2003年1月
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今年もよろしくお願いしまーす!
山梨の実家で謹賀新年。
弟親子を交えてのお正月は初めてで何となく嬉しい。
味噌味のお雑煮はここでなければ食べられない。
結婚後最初のお雑煮が澄まし汁でビックリしたことを思い出す。
ハピネス・レコードのコンピ「TOKYO BOSSA NOVA」を購入。
31組の日本インディーズ・アーティストによる大共演だ。
ボサノバって良い雰囲気なのか、唄が下手なのか微妙なところが気持ちいいなぁ。
新日本プロレスのドーム興行のTV放送は昔のビデオが中心の構成。
(それにしても、二試合かぁ〜)
前田選手vsアンドレ選手のガチンコマッチの画質はウチのビデオの方が…
今日は仕事始め、そんで奥さんの誕生日だ。
会社帰りにSOGO地下のコージーコーナーでケーキを買ってから帰宅。
ささやかなお誕生祝い。
次は「不惑」のお祝いだなぁ。
7日 (火) : 昔、昔(ふたむかし)
土居良一さんの「過去からの追跡者」を読み終える。
土居さんの小説は「カリフォルニア」に続いて二冊目、と言うよりも初めてに近いかなぁ。
「カリフォルニア」を読んだのは大学生の時でもう二十年近く前のこと。
内容はおぼろげだけれど、この「過去からの追跡者」のような近未来小説ではなかったはずだ。
今度実家に帰ったら、探し出して再読しみよう。
会社を休んで病院へ。
二年程前に顎に「粉瘤(ふんりゅうっていうおでき)」ができ手術して取ったのだけれど、左の耳朶にもあった小さなヤツも一緒に取るということになっていた。
ところが手術が辛過ぎて耳朶のは取らないまま現在に至っていた。
最近ちょっと大きくなって気になり始めていたし、仕事にも余裕があったので、ここで取っちゃうことにした。
今日は検査だけで、来週の火曜日に手術を予約。
痛いかなぁ?
実は今日は稽古始めだったが、検査や何やかやで気分が乗らずお休み。
「PRIDE」を主催するDSEの森下社長がお亡くなりになった。
一番最初にこの記事を目にしたのがSRS−DXの掲示板だったし、今朝の新聞でPRIDE−GPの記者会見記事を読んだばかりだったので信じられなかった。
自殺だなんて哀しいしとても残念だ。
森下さんはK−1の石井館長と共に格闘技ブームの牽引者だった。
(今では完全に定着している!)
石井館長が一歩退いた今、森下さんが負う役割はとっても大きかったのになぁ。
(代わりは猪木さんを差し置き、今こそ日明兄さんが立ち上がるベキだ!)
心からご冥福をお祈りします。
モン8を聞きながら気合いを入れて道場へ。
道場のドアを開け、「押忍!」と普段より大きな声で新年一発目の挨拶。
指導の先生から大山総裁が篭ったことで有名な三峰山での正月寒稽古の話(滝に打たれたそうだ… 寒そう…)などを聞いた後から稽古。
久々とあって流石にキツかったけれども、気持ちの良い汗がかけたし、大きな声も出せたので気分もスッキリだ。
力の入り過ぎは相変わらずのようで、もう長いこと注意され続けているなぁ。
そろそろ何とかしなきゃ。
ってことで今年のテーマは、「緩急!」。
吉幾三さんのCMの唄が耳についてしまった。
気が付くと鼻歌してたりする。
「住み慣れた〜我が家に〜花の香りを添えて〜
優しく育った〜樹木香りも入れて〜
この町で一番〜素敵で暮らした〜い〜
リフォームしようよ〜新日本ハウス〜♪」
今日は稽古の変化にちょっと戸惑う。
基本稽古では、それぞれの技の最初に行う確認動作が四本から六本になり、突き、受け、手刀、蹴りなど区切りに「のがれの呼吸」、「息吹」(どちらも独特の腹式呼吸法)をやるようになった。
移動稽古でも区切りにのがれの呼吸。
そう言えば、呼吸って全く意識していなかった気がするなぁ…
今日手間取ったのは、新しい(ってかボクにとって初めての)移動稽古。
騎馬立ち前進での肘打ち+裏拳、裏拳する時の引き手が難しい。
中学入学と同時に入門してきた中学二年生のH君の背丈が急に伸びてボクと同じくらいになった事に驚く。
明後日に手術するので、また十日くらい稽古に参加できないなぁ。
夜には年末から延び々々になっていたカニ鍋の宴。
忘年会の予定が新年会になってしまった。
義母、義弟夫婦と一緒に美味しくいただく。
子安神社で初詣。
ここで結婚式もしたし、道場からも一番近い神社なので頼りにしている。
前厄ってことのようだけど、
今年も良い年になりますように!
