2003年6月
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1日 (日) : 二子山親方、ちょっと切り過ぎ…
今日の稽古では、ツラさや痛さを顔に出さないことが目標。
んでも、雨上がりで湿度が高くめちゃめちゃ蒸し暑い。
徐々に慣らしていくってことで…
型稽古は、全員の前で一人ずつ。
初めて審査を受ける白帯S君の緊張が皆に伝わってくる。
さて自分の場合は、良いところを見せようという気持ちが強過ぎて、普段何でもないところをトチる。 あー
今日は、突きだけのスパーリング。
良い機会だったので、一昨日に稽古した半歩引いてのストレートを試してみる。
突きの姿勢が低くなってしまったので、上段の攻撃を受けていたらヤラれていたなぁ。
稽古の後、栄養学科で食品関連の勉強をしているT内さんが焼いてきてくれた甘納豆パンを皆で頂く。
匂いをシツコク嗅いでいたら叱られる。
食べた後、「全然問題ないです!」と誉めたらまた叱られる。
先日の試合の結果が、「ワールド空手7月号」に早くも記載されていた。
ちょっと嬉しい。
昨日の夜中に放送された「K−1 WORLD GP 2003 in スイス」をビデオ観戦。
期待していたユルゲン・クルト選手の一回戦敗退は残念だった。
優勝したジェレル・ヴェネチアン選手は、ホースト選手みたいなトップ選手になるのかな?(ボス・ジムだし)
で、ステファン "ブリッツ" レコ選手。
圧勝ではなかったか、手堅い勝利だ。
パワーもテクニックも一流でGPを制覇しても意外ではない実力を持っている。
何が良いかっていうと、大会にいつも顔を出している強さ。
今、K−1にとって一番重要な選手は、レコ選手かも知れないなぁ。
十年くらい前、ぐずかずは「BLITZ」というレゲエのお店をやっていた。
BLITZとは、アメフトのディフェンダーであるラインバッカーがクォーターバックに突撃する攻撃的守備プレイ。
アメフト選手時代、ボクはラインバッカーだったんだ!
夜、大学のクラブの現役くんから緊張した声で電話がかかってくる。
今度の日曜日のOB戦に来るかどうかの確認だ。
週末は全日本ウェイト制で道場が休みなので、何の予定も入っていない。
「気が向いたら行くよっ」と答えたら、「審判をお願いしたいんですがぁぁぁ」。
なんだよ! 出ろっつーんじゃないのかよ! 審判かよ!
その上、雨みたい…
先生が週末に全日本ウェイト制を控えているからか、道場には何となく落ち着かない雰囲気が漂っている。
そんな中で事件は起きた!
スパーリング前、お騒がせの元T谷君が脛サポーターを必死に探している様子。
見つかりそうもなく、T谷君を残してスパーリングが開始される。
数分後、窓から下を見ていたT谷君が「あった!」と声を上げる。
(道場は雑居ビルの三階)
どうやら、サポーターは下の道に落ちているようだ。
スグに取りに行き装着し、スパーやる気マンマンの彼には頭が下がる。
ってか、濡れていただろうに!
ってか、何で落ちたんだ?
道行く人は、ISAMIのサポーターを見て何を思ったのだろう?
プロのプロレスラー、フレッド・ブラッシーさんがお亡くなりになる。
心からご冥福をお祈りします。
今週の始めから半袖でペラペラの夏服にするハズだった。
職場は古い建物の中にあり、空調の設備もそれなりに古い。
パワーは凄いんだろうけど、ただそれだけの代物だ。
ボクの席は冷気の吐き出しルートにあり、冷房が入るととっても寒い!
自分の席と数メートル離れた同僚の席の気温と比べると、その差は2℃。
風が当たるで、体感温度はその差以上の差を感じる。
夏服なんてトンでもないなぁ。
それどころか、冬服の下にセーターでも着込んで仕事しようかと考えている。
もしボクが会社を辞めるとしたら、その理由は効きすぎる冷房か肉寄りの食堂のメニューだ。
寝不足気味に加え、嬉しいことがあって昨日の飲み会ではツイツイ飲み過ぎてしまい(飲み放題だったかも知れない)、思い切り寝坊。
どうせ午前半休なので、床屋さんに寄ってサッパリしてからそーっと出社。
んで、歯医者さんを予約した15:30をドキドキしながら待つ。
んで、やっぱり抜歯ということで、腹を括る。
意外にすんなり抜けちゃって拍子抜け、嬉しいような悲しいような気分。
抜いた歯を見てみると、根が割れていてとっても可愛そう。
何はともあれ、奥歯君、今まで頑張ってくれてありがと!
今のところ、出血も止まり痛みも少なくて一安心だ。
とは言え… 今日はお酒と激しい運動は厳禁とのこと。
金・土・日と道場が休みなので、都合ばっちグー!
