2002年11月

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1日 (金) : いよいよ

いよいよ明日は第34回全日本空手道選手権大会だ。
明日は一、二回戦の96試合、明後日は決勝戦までの31試合が行われる。
かつてのチャンピオン数見肇選手と数見選手が出場していない前回、前々回と優勝している木山仁選手の決勝戦を期待する声が多い。
正道会館の加藤達哉選手や子安慎悟選手も注目。
ウチの支部から出場する三選手の試合もとっても楽しみ。
去年、夜間部の皆でお金を出し合ってウチの道場の先生の応援の旗を作った。
今回、その旗を張るのはボクの役目。
早めに会場に行って良い位置をキープしようっと!

2日 (土) : 全日本

寝坊して起きたら9時、乗ろうと思っていた電車は15分前に既に出発していました。(:_;)
特急「かいじ」に乗り千駄ヶ谷に着いたのが10時、会場入りしてスグに旗を張りホーッ。
木山選手の上段蹴り一本勝ちでトーナメントが開始。
残念なことにウチの先生も含め支部から出場した三名は全員一回戦負け。(:_;)
当然上位に食い込むと思っていた、応援していた御子柴直司選手、市川雅也選手が二回戦負けで重ねて残念。(:_;)
一番感動した試合は、正道会館の子安選手が40キロ近く重い近藤博和選手に上段蹴り技有りで勝った試合だなぁ。
数見選手の中段蹴り合わせ一本勝ちで一日目のトーナメントが終了しました。
明日の二日目は行かないような気がします…

3日 (日) : そりゃトラックボール

結局全日本へは行かず、ネットで結果を知る。
優勝 数見肇選手、準優勝 木山仁選手、三位 田中健太郎選手。
ボクらの試合で審判とかしてくれる田中選手の三位入賞が嬉しい。
まだまだ若いし将来が楽しみだ!

DVD付きのコンポが欲しくて奥さんと一緒に電気屋さんへ。
オーディオとかあまり興味が無いので、どれを選んでいいのかわからず今日は退散。
ついでにパソコンコーナーで遊んでいると、隣で奥さんの「このマウス重いよぉ〜」との声。
おいおい、そりゃトラックボールだよぉ〜。

4日 (月) : 炬燵準備完了!

池井戸潤さんの第44回江戸川乱歩賞受賞作「果つる底なき」を読み終える。

炬燵を準備。
炬燵で寝ちゃわないように気を付けないとね!

5日 (火) : エジプト

昨日TBSで放送された「超歴史スペクタクル!古代エジプトとは何か!?」をビデオで見る。
吉村作治教授の解説もわかり易く、再現映像もリアルで面白かった。
去年の春メキシコのチェチェンイッツア遺跡を訪れて自己満足していたのだけれど、エジプトも行きたい外国リストに加えなきゃなぁ。

6日 (水) : 「Beautiful Thing」

orange pekoeのシングル「Beautiful Thing」を購入。
発売日の今日ゲットしたのは、ライヴ・チケットの優先購入情報が入っているから。
ところが… その情報ってのはe+のURLで単なるプレ・オーダーだった。ト、ホ、ホ、
とは言え… 新曲は「やわらかな夜」ほどスウィングしていないけど、山田耕作さんなんかの古の日本の歌を彷彿とさせてくれる静かで美しい歌。
今の季節にピッタリだなぁ。
んで、チケットの抽選当たれば良いなぁ。

7日 (木) : たまらなく…

洗い物中、手が滑ってグラスを割ってしまう。
手から落ちて割れるまでの時間が短いけどたまらなくイヤだ!

野沢尚さんの「リミット」を読み終える。
野沢さんの小説は「破線のマリス」以来二冊目。
「破線のマリス」では主人公の女性がどん底な結末を迎え、救いのない小説だなぁと感じたけれど、今回は大丈夫。
敵の若者は「二人はともに土になる/何人かの人にはそれは悲しみ/法に平和がもたらされる/それこそがボニーとクライドの死」ってな感じの悪い奴。
主人公は子供を奪われた母親で、母性愛をバネに子供を奪回に向かう熱気が感動的だった。

8日 (金) : LT!

映画「エニイ・ギブン・サンデー」をTV鑑賞。
ストーリーは弱小プロ・フットボール・チームが一致団結して勝利するという単純なものだけれども、フットボール・シーンが多くて迫力満点。
それもそのはず、ディフェンス・キャプテンの”シャーク”役がNFL屈指のラインバッカーだったLTことローレンス・テイラー。
彼はアメフトだけじゃなく、WWFでプロレスもやっちゃう凄い奴。
ヒューストン・オイラーズの名クォータバックだったウォーレン・ムーン他も出演しています。
あと目を引いたのがハドル(プレイ前にQB中心にオフェンス陣が集まって行う作戦会議)のシーン。
ハドルの中って一種独特の興奮した雰囲気があって、それがジンジン伝わってきました。
来週の土曜日は母校のリーグ最終戦。
試合場は八王子市内で近いし久々に見に行っちゃおう!