「極真館」の全体像が見えてきた。
館長は盧山初雄師範、数見肇師範は千葉支部長。
副本部長になられた前福島支部長の岡崎寛人師範に型を指導してもらいたかったなぁ。
(去年の合宿での岡崎師範の指導は緑帯以上でした…)
会社を休んで耳朶の粉瘤の切開手術。
今回は麻酔もちゃんと効いて前と比べて楽だったけど、手術中はドキドキのし通しだった。
それというのも、担当してくれたお医者さんは経験が浅いようで、横にいた先輩先生の指示を受けつつの手術。
「そこ逆!」とか「もっと浅く!」とか… オイオイ、シンパイニナッチャウヨ!
聞いていた手術時間を大幅に越えていたようで、途中で痛みが激しくなり麻酔を追加してもらった。
何はともあれ手術は無事終了したが、まだ手術後の耳朶は見ていない。
変な形になっちゃってたらどうしよう?!
でも、まぁ、いいかっ。
病院で消毒してもらってから四日半振りに出勤。
耳周りにガーゼを着けているので多くの人に状態を説明しなきゃならなかった。
段々と説明が上手くなる自分が可笑しかった。
今日も病院で消毒してもらってから会社。
お風呂に入っても首より上が洗えない。
たまらず、水のいらないシャンプー「フレッシィ」ってのを買って使ってみる。
び、微妙だ…
飛鳥部勝則さんの「殉教カテリナ車輪」を読み終える。
絵画を作品の主題や意味だけでなく作品が作られた理由や意味を探って歴史の中に芸術を跡付けるイコノロジー(図像解釈学)っていうやつとミステリーの解読が同時に進行する。
珍しく作者が書いた絵付き。
病院で消毒してもらい速攻で帰宅して、e+にてザ・ハイロウズ(2月23日八王子市民会館)のチケット購入をトライ。
開始から二十数分しか経っていないのに、連席のチケットは取れず、結局一枚だけ購入。
チケットが取れたってことで、慌てて最新CD「angel beetle」を買いに行く。
(去年も同じような行動をしてたような気がするなぁ… 「HOTEL TIKI−POTO」)
今回のは想像力をカキタテラレル曲が多い。
中でも”アメリカ魂”(ちょとミニモニ風だぴょん)が特に良いなぁ。
甲本ヒロトさんは同い年、彼の元気一杯な姿を見ると「まだまだ、いかすぜOK!」ってな気になってくる。
爆走数取団はめちゃめちゃ面白い、夜露死苦!
白川道さんのデビュー作「流星たちの宴」を読み終える。
白川さんの小説は、順番が違っちゃったけど「海は涸いていた」、「カットグラス」に続いて三冊目。
株相場を題材にした自伝的なハードボイルドで、主人公の勝負に対する姿勢がとてもかっちょ良い。
物語が唐突に終わる感じがするが、余韻が楽しめる構成になっている。
「アラビアの怪人」ザ・シークさんがお亡くなりになる。合掌。
病院で消毒してもらい、会社に向かっている途中に貴乃花関の引退を知る。
「引退するだろうなぁ」とは思っていたけど、とっても寂しい。
一昨年の五月場所千秋楽、両国国技館で最後の優勝姿を生で見れたことが思い出深い。
ホント、あの相撲には「感動した!」。
貴関がまだ貴花田だった頃の藤島部屋の活気にあふれた若い力士達が大好きだった。
貴花田、若花田、貴闘力、安芸乃島、貴ノ浪…
去年は一番好きだった貴闘力関が引退し、今残っているのは安芸乃島関と貴ノ浪関。
是非、二人には頑張ってもらいたいなぁ。
んでも、二人とも黒星先行…
22日 (水) : 歯を抜くこともバッシと言う
今日は抜糸してもらうってことで、ようやく思い切り洗髪できるし、稽古にも復帰できるって朝からウキウキしていた。
縫ってもらった糸が細かったとのことで、お医者さんは抜糸に苦労している模様。
まぁ痛いわけじゃないから問題はない。
問題はその後だ。
抜糸した傷跡にイソジンで消毒しガーゼで覆った後、「様子を見るから明日も来てね。ちょっと濡らすのも待って。」とのこと。
あーぁ、稽古復帰は週末だなぁ〜
抜糸後の傷も病理の方も「問題なし!」ということで粉瘤は晴れて全快。
朝から降り始めた雪は病院を出る頃にはもう大分積もっていて、乗ったバスがなかなか進まず、途中で降りて駅まで歩く。
会社が終わって帰宅してスグに雪かきをやっつけて、今日のメインイベントのお風呂。
10日振りの洗髪はとっても気持ち良くって、気分もスッキリ!