ケン・シャムロック選手の欠場が残念なUFC43をTV観戦。
ボクの一番の注目は、タンク・アボット選手vsキモ選手の試合だ。
どちらもベテラン選手だが、アボット選手は全盛期を取り戻そうと努力していて、キモ選手は関節技という新たなスキル取得を目指しているというところが大きな差か。
結果は、アボット選手が秒殺される。(まただ。)
アボット選手の今後の奮起(ハードパンチ!)に期待したい!
そんで、今日は第20回全日本ウェイト制空手道選手権大会。
遠い大阪には応援に行けないので、速報をしてくれている餓哭庵BBSを見ながらドキドキ。
今日、中量級はベスト16までだったようで、ウチの支部からは、川嵜雅央選手、本多悟朗選手、野加久詞選手が残っている模様。
ベスト16の中で不明な選手が三名いるのだけれど、ウチの先生がその三名に残っていることを祈る…
母校のアメフト部の年に一度のOB戦。(白が現役、エンジがOB)
去年からは試合に出場しておらず、今年は線審として後輩のプレイを見る。
選手不足で一年生が多い現役チームが負けてしまったが、(ちょっと欲目だけど)磨けば光る可能性を感じた。
全日本ウェイト制中量級は、ベスト8に野加選手、本多選手が残る。
そんで、野加久詞選手が世界大会出場権獲得の去年に引き続いての準優勝!
決勝戦は不戦敗だったようで、大きな怪我ではないかとちょっと心配だ。
ウチの先生の結果は、今だ判らず…
9日 (月) : ちなみにボクのは「炎のファイター」
残業中、背後の設計室から長州力選手のテーマ「パワーホール」の着メロが聞こえる。
〜ターラーララー、タララ、タラララー♪〜
「誰だーっ?」
スグに友達になれそうな気がする…
一週間振りの稽古。
ここのところサボっていたので、型の復習をしようと思って早めに道場へ行くが、一般部の稽古を終えたT谷君につかまりミットを持たされる。
で、T谷君が夜間部の稽古に紛れているので、「不思議だなぁ?」と思っていたら、連続して稽古に参加とのこと。
若いって素晴らしいなぁ。 マネハデキナイナァ…
ここのところの受け返しの稽古は、受け側はガードをしないで、攻め側が「パチン」を当てるというやり方。
これは、力任せでなく身体をコントロールしながら攻撃することが目的の稽古。
この稽古をしていると、自分のバランスの悪さが良く解る。
回転の移動稽古、苦手だしなぁ。
審査が終わったら、目標の設定をし直そう、うん。
カッキー、「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」優勝おめでとう!
12日 (木) : 時間がもったいないケド…
ここのとこ、読む本、読む本がハズレだ。
村上春樹さんの「ノルウェイの森」に、人生で読める本は数は限られているから岩波文庫しか読まない人が登場するが、その人の気持ちが良くわかる。
本でも音楽でも、知っていれば大好きなハズのものを知らないのは嫌だけれど、これじゃ守りに入っちゃうなぁ〜
求む、感動!
13日 (金) : たぶん、戻ってくるなっ!
仕事中、何でも良く知っているM君に質問をしながらメモを取っていた。
M君 「それは、ウチでいうところのプリプロセスのことですねっ」
ボク 「あぁ、そうなの」でメモ、メモ
M君 「いえ、プリプロレスではありません!」
無意識に、プリプロレスって書いちゃってたみたいだ…
金曜日ともなると、段々と壊れてくる。
道場へ行くと、女子のリーダー的存在のM上さんが退会するという話を聞いてビックリ!
一般部の人は、この後、隣のビルにある行きつけの「飛騨の里」で臨時送別会をする模様。
送別会に後ろ髪を引かれつつも、審査前最後の稽古を優先する。 当然か…(笑)
今日の稽古は、全般の復習という感じ。
一つ々々を確認のつもりで丁寧に行う。
突きの型の回し受けの緩急を指導していただき、これは今日の大きな成果。
稽古の後の掃除中、選手会長のK西さんから、道場に電話。
まだ送別会は続いているので、来れるならば来てとのこと。
待ってましたとばかりに、速攻で着替えて参加する。
何と!ビールの美味いこと。
そんで… たぶん、彼女は戻ってくるなっ!
移籍してきた小倉選手の初ゴールでヴァンフォーレの勝利!
小倉選手、甲府の顔になっちゃってくれ!
