。
一ヶ月も稽古していない状態でもらう緑帯は、ずっしりと重い。
プレッシャー大きいなぁ。
審査の評価は予想外だった。
A、B、C、Dの四段階評価で、基本がB、移動がB、型がA、柔軟及び補強がB、組手がA。
基本、移動には自信があったんだけどなぁ。
型は息吹や気合、力強さを評価して頂いたようだ。
何はともあれ… 週末には復帰しようと強く思う。
今年は涼しいので、寝苦しいってことは今までなかった。
ところが昨日の夜は、寝苦しくて起きてしまう。夜中の三時半。
蚊に猛攻撃されたようだ。
両足に5、6箇所刺された跡があって、めちゃめちゃ痒い。
ムヒ(「ムヒアルファS」って強力なヤツ)があって良かったぁ。
亜木冬彦さんのデビュー作「殺人の駒音」を読み終える。
ちょっと前に小池重明さんをテーマにしたノン・フィクションを読んで「真剣師」って仕事に興味を持った。
主人公の真剣師とプロ棋士との人間関係、小気味良いトリックが面白い。
これで将棋がわかってたら… もっと面白いんだろうなぁ。
一ヶ月と三日振りの稽古。
稽古前に先生が、KEMURIの「77days」を流してくれる。
今日の気持ちは正に ”P.M.A.”(Positive Mental Attitude、肯定的精神姿勢)でだったな。
スタミナがなくなっているのは解っていたが、長く休んでいると頭と身体の距離が長くなってしまっているようだ。
移動稽古では、普段よくやるものは複雑な組み合わせでも問題なくこなせるのだけれど、馴染みのない組み合わせは思うように身体が動かない。
今日やっとこだったのが、右中段突き→左下突き→右手を上げて(上段蹴りの振り)の右中段蹴り→左中段突き(で次にその逆)のコンビネーション。
この退化はショックだった。
ミット、受け返し、スパーリングでもスタミナ、身体の切れなどなどお恥ずかしい限り。
三十代の残り三週間で何とかしたいなっ。
先週から行き始めた治療院へ。
八王子肩こり腰痛センターに不満はないのだけれど、料金が高くて通い続けるにはちょっとキツい。
今回の治療院は保険が利くし、東京都柔道接骨師会とかいう組織に所属してたり、先生が同郷だったりなので、何となく親近感を持っている。
電気治療、バイブレーター、波打つベッドでのローリング、馬乗りでのマッサージ、うつ伏せでのマッサージと治療内容は多いけれども、五百円でお釣りが返ってくる。
これだけやってもらえば… どれかが良い効果を出してくれるんじゃないかなぁ?と期待している。
27日 (日) : ウチのインプレッサ、1万キロ!
途中棄権した因縁の日曜日の稽古。
日曜は早い時間からなので、ストレッチ不足で稽古に臨むことが多いけれども、今日は万全を期す。
家でストレッチし、セラポア・テープを背骨に沿って縦に二本、その中央に横に一本貼って出動。
金曜は茶帯と緑帯だけの少人数だったが、今日はボクの後ろに四列できている。
後ろから見られていると思うと、相当プレッシャーが大きい。
基本稽古と移動稽古では、とりあえず一番でかい声を出すことだけを考える。
受け返しとミットでは、今回の審査で橙帯になったS本君とペアを組む。
腰を心配してくれているようで、非常に申し訳なく思う。
スパーリングは脛受けが遅れてしまい、下段や中段蹴りを食らうことが多かったなぁ。
何はともあれ… 金曜よりも思い切り動けたことが嬉しい。
第91回totoは、七個外し。 ったく!
28日 (月) : ピーター・グラハム選手、前蹴りが良い!
風間一輝さんの「不器用な愛」を読み終える。
短編集で、これもまた、主人公達のしゃべりがカッコイイ。
風間さんの小説で未読のものは、残すところあと「男たちは北へ」だけ…
いつ読むか、めちゃめちゃ悩む。
もっと沢山書いて欲しかったなぁ。
合宿用に買った道着を今日おろす。
結局合宿には参加できなかったが、今までの道着はもうボロボロでそろそろ替え時だった。
今回のは、純白でゴワゴワ感が少なく、着心地が良い。
何故か身体が軽くなった感じて嬉しい。
今日の夜間部は参加人数が少なく、開始30〜40分は先生と差しでの稽古。
基本稽古、移動稽古はなく(あったら照れちゃうな!)、シャドーとパンチング・ミット。
パンチの繋ぎがギクシャクしているし、打った後の体勢も不安定で反省点が多い。
途中でT取さんとK山さんが参加し、先生も加わって受け返しとスパー。
どうも左ジャブの受けがうまくいかない。
顔に付けている右手を振り下ろすタイミングが遅れるのを考え込んでしまい、ドツボに嵌る。
山梨県空手大会 第三回風林火山カップの参加申し込みFAXが、国分寺の本部道場から届いているのを盗み見る。
日付は、10月13日(月)の体育の日。
三十五歳以上壮年は、本選二分、延長二分。
とりあえず… 次の目標に置いてみるかなぁ。
31日 (木) : ワールド空手「成嶋竜×子安慎悟」にゾクッ!
久々の夜間部稽古明けの出勤だったので、眠くて眠くてぐったりだった。
慣れちゃえば何でもないんだけどなぁ。
んでも、月末締めの作業は無事に終了!
樋口有介さんの「夏の口紅」を読み終える。
クールで大人びた大学生の夏休みの初恋の物語。
とっても、とっても甘酸っぱい。
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