9日 (土) : 次は来年の春

軽いアトピー持ちで、季節の変わり目にちょっと悪くなる。
今回は張り続けている湿布の回りが悪くなって皮膚科へ。
この病院とはもう15年くらいの付き合いで年に2、3回通っている。
先生は初老の女性、診察っていうよりも近況報告しに行っている感じ。
次に行くのは来年の春かなぁ?

10日 (日) : ジャケ買い

サンバのオムニバス「GOL!」を購入。
EMIのHEMISPHEREっていうレーベルのブラジル物で、このシリーズをお店で見かけるとついつい買っちゃう。
今回のはジャケットにペレ、サッカーにつながりの深い(らしい?)楽しい曲が新旧20曲収められている。
「BRAZIL BLUE」、「SAMBA!」、「YELE BRAZIL」…
ハズレなし。

11日 (月) : 刑法第三十九条

永井泰宇さんの「39【刑法第三十九条】」を読み終える。
刑法第三十九条(心神喪失及び心神耗弱とみなされた場合の犯罪の不成立及び刑の減免)をテーマにしたサスペンス。

12日 (火) : 徐々に…

足の具合は大分良くなってきた。
交互に足を運んで(普通に)階段を降りることをひとつの目標にしていて(情けない…)、これは今週明けにはクリア。
先週までは膝が90°以上曲がらなかったのだけれど、今は人並みになって電車の椅子にも座れるようになった。
膝が曲がらないと椅子に座っても足を投げ出す形になって、皆さんに迷惑をかけちゃうので遠慮していたんです。
ホント今回は腿の筋肉って普通の生活に重要なんだなぁって実感!

13日 (水) : 「ファイティング オブ ワールド・ジャパンプロレス」

最近は東スポを買ってもtoto予想が載っている木曜日だけというプロレス者としては恥すべき状況だけど、今日は気が付くと手に取っていた。
『やらせカッパはこいつだ!!』っていう電波少年モンモンについての一面が気になったのではなく、裏一面の『長州新団体「WJ」旗揚げに続き、藤田も新団体設立』が気になったからだ。
長州選手(選手ってのは違和感あるなぁ)の新団体は、「ファイティング オブ ワールド・ジャパンプロレス」っていう名前。
やっぱ「ジャパンプロレス」なんだぁ。
’84年から’87年にかけて長州選手中心に活動していたのがジャパンプロレス。
ちょうどその期間と大学卒業時期が重なり、アメフトをやっていてなまじ体力に自信があったもんだから、真剣に新弟子審査受けようかなぁなんて考えていたことを思い出す。
(東京スポーツ新聞社は受験票をもらっていたけれども祖父の葬儀と重なり断念。)
新日本プロレスの佐々木選手はWJに行くのかなぁ。
全日本プロレスには馳選手や盟友天龍選手がいるから手を組むのかなぁ。
猪木さんは何かアクションを起こすのかなぁと、今後がいろいろと気になる。
何はともあれ… 長州選手にも、藤田選手にも、っていうか全てのプロレスラーに頑張ってもらいたい!

14日 (木) : 死語

カラオケな日だった。
自分が松田聖子さんの「ハートのイヤリング」と杏里さんの「Summer Candles」を歌えないことが良くわかった。
今まで幾度となく聞いたハズなのになぁ〜
それに加えて「美容院」を「パーマ屋さん」と言うのはオヤヂであることも良くわかった。
まぁ、あんまり行ったことないからなぁ〜

15日 (金) : お手紙

中学時代からの悪ガキ仲間から副社長就任挨拶のビジネスレターが届く。
その会社ってのはプリント基板業界で大きなシェアを持つ一部上場企業。
今まで西日本統括部長かなんかで大阪在住にも関わらず年に数回ある宴会には律儀に顔を出してくれていた。
東京に戻って来て会い易くなりそうだけど、大会社の中枢ってことでそれどこじゃないんだろうなぁ。
不景気どん底な今、プレッシャーとか凄いんだろうなぁ。
なーんて人の心配をしている場合じゃない。
一般会社員のボクも充分に不景気を実感している。

16日 (土) : がんばれ!後輩

関東大学アメリカンフットボール連盟3部リーグに属する母校の最終戦を見に行く。
(ちなみにボクらの時代は2部リーグでした…)
場所は市内の杏林大学で、山を切り開いた中にあり紅葉真っ只中、んでとっても寒い。
試合中ウチのチームのサイドラインでスタイルしている(アメフトの装備をしている)選手は骨折している部員一人。
怪我をおして無理して出場している選手も多く満身創痍。
選手が治療でベンチに戻って来た時は、骨折君が代わりにグランドに出るという危機的な状況。
結局負けてしまったのだけれど、試合中は勝敗よりも無事に試合が終わることを祈っていた。
試合後、OBということで選手の前で「四年生、ご苦労様!」と挨拶。
実はこれから下位のエリアリーグとの入れ替え戦があるということを後で聞き、挨拶の内容がそぐわなかったと赤面。

