2002年12月

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1日 (日) : いじめっ子対策

今回は昇進審査を受けないので、新しく入って来た入門者に基本動作を教える役目がちょくちょくまわってくる。
今日は稽古三回目の中学一年生に基本稽古と受け返しを教える。
身体は小さく元気がないので、思わず「学校でいじめられてるの?」と聞いてしまう。
でも、返事は「そんなことないよ」とのこと。
単純にも、いじめっ子に仕返しをするために入門したんだと勘違いしちゃいました。

2日 (月) : 車内保温

12月ということで、いろんなところで冬モードだ。
乗り換えの川越線(八高線)のドアは、来年の3月末まで半自動(電車のドアが自動で開かず手やスイッチで開ける)になった。
カッチョ悪いけど、交換で停車時間が長かったりするので車内保温には最高!

4日 (水) : 年内の目標

今日の稽古は、やけに参加人数が少ない。
自分と同じ黄帯の大学生K君と白帯二人の計四人。
こういう時こそ、先生に重点的にチェックしてもらえるチャンス。
注意してもらったポイントは、スパーリングで相手の攻撃をさばいた後の重心の置き方。
後ろに重心を置く傾向があるようで、自分自身で次の動作をしづらくしているようだ。
爪先立ちで踵を上げボクサーのように前屈みで構えると、身体のバランスも崩れにくく動き易い。
この体勢を自分のものにすることを年内の目標にしようと思う。

5日 (木) : またまた「Soul Source」

今度は、JB!
カッチョ良い、FPM!
Fantastic Sex Machine!

6日 (金) : S山君

今日の稽古は、いつもの先生が風邪でダウンってことで、代わりに茶帯一本線(次は黒帯)のS山君が指導。
彼はこの春に大学生になったばかりなので、おやじ率が高い夜間部では、指導している彼が一番の年下。
やり難かっただろうなぁ。
スパーリングでは、課題である重心の置き方と右脇のガードに気を配る。
意識し過ぎで攻め込まれる場面が多く、ちょっと落ち込む。

7日 (土) : あ〜ぁ、セフォー

TVでK−1GPを観戦。 試合はどれも面白かった。
サップ選手に二連敗を喫したホースト選手が棄権による敗者復活で優勝したのだけれど、ホースト選手の気持ちの強さに感動した。
応援していたセフォー選手の怪我による敗戦は残念だった。
蹴り足の脛が相手の受け足の膝に当たってしまい、運悪く攻撃側がダメージを受けるということはよくあること。
自分も前回の試合前にこのパターンで左足の脛を怪我してしまい、とっても痛かった。
でも、アーツ選手との一回戦の判定が微妙だったので、まぁいいか。

8日 (日) : 過去を持つ男

白川道さんの「カットグラス」を読み終える。
四十代、五十代の過去を持つ男がその過去を清算する物語が五編。
どの話もそれなりに面白かったけど、長編の方が良いなぁ。

今晩は、これから「パルマ vs レッジーナ」。
山梨出身のボクは、当然、ヒデを応援。

9日 (月) : 出動!

マンションの雪かき隊隊長(自称)なので、会社から帰ってスグに作業。
作業も終わり良い感じで身体も暖まっていたので、その勢いで稽古に向かう。
普段の月曜日はあまり稽古へは行かないのだけれど、昨日は審査でお休み、水曜日はライブで欠席なので、どうしても今日稽古しておきたかったのだ。
稽古中初めて掌がつっちゃったんだけど、多分それはスコップを握って作業していたのが原因。
スコップを握る筋肉と正拳を握る筋肉は違うんだなぁと実感する。

10日 (火) : 「ランニング・オン・エンプティー」

藤原伊織さんの「雪が降る」を読み終える。
切ない大人の物語六つの短編集で、週末に読んだ白川道さんの「カットグラス」に似た雰囲気。
昔の恋人の息子に出会う短編「雪が降る」の中で思い出の映画として「ランニング・オン・エンプティー」っていうのが出てくるんだけど、映画に疎いボクは当然見たことがない。
大好きなJackson Browneの同名のライヴ・アルバム「Running on Empty」は、今でも年に数回は聞きたくなる。
関係があるのかないのか解らないけれど、映画の方も見てみようと思う。

