2002年10月
[前へ] [戻る] [次へ]
台風でビショビショだった。
坂東眞砂子さんの「旅涯ての地」を読み終える。
「死国」や「狗神」「桃色浄土」「山妣」などではどちらかというと古い時代の日本的な恐怖をドキドキしながら楽しんでいた。
この小説は13世紀のヨーロッパが舞台で、中世の人の強い宗教感と人間関係が描かれていて新鮮だった。
稽古の後、駅に置く道場の看板のデザイン案を見せてもらう。
松井館長を中心に本部の人達が黙想しているモノクロ写真の上に「真を極める」という紅い楷書文字。
渋くてカッコ良い。
奥さんと二人でbirdのLIVE ”−極上!−”で渋谷NHKホールへ。
最初はデビュー曲の「Souls」、舞台にはアフロのシルエットしか見えない
。
デビュー当時のトレードマークだった髪型に戻したのかなぁと思ったんだけど、そんなことはありませんでした。(笑)
春のツアーはライブハウスツアーってことでアッパーな感じの曲が中心だったけど、今回はホールツアーってことでバラエティーに富んだ内容。
特に、綺麗な照明が印象的だったなぁ。
何はともあれ楽しくて、「また行こう!」って思ってしまうライブでした。
今日は試合で使おうと思っているコンビネーションを意識して稽古。
1.右に踏み込んで左下段蹴り→右に切替して左下段突き→右下段蹴り
2.左に踏み込ん右に切替してで左下段突き(かフック)→右下段蹴り
3.ワンツー(左ジャブ、右ストレート)からの左内股か左ミドル(で極めで左上段)
4.左前蹴り→右後ろ蹴り
さて、本番で出せるかなぁ。
大相撲、PRIDE、パンクラス、K−1のTV放送があり、格闘技好きにはたまらない日。
K−1に後ろ髪を引かれつつも先輩夫婦と一緒に花火大会へ。
例年お祭りと一緒に夏に開催されるんだけど、今年はこの時期。
打ち上げ現場に近いスーパーマーケットの屋上駐車場が花火大会の夜は見物客に開放される。
スーパーで食べ物と飲み物を調達してマットを敷いて見物。
暑くないのでちょっと物足りない雰囲気だけど、綺麗なものは綺麗だ。
でっかい音の豪快な花火が、やっぱ好きだなぁ。
今日のスパーリングでは、先生に相手をしてもらう。
(当然だけど…)ガードできない蹴りが何本もあった。
ガードできない場合はスグに攻撃し返さないと審判員に悪い印象を与えてしまうんだけど、これが難しいんだなぁ。
ここ何日かでめちゃめちゃ疲れてしまい、午後は長めの昼寝。
昼寝のお供は、数日前に買った「サンボア」。
去年末に発売されたブラジル人とベルギー人のサンバ・デュオの’83年の作品。
軽快なリズムにやさしいボーカルでとっても気持ち良い。
第61回totoは、マルチ800円で3個外し。
四等で惜しかったけど、三等が千円だからなぁ。
仕事中、机の上にコーヒーをぶちまける。んなことが、年に三、四回ある。
瀬名秀明さんの「虹の天象儀」を読み終える。
「パラサイト・イヴ」、「BRAIN VALLEY」とはうって変わって、これは中篇のタイムトリップ・ファンタジー。
閉館時のプラネタリウムを舞台に、投影機を巡って不思議な物語が繰り広げられます。
タイムトリップものでは、広瀬正さんの「マイナス・ゼロ」や宮部みゆきさんの「蒲生邸事件」など素晴らしい作品が多いけど、この作品は小難しくないところが良かった!
会社帰り床屋さんに寄ってさっぱりして家に帰ったら、奥さんの髪の色がカラフルになっていた。
ボクシングに後ろ髪引かれつつ道場へ。
稽古前に新しい帯をもらう。
今までは単なる黄帯で今度のは銀色の線が一本入っている。
黒帯までは緑帯→緑帯一本線→茶帯→茶帯一本線→黒帯とまだまだ遠い。
ビデオでWBA世界スーパーバンタム級タイトルマッチを見る。
惜しくも佐藤修選手が初防衛に失敗したんだけど、挑戦者のサリム・メジクンヌ選手が強かったんだと思う。
最終ラウンドまでガードは固く、フットワークは軽く、冷静に相手のスキを見てちょっと変則的なパンチ。
とっても良い選手だ!