貴志祐介さんの「天使の囀り」を読み終える。
貴志さんの小説は、「黒い家」、「十三番目の人格(ペルソナ) ISOLA」に続き三冊目。
どれも怖くて面白ホラー。

17日 (日) : 特リン

WRESTLE−1を見に横浜アリーナへ。
ひょんなことから数日前にロイヤルリングサイドのチケットを格安で入手した。
席についてみると前から二列目のめちゃめちゃ良い席、「特リン」っていう感じだ。
それに加えて初ゴールドバーグ、初サップでもうウキウキだった。
試合はどれも面白かったし、運営もスムーズでプロレスの世界にどっぷりの三時間だった。
<第1試合 SATA yarn − アブドーラ・ザ・ブッチャー>
 プロレス会場での「吹けよ風、呼べよ嵐」はもう最高!
 佐竹選手と石井館長の再会がプロレスだったってのと旧全日らしい選手がブッチャー選手だけってのが興味深かった。
<第2試合 ケンドー・カシン、THE APEMAN NIGO − ラ・パルカ、スペル・パルカ>
 宇野薫選手はプロレスがうまいし、楽しそうなのが好印象だった。
<第3試合 太陽ケア、カズ・ハヤシ − サム・グレカラス、ドス・カラスJr.>
 プロレス会場での「スカイ・ハイ」はもう最高!
 元極真サム・グレコ選手のボー・アンド・アローにはビックリした。
<第4試合 小島聡、馳浩 − マーク・コールマン、ケビン・ランデルマン>
 馳選手、ランデルマン選手をきっちり回してくれて嬉しかった。
<第5試合 橋本真也 − ジョシー・デンプシー>
 この試合前に蝶野選手が入場してきたのだけれど、彼の目にこの試合がどう映ったのかなぁ?
<第6試合 ビル・ゴールドバーグ − リック・スタイナー>
 お待ちかねのゴールドバーグ選手。
 相手のスタイナー選手もそうだけど一発々々が大迫力、もうアメプロ最高だ!
<第7試合 グレート・ムタ − ボブ・サップ>
 お待ちかねのサップ選手。
 プロレスはまだまだだけど、勝負を決めたあの身体でのダイビング・ヘッドバットは凄かった!

18日 (月) : そろそろ…

そろそろ足も問題なくなってきているので、今週中には稽古に復帰しようと考えている。
家で基本の動作をしてみると、突きや受けは普通にできる。
蹴りではちょっと違和感があるけど痛みはない。
稽古での不安は思い切りミットが蹴れるかどうかとスパーリングだなぁ。
何はともあれ楽しみだ!

19日 (火) : 無事、ゲット!

急いでCDを買って応募したorange pekoeのライヴ・チケットは無事ゲットできた。
奥さんも喜んでいるし今から楽しみだ! (^O^)/
ちなみに12月はKEMURIのライブもあるんだけど、そっちの方は一緒に行ってくれない。
以前のライブで生命の危機を感じ、それ以来懲りちゃったようだ。 (>_<)

20日 (水) : すすきの探偵

東直己さんの「探偵はひとりぼっち」を読み終える。
主人公「俺」は、飲み屋の臨時用心棒をしたり、ツケを回収したり、ギャンブルで儲けたり、葉っぱを栽培したり、ススキノで好き勝手に生きている。
ちょっとした空手の使い手で、格闘シーンでは足刀を得意にしている。
今回は、前の事件が少年救済だったし、恋人ができちゃってアツアツだし、ロバート・B・パーカーのスペンサー・シリーズみたいになっちゃうのかなぁ〜と心配したのだけれど大丈夫でした。
友人「マサコちゃん」を殺した犯人を一人で勇敢に追い詰めます。

今日は、次回の「LEGEND」で小川選手がヒクソン選手と戦う?とか、
長州選手の新団体「WJ」にかつての盟友谷津嘉章選手が加入したりと話題が多かった。
そんな中、小ネタ扱いだったZERO−ONEで元極真の小笠原和彦選手とジェラルド・ゴルドー選手が手を組むっていうニュースは嬉しかった。
二人とも自分勝手で抑えがきかない似たタイプの人なので、今から仲間割れが心配だ。
んでも… 二人の空手ルール対決も見たい気がする。

21日 (木) : ナニ、ナニ?