11日 (水) : ライブの方が…

奥さんと二人でorange pekoeのライヴ ”Golden Drop”を見に渋谷公会堂へ。
現場に着いて思い起こせば、本人の顔写真すら見たことがない…
こんな事は初めてだぁなんて思う間もなく、一曲目「Honeysuckle」のサンバのリズムでいきなりノリノリ。
スペシャル・ライヴということで、バンドにはホーンセクションだけでなくストリングスの方々もいて、多人数が作り出す音は圧巻だった。
クリスマス間近企画でorange pekoeの二人だけで「星に願いを」をデュエットしたのだけれど、しっとりとスウィングしていてこういうのも良い。
儚く脆くて強い想い〜♪♪ トモジさんの唄はライブの方が詩が伝わるなぁとしみじみ感じる。

13日 (金) : 風邪…

今年の冬は絶対に風邪をひかないっていう妙な自信を持っていたんだけど、一昨日の夜くらいから段々と怪しくなって、昨日はとうとうノックアウトされた。
今日の夜は、早い時間の稽古に参加して、その後学生時代の友人達との忘年会に合流しようって考えていたのに…
今頃は飲めや唄えや状態なんだろうなぁ、残念、ざんねーん!

14日 (土) : 様々な努力

午前中からマンション関連の打ち合わせ。
泥棒さんの仕事も年々進化しているようで、それに対応するための補助鍵をつけようということになった。
どんな業種の方々も日々努力しているんだなぁと感心する。

15日 (日) : 撤回

辰吉丈一郎選手の三年四ヶ月振りの復帰戦。
試合会場は大阪で行けないし、生放送もないので気を揉みながら結果を待っていた。
長州力選手などかつて大好きだった選手でも、引退を撤回して復帰した選手には良い気持ちがしない。
でも、辰吉選手の場合はちょっと違うんだなぁ。
身体は心配だけど、気の向くままにボロボロになるまでとことんやって欲しい。
で結果は6回TKO勝ち、深夜のTV放送が楽しみだ。
来年には世界チャンピオンに復帰?

16日 (月) : セーン選手の気合い

馳星周さんの「虚の王」を読み終える。
渋谷の若者のこれもまた救いのない物語。

昨日の辰吉選手の試合をビデオで観戦。
ノーガードで挑発してスウェーでかわすなど徐々に辰吉選手らしい動きが甦り、復帰戦ってことを忘れさせてくれる。
試合が動いた5回の攻防にはぞくぞくした。
左フック、右ストレート、左ボディーのコンビネーションで攻めるに辰吉選手に対し、声を出して耐えるセーン・ソー・プルンチット選手。
辰吉選手にではなく、セーン選手の気合いに感動したのだ。
逆に、この5回で決められなかったことがブランクか?と今後にちょっと不安を感じる。
一方、イベンダー・ホリフィールド選手は負けちゃったようだ。
んでも引退しないんだなぁ、よしよし。

17日 (火) : 新人賞

プロレス大賞が発表された。
話題を独占したボブ・サップ選手が初の外国人の大賞受賞。
サップ選手は、対中西選手、対グレート・ムタ選手と二試合しかプロレスしていないのになぁ〜とちょっと違和感を覚えた。
まぁ、他の候補者として吉田選手やノゲイラ選手の名前が挙がっていたので、総合格闘技を含んだ範囲で選出したのだと納得した訳だけれども…
来年は更に頑張ってもらって純粋なプロレスラーに受賞して欲しいし、ゴールドバーグ選手みたいに凄い日本人レスラーが出てきて欲しい。
一方、小笠原和彦選手の新人賞受賞は嬉しかった。
年明けに橋本選手に喧嘩を売っちゃった時にはどうなることかと心配していたけど、今のところはプロレス界で良い感じに活躍している。
いつかは… 小笠原先生が道着の上にチャンピオンベルトをしている姿が見たい!