国分寺第七小学校の体育館で四級の昇級審査。
久し振り(九ヶ月)の審査だったし、昨日から腰痛が出てきてしまい不安だったので、家で入念にストレッチしてから出かける。
筆記試験、基本稽古、移動稽古と順調だったが、型審査の「突きの型」挙動7 掛け足で回転するところでトチってしまう。
緊張していないつもりだったが、これはしっかり掛け足を作ろうと意識し過ぎての失敗だなぁ。
補強の拳立てでは、挽回しようと指立てでトライ。
んでも、40回目を越えた時点で限界に達し、単なる腕立てになり完全に裏目に出てしまう。
最後のスパーリングでは、中学生と苦手な女子が別グループになり、思わず「ホッ」。
女子のスパーで上段蹴りをモロに食らった人が泣き出してしまい、試験場にイヤーな雰囲気が漂う。
自分の黄帯グループにはウチの道場の人が多く、八回の中で五回がウチの道場の人が相手だった。
一般部で稽古しているU野君とY本君とはよく話はするが、今回が初めての手合わせで何気に楽しかった。(変?)
何点か失敗はあったが、腰痛は酷いことにならず、審査は無事?終了。
帰り際、先生に挨拶しに行くと、今回も気合いは誉めて頂いたが、型の緩急に苦言を頂戴する。
バランス… 緩急… 課題だなぁ。
16日 (月) : ペレ・リード選手が見たかったなぁ〜
何と腿の筋肉痛だ。
この筋肉痛は、昨日の補強審査でのスクワット100回が原因なのは明らか。
スクワット100回は普段の稽古でも取り入れられているし、稽古を休んでいたわけでもないのに筋肉痛になることはなかったハズだ。
普段いい加減にやっていた自分が恥ずかしいし、審査だからってキチンとやっちゃう自分も嫌いだなぁ。
猛反省!
昨日の夜中に放送された「K−1 WORLD GP 2003 in パリ」をビデオ観戦。
去年のパリ大会のバンナ選手vsハント選手の凄い試合と比較しちゃうからか、あまり面白く感じられない。
イグナショフ選手の力強さとマイヤー選手の再びの蹴られっぷりが印象に残る。
17日 (火) : まぁ、失礼ってわけじゃないし…
新しい資格の辞令式があり、本社へ行って偉い人の話をだらだらと聞く。
寝てはいけないと約三時間必死に耐えた後、各人に社長から辞令が手渡しされる。
社長との接近遭遇は初めてなので、ちょびっと緊張。
皆と同じく「ありがとうございます!」で一礼し、辞令を受け取る。
式が終わって一杯飲んでいる時に、同じ部署のS藤さんが「礼、かっこ良かったよ!」とニコニコしながらボクに言う。
「ん?」 また、やっちまった?
社長の前で十字を切ってしまったようだ…
不動立ちで立っていたのが敗因だなぁ。
そういえば、ここのところ稽古にスパーリングがない。
先週は審査前だからなぁと思っていたのだけども、今日もスパーリングはなし。
先週同様、今日もガード無しの相手にパチンと当てる攻撃の稽古。
バランスは相変わらず問題なのだが、蹴り足を戻すのが遅いのもどうにかしたい。
今日は、それにワンツーからの中段蹴りのバリエーションが追加された。
ワンツーからパンチを引き左足を踏み込んでの右中段蹴り、パンチを引きスイッチしての左中段蹴り、パンチを引かず右足を踏み込んでの左中段蹴りの三パターン。
パンチを引いてからの攻撃がしっくりこない。
問題続出で、スパーどこじゃないかもなぁ!
今日はバックステップの稽古。
最初は単に一歩下がって元の場所に戻るステップ、次はそれに前蹴りの捌きを加えたステップ。
バックステップに右ストレートが加わると、腰は捻られているけれども腰が引け軸の左足が伸びきってしまっている。
単に前に踏み込んでいる時には気が付かなかったが、これは試合で突きが屁っぴり腰になるのと同じ状況だな。
最後は左足を後ろにバックステップし踏み込んで右下段蹴り。
身体が制御できていなくバランスが悪くて、これは試合中にコケそうになるのと同じ状況だな。
今日のスパーリングは、一方の攻撃が左右の内股、右前蹴り、左中段蹴りのみの約束スパー。
(もう一方は、技の制限はない。)
これはカウンターの意識を高める受けの稽古。
内股でのカウンターは普段も意識しているが、前蹴り、中段蹴りでカウンターを取ることを意識したことはない。
カウンターを意識し過ぎて普通のガードが甘くなり、T谷君から上段蹴りを食らう。
不器用な自分に呆れるが、今に見てろよ!
テレビ朝日でやった「虎の門」は、とっても面白かった!
かつての世界チャンプの輪島さん、石松さん、平仲さん、竹原さん、畑山さんが熱くボクシングを語る。
五人のシャドーには、真夜中なれどゾクゾク。
21日 (土) : 今年初めて蚊に刺される!