「FRESSY」君、今までありがとう!
やっと稽古に復帰。
ナンと年が明けてから三度目の稽古… ト、ホ、ホ、
左耳にダメージを受けたくないので、右の上段蹴りに要注意!
今日は受け返しやミット打ちで茶帯一本線の大学生S山君と組むことが多かった。
S山君は全日本ウェイト制の選抜試合を来月に控えていて、少しでも役に立てばと気合いを入れて声をかける。
先生の指示でミット打ちにもいろいろなバリエーションが加えられて行く。
ミットを持つボクにとっても、(体現できるできないは別にして)「なるほどね!」とタメになる。メモ、メモ、
今日のチェックポイントは、膝蹴りでの体の開き方と左前蹴りでのノーモーション。メモ、メモ、
稽古後のバックでの確認中、思い切り下段蹴りしたら脹脛が攣ってズッコケる。
一回の稽古で身に付けばなぁ。
稽古。新しく入ってきた白帯の若者が二人。
基本稽古が終わり移動稽古の時に、先生から二人に基本動作の指導をするよう頼まれる。
一人は今日が二回目ということで、まず一番基本的な立ち方の三戦立ち(さんちんだち)から。
突き、受けも基本的なものを選んで指導したのだけれど、自分も基本にたち返ったようで新鮮だった。
スパーリングでは茶帯のKさんの下突きをレバーにくらい息が詰まる。
試合だったら一本負け、突きに対する受けの意識が甘いなぁ。
今日のチェックポイントは、サウスポーでのワンツー。
オーソドックスと同じように動けたら、幅が広がるなぁ。
タンパベイ・バッカニアーズがスーパーボール初制覇。
フットボールに関わらなくなって五年以上過ぎた今でも、(会社を休んでまでTV観戦ってことはないにしろ)午前中は経過が気になって仕方がなかった。
NFC断然有利のスーパーボールだけど、今回は(ボクのイメージでは)弱小チームのバックスと(ボクのイメージでは)最強チームのレイダース。
勝敗予想はハズレちゃったが、何か清々しい気分になりました。
それにしても… いっこ上のジェリー・ライス選手は凄い!
白石一郎さんの弟97回直木賞作「海狼伝」を読み終える。
時代ものに弱いボクでも、これは大丈夫でした!
信長の時代、船を愛する青年が対馬と瀬戸内の海賊衆の中で大人になっていく物語。
続編の「海王伝」も読まなきゃな。
会社で移動があり、働く場所が別棟の一階上になった。(三号棟四階から二号棟五階)
んで会社内を歩くコースもちょっと変わる。
今日は快晴、ふと窓の外を見ると遥か東に綺麗な富士山の頂。
やっぱ、富士山は最高だなぁ!
無性に近くで見たくなってきた。
(絶対、富士山は山梨の。)
今年初めての水曜夜間部での稽古。
もうズク二月だってのに、「今年もよろしくお願いします。」の仲間が多い。
本当はこのクラスがホームグランドのハズなんですが…
ミット打ちでの右ストレートから右中段蹴りのコンビネーションは大分良い感じ。
今日のチェックポイントは、左内股を蹴った後の体勢。
このままだと攻撃の繋ぎがうまくいかないし、体勢が崩れているので相手の攻撃も捌けない。
稽古の後、N旦那さん(何と夫婦で入門!)と雑談していると、ウチの会社と付き合いがありボクの職場にも来ることがあると判明。
思わず名刺交換。(笑)
梁石日さんの「Z」を読み終える。
戦慄だぁ。
電車の乗り換えの階段で隣のオジサンが口笛を吹いている。
結構、大きな音。
フフフフ↑フー↓ フフフフ↑フー↓
なみだに は〜 いくつも の〜
フフフフ↑フー↓フ↑フー↓
おもいで が〜 あ る〜
フフフフ↑フー↓ フフフフ↑フー↓
こころに も〜 いくつか の〜
フーフーフー↓フー↑フー↓
き〜ず〜も〜 あ〜 る〜
ご存知、吉幾三さんの「酒よ」だ。
心の中で一緒に唄う。
フフフフ↑フー↓ フフ フフ↑フー↓
ひとりざ け〜 てじゃくざ け〜
フフフフフフフフフー↑
えんかをききながら〜
おっと危ない、代わりに口笛吹いちゃうとこだった。
近頃、演歌が心にシミル。
ヤバイか?
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