18日 (水) : 「世界一強い女。」

注文してあった女子軽量級世界王者の江口美幸先輩の著書「世界一強い女。」を稽古前に受け取る。
嬉しいことに、本人のコメント入りだった。
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
 プロレス好きなんですってね。
 実は私も去年プロレスラーに
 ならないかと言われたんですよ。
 断りましたが、やるんだったら
 黒いレザーの水着で、ヒールの
 レスラーでやりたいです。
 こんな感じの。↓
 (イラスト入り)
 セクシー系ですね。
         えぐちみゆき
 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どの団体からの誘いだったのか、非常に気になる。
藪下めぐみ選手と付き合いがあるみたいだから、Jd’か?

19日 (木) : わさび?

茨城の親戚から納豆を頂く。
今回は、普通のやつ、蕎麦の実入り、大麦入りの三種類が入っていた。
前にもらった沢庵入りの納豆は美味しくて癖になりそうだった。
蕎麦の実入りを選び開けてみると、薬味として「からし」ではなく「わさび」が入っている。
この場合は「わさび」が合うんだぁと感心して食べてみると、慣れていないせいか爽やか過ぎ、納豆独特のねちょねちょ感がなく物足りない。
次は王道の「からし」でチャレンジしてみよう。

20日 (金) : あ〜ぁ、徳山

星野選手が惜敗したのを見て道場へ。
今日は皆に迷惑をかけるかっちょ悪い失敗が多かった。
まずは基本稽古の号令でドジ。
五十本の上段蹴りで帯順に十本ずつ交代で号令をかけたんだけど、ボクの番でリズムを乱しちゃって(一テンポ遅れる)最初からやり直し。
実は前回も同じ失敗をしちゃってて、ここのところ二連敗中。
次も失敗しそうな気がしてならない…
稽古終了後の掃除の時には不注意な失敗。
道場の床にはマットが敷いてあり、洗剤を撒いて乾拭きする。
今日はいつもの洗剤とカビ取りハイターを間違えて撒いちゃって、道場にプールの匂いが漂った。
(形も似てたし、隣合わせでバケツに引っ掛かっていたんだよー!←言い訳)
明日の稽古の人、ごめんなさい。m(_ _)m
徳山選手は判定勝ちかぁ。
とりあえず一安心だなぁ。

21日 (土) : 無礼講

いつもの居酒屋さんで道場の忘年会。
とりあえず、無礼講。
皆、飲む量、食べる量が凄く、つられてスグに酔っ払う。
んでも、明日の午前中には稽古があるので、一軒目で解散。

22日 (日) : 今日もドジ

今日もドジ。
普段はメガネをしているんだけど、稽古前に外して稽古後の掃除前に着ける。
メガネは道場隅の棚に置いてあり、その棚の上にはラジカセを乗せるために板が出っ張って敷いてある。
急いでメガネを着けに戻ったときに、その板の角に額をぶつけて流血。
怪我は大したことなかったけど、稽古中以外の怪我はかっちょ悪いし、精神的にダメージが大きかった。
あーあ

今週の「ご先祖さまはスゴイ人!」が大山総裁っていうことで、「笑っていいとも増刊号」をビデオに撮って見る。
お孫さんはやんちゃ盛りだ。

23日 (月) : 吉田茂

寺林峻さんの「吉田茂 怒涛の人」を読み終える。
今月初めにフジテレビで放送された「独立50周年スペシャル2002年ニッポン再挑戦」で吉田茂さんに興味を持ち、何か読んでみようと思ったのだ。
今まで吉田さんについては外見のイメージしかなかったのだけれど、知れば知るほど凄い人だ。

24日 (火) : クリスマス

ケーキだけ。

25日 (水) : さよなら、ジョー

明後日はライブで稽古に参加できないので、今日が今年最後。
指導の先生にジョー・ストラマーの訃報を伝えると、知らなかったようでとてもショックを受けていた。
先生もパンクの洗礼を受けた世代でCLASHの大ファン。
そういえばジョーが亡くなった日曜日の稽古後には、偶然にも道場に「Sandinista!」が流れてたなぁ。
急遽ジョー・ストラマーの追悼稽古ということになり、”Straight to Hell”を聞いてから稽古が始まる。
今日は、いつもよりちょっと多く気合いを入れた。

今年は怪我が多かったけど、空手に限ると良い一年だった。
来年も頑張ろうっと!