母の日が試合、父の日が審査だったので、大幅に遅れちゃったけど、プレゼントを持って山梨の実家に行く。
お腹が一杯になる。
十日程前から腰の調子が悪く、だましだまし稽古を続けていた。
家で腰のストレッチをしてから稽古に行ったのだけれど、今日は基本稽古の三戦立ちからして腰が重く感じる。
基本稽古、移動稽古、シャドーと続き、次のミット稽古でミットを持ったが腰が辛くて立っていられない。
今回はやっちまった瞬間は明確にはわからなかったが、ギックリ腰と全く同じ症状。
一昨年が六月、去年が三月、今年が六月と、これで腰のトラブルは三年連続だ。
とても恥ずかしいことだけど、稽古は途中で抜けさせてもらう。
稽古中にもかかわらず、腰をマッサージしてくれた先生に感謝!
ボクシングのダブル世界戦をTV観戦。
まずは、WBC世界ミニマム級のホセ・アントニオ・アギーレ選手vs星野敬太郎選手。
最終ラウンドまで、「こりゃ、いける!」と思っていたのに、チャンピオンの一発パンチの大逆転にはびっくり!
世界戦に嫌われながらも三十過ぎてもがんばっている星野選手に勝たせてあげたかったが、試合内容は誇れるものだったと思う。
一方、WBC世界スーパーフライ級の徳山昌守選手vs川嶋勝重選手も白熱した良い試合だった。
っていうか、徳山選手には良い試合を望んでいたのではなく、簡単に勝ってもらいたかったなぁ。
川嶋選手のがんばりを褒めるベキか?
ここ数日、お腹の苦しさや暑さを我慢してコルセットと着けて過ごしていたので、腰痛は大分和らいできた。
んでも、朝起きてからの数時間は腰が重苦しく、座ってでないと靴下が履けないくらい。
毎週水曜日の夜は、道場にYZ治療院(ちなみに「YZ」とはYAZAWAの略らしい)の酒井先生が出張治療しに来てくれるので、見てもらう。
診察してもらい、まず最初の針では腰から足にかけて刺激が走り、身体中から汗が噴出す。
次に肩から腰にかけて揉んでもらうが、肩甲骨の裏あたりが予想外に痛い。
最後に腰を中心に身体を捻ってもらい 「ボキッ!」、何だかスッキリした感じだ。
掌底付けもできるし、前後開脚もできる。
このまま稽古に突入しようかなぁとも思ったが、明日の朝の寝起きの状態が不安なので、今日のところは我慢する。
この前の昇級審査は、無事、合格していた。
自分が緑帯になっちゃっていいのか?っていう不安は残るが、合宿も近いことだし、景気付けに新しい道着を購入する。
27日 (金) : いきなり、猿臂でブロック割り?!
全世界空手道選手権大会の日本代表選手が決定した。
何となく手薄な日本勢という感じか否めない中、正道会館の子安慎悟選手の出場が嬉しい。
ウチの支部からは、先の全日本ウェイト制中量級で準優勝した野加久詞選手一人。
(ニュージーランドからの代表ってことで、内弟子のトロイ・フリーマン選手も参加するので計二人。)
今日のフジテレビ「SRS−DX」では、全日本ウェイト制の模様が放映される。
重量級、軽重量級の数試合のダイジェストだったが、試合うんぬんよりも観客の少なさが気になった。
四年に一度の世界大会、日本選手がどうこうって前に、まずは盛り上がって欲しいなぁ。
試合や審査お疲れ様ということで、今日は昼間から道場の上半期打ち上げ宴会。
本当は午前中の稽古に出て汗を流してから美味しくビールを飲もう!って考えていたんだけど、土曜日にテーブルの上の物を取ろうとした瞬間に腰に痛みが走り、腰痛がぶり返しちゃったので稽古は欠席。
稽古の終わりのタイミングを見計らって道場へ行き、出席予定でない人を誘いまくる。
先生と夜間部のおじさん連中の飲み会な感じで宴会が始まるが、途中ポツポツと若者も集まり出して賑やかになる。
どうも若者は二次会のカラオケがメインだったようで、一次会は待ち合わせの場所のつもりだったようだ。
カラオケは、完全に若者に乗っ取られる。
サスガにガガガSPは一緒に歌えないが、ブルーハーツならおじさんだって歌えるぞ!などと意地を張り、楽しく過ごす。
夜中まで十時間近く飲み会は続き、見事にK−1を見過ごす。 あーぁ
一日遅れで「K−1 BEASTU」をTV観戦。
プロレス大好きのボクにとっては、たまらない内容だった。
モンターニャ・シウバ選手に、TOA選手に、バタービーン選手とナイスなキャラのオンパレード。
プロレスラーよ、キャラ負けするな!
んで子安選手、K−1 JAPANの次は、KARATE JAPANだ!
今週末は、WORLD MAXかぁ…
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