稽古に復帰しようと思った矢先に残念なニュース。
(信じたくないが)尊敬する盧山初雄師範が極真会館をお辞めになったと一部の新聞に報道されたようだ。
師範は古くからの大山総裁の弟子で、今では武道空手極真の象徴のような人。
師範が統括する埼玉中心の北関東の支部はどうなっちゃうんだろうか?
大山総裁の死去以降分裂を繰り返した極真がまた大きく変わっちゃうんだろうか?
ボクは殴る蹴るの格闘技としての空手よりも、武道としての空手を習得したいと考えている。
たとえ組織が変わっても、少なくとも空手そのものは変わらないでいてほしい。

22日 (金) : やっと復帰

約一ヶ月振りの稽古。
空手ができる嬉しさと稽古に対する不安で道場のドアを開ける時は緊張してしまった。
正座すると膝がちょっと痛んだけど、基本稽古からスパーリングまで何とかついていけた。
今日は稽古に参加するだけで精一杯だったけど、次からはきちんと目標を持って稽古に望もう!
明日はきっと筋肉痛だなぁ。
でも、それが嬉しくもある。

23日 (土) : 雷電ドロップ

安藤昇さんの「喧嘩空手一代 東海の殺人拳 水谷征夫」を読み終える。
「寛水流」空手の元会長である水谷征夫さんの伝記的な小説。
盛んに異種格闘技戦をしていた頃のアントニオ猪木さんに挑戦状を叩き付けた男として興味を持っていた。
結局二人は戦わずして和解しているんだけど、本では若い頃を中心に書かれていて、この件については触れられていなくて残念。
(「寛水流」の「寛」は猪木さんの本名「寛至」から取っている。)

サンダー杉山さんがお亡くなりになる。
心からご冥福をお祈りします。

24日 (日) : あぁ、ケン!

奥さんの従姉妹の結婚披露宴に出席。
場所は自分が初めて友人の披露宴の司会をした式場で、偶然にも同じ部屋だった。
十五年前の緊張を思い出したけど、今日は何の役目もないので昼間からだらしなく酔っ払ってしまった。

WOWOWでUFC40を見る。
KOの連続で面白い。
ケン・シャムロックは凄い男だ!

25日 (月) : ヤバイ?

楢山芙二夫さんの「夜を逃げる女」を読み始めるが50ページくらいで前に読んでいたことに気付く。
こういう事がたまにあるんだけれど、ここ数年頻度が多くなり、気付くまでに時間がかかっている気がする。
ヤバイか?

26日 (火) : ELO

ここのところ我が家の寝室のプレーヤーには、Electric Light OrchestraのCDが入っている。
ELOはビートルズ関連のプロデュースで有名なジェフ・リンを中心に据え、’70年代後半から’80年代前半に活躍していたバンド。
思い出がある訳ではないけれど、郷愁というか大げさに言うと「胸がキュン(死語)」とする曲が多い。
例えば、電話越しの声でボーカルが始まる’76年の「Telephone Line」。
『天才たけしの元気が出るテレビ』の「勇気を出して初めての告白」コーナーで流れていた’79年の「Confusion」。
聞き入っちゃって寝不足になりそうだから、そろそろCD交換しよう。

27日 (水) : いやぁ〜な前兆?

稽古。審査前なのだけれども稽古参加者の中に審査を受ける人がいないということで、早々に基本稽古も切り上げて受け返し、ミット、スパーリングという実践の稽古。
つまらない基本の反復稽古よりも面白いんだけど、時期が時期だけにちょっと不安になる。

28日 (木) : ワクワク

笠原靖さんの「ウルフ街道」を読み終える。
知らなかったんだけど、笠原さんは動物ものを得意とする作家らしい。
この小説はシートンの「狼王ロボ」を読んで以来の疑問究明の旅をする男の話。
シートン動物記やファーブル昆虫記や図鑑をワクワクしながら読んでいた小さい頃を思い出す。

29日 (金) : 盧山師範

既に昨日から報道されていたようだけど、今朝になって数見肇選手が極真会館を離脱したことを知る。
極真関係の掲示板では、盧山師範の離脱で数見選手も辞めるのでは?と噂されていたが、まさか全日本王者になったばかりの人がそんなハズはないと思っていた。
ショックで調子が悪い中、気を取り直して稽古に参加する。
みんな知っているんだろうけど、数見選手離脱の話題は出なかった。
信じたくないんだなぁ。

30日 (土) : 全然ダメ!

住んでいるマンションの総会で今年度の理事になってしまう。
面倒臭そうだけど、まぁ、順番だからしょうがない。

今年最後の第70回totoは、マルチ800円で5個外し。
結局、5個外しが一番良い結果だった。
去年は何回か当たり収支がプラスだったのになぁ〜
一年間続けてきた日刊式サッカーくじの方の結果は339位だった。
また、来年頑張ろうっと!

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