26日 (木) : 良い味

北森鴻さんの「屋上物語」を読み終える。
デパートの屋上で数々のちょっと悲しくてやるせない事件が巻き起こる。
事件を解決するうどんスタンドのさくら婆ァが良い味出している。

27日 (金) : PMA

KEMURIの今年最後のライヴを見に赤坂BLITZへ。
心配していたのだけれどボクよりも年齢が上らしき人もいて一安心。(父兄かも)
まずは、対バンのPOTSHOTが登場。
KEMURIと似たような構成のスカコア・バンドで、これもまた楽しい。
バンド入れ替えの時に会場に流れていたのはツートーン時代のスカと初期パンクが中心。
"London Calling"が流れてきた時にはゾクゾク、合掌!
で、KEMURIの登場。
熱い、熱い、熱い、とっても暑い!
若者に混じって大騒ぎすることはできず(したいけど)、安全な会場の後ろの方にいたんだけど熱気がビンビン伝わってくる。
特にセカンド・アルバム「77days」からの曲("PMA"とか)の盛り上がりは最高だなぁ!
二曲演奏された新曲(どっちも日本語の歌)も良かったなぁ!
たくさん気合いをもらったので、来年も気合入れてこ!

28日 (土) : 納める

仕事納めで会社の大掃除。
会社の大掃除は苦手だ!
数年前、窓ガラスを拭くのにガラスマイペットとスプレーのりを間違えて怒られたことを思い出す。

仕事に限ると、例年に比べ今年はもの足りない一年だった。
新製品に関わらなかったってのが大きいなぁ。
来年は凄いのを一発…

29日 (日) : 今年のベストは?

今年発売されたCDを聞きながら「自分ベストは何かなぁ〜?」などと考えつつ大掃除。
海外だったら、SANTANAの「Sharman」か?
Bruce Springsteenの「The Rising」か?
などと迷うところだけれど、これじゃ中学生の頃と同じになっちゃう!
ってことで全然話題にならなかったけど、ラウンジのオムニバス「blanco y negro」だなぁ。
いろいろなコンピが出ている中、軽快で楽しくて可愛くて正に午後のお茶にピッタリの選曲だ。
レゲエだったら、BEENIE MANの「Tropical Storm」だなぁ。
ジャネット・ジャクソン始め、いろいろなボーカリストがフューチャリングされている流石のメジャー盤だ。
国内だったら、断然、orange pekoeの「Orange Plastic Music」だなぁ。
ライブも良かったな。
ってなことを考えながらだったので、明日も大掃除継続中。

30日 (月) : のほほん

大掃除も年賀状書きも終わり、やっと落ち着いた年の瀬だ。

ここ数日頻繁に今年のサッカー界の総括的なTV番組をやっていてよく見ている。
ボクにとっても日本でワールドカップが開催されたということは大事だった。
もちろん、日本代表の活躍はとても嬉しかった。
それ以上に嬉しかったのは、中学生の頃から「一度は生でW杯を見てみたい」という長年の夢が叶ったことだ。
日本初勝利の日に仙台で行われた「メキシコvsエクアドル」というめちゃ渋い(笑)試合だったんだけど。
「ブランコ選手がカニ挟みドリブルしないかなぁ」とか「カビエデス選手がゴールしないかなぁ」とか「カンポス選手が突然出たら嬉しいなぁ」なんてドキドキし通しの夢のような時間だった。
あー、楽しかったなぁ。

31日 (火) : 確認は大事だなぁ〜

杏林大学病院へ友人のお見舞い。
ところがちょっと前に外泊で家に帰っていた。
そりゃー、大晦日と元日は家族で過ごしたいもんな。

夜は前の会社の先輩宅におよばれ。
新築間近ということで、ここでの大晦日は最後だな。

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