何回目かはおぼろげだけど、今日は結婚記念日。
毎年休みってことで10月10日にしたのに、いつの間にか平日になってしまった。
WBA世界ミドル級タイトルマッチ、ウィリアム・ジョッピー選手対保住直孝選手をTV観戦。
攻撃は多いけど逃げ腰なチャンピオンに対して、ガードを固くし低い姿勢・べた足で一発を狙う保住選手っていう不思議な構図。
TKO負けながらも常に勝ちの期待感があり面白かった。
試合中、観客席に新日本プロレスの中西学選手を発見。
ゲストはボブ・サップ選手ってことで、嫌ぁな予感。
で、結局絡んじゃったんだけど、まずはサップ選手の勝ち!
K−1ワールドMAXをTV観戦。
小比類巻選手、魔裟斗選手は残念だったけど、須藤選手の元気の良さがうれしかった。
村浜選手の試合は、もっと見たかったなぁ。
樋口有介さんの「誰もわたしを愛さない」を読み終える。
この人の小説は期待を裏切らないし、読後爽快感がある。
東京スタジアムに安貞桓選手を見に行く。
ワールドカップ以降、久々のサッカー観戦だ。
好調なヴェルディと不調なエスパルス、それがそのまま結果に出た。
ヴェルディは守備が良いし、攻撃はエジムンド選手の穴を新しい選手が埋めるし、サポーターも元気になっているし、とっても良い感じだ。
お目当ての安選手は、まだチームにうまく溶け込んでいない感じだったなぁ。
実家から送られてきた柿のひとつがめちゃめちゃ渋かった。
渋柿だったのかなぁ?
試合一週間前ということで、今日からの稽古はコンタクトなし。
ちょっと物足りない感じ…
第62回totoは、マルチ800円で7個外し。
まぁ、今回はしょうがない。
Carlton and the Shoesの「Music For Lovers」を購入する。
カールトン・マニングさん64歳率いるロック・ステディー・バンドの新作。
実は「もう新作は出ないかもなぁ〜」とも思っていました。
おじいちゃんになっちゃったとはいえ、麗しの歌声とハーモニーは健在、ラバーズはとっても甘いです。
CD化されていないのでまだ聞いたことがない名盤「Love Me Forever」からセルフ・カバーされていてとっても嬉しい。
試合用のマウスピースを受け取りに歯医者さんへ。
凄くフィットする作りになっていて、取り外すときに一苦労する。
極真のマークが入っていてビックリ。(笑)
先週打撲した左足の脛の具合がイマイチなので、稽古前に鍼を打ってもらう。
週に一度、鍼灸の先生が道場に出張治療に来てくれている。
稽古では、マウスピースもそんなに違和感がないし、脛の具合も良くなった感じだし一安心ってところだ。
出張先で昼休みに天麩羅屋さんへ行くと、混雑していて老夫婦と相席になる。
お二人とも耳が不自由なようで、手話でお話している。
ほとんど途切れがないので、気になってお顔を覗くと、とっても素敵な笑顔。
幸せって何なのか、ちょっとわかった気がした。
白川道さんの「海は涸いていた」を読み終える。
めちゃめちゃハードボイルド、ハードボイルドだけど物語の構造が複雑で緻密。
一気にファンになってしまった。
応援メッセージをくださった皆さん、ありがと! m(__)m
夢の島体育館にて西関東地区壮年新人戦。
壮年部40歳未満(30〜39歳)、中量級(65〜75kg)に出場。
三つ勝てば優勝という状況だった。
一回戦は練習していた下段蹴りがうまく決まり、納得できる勝ち方だった。
二回戦(準決勝)は打ち合いになり、結局手数で負けてしまった。
結果はイマイチだけど、試合に向かって稽古をしていたこの二ヶ月はとっても充実していたなぁ。
久々に吸ったハイライトは美味しかった〜
第63回totoは、マルチ800円で7個外し。
寝て起きても左足腿と右足首が腫れが退かず痛い。
歩くのが不安だったので普段よりも30分早く家を出発。
ところが中央線の事故の影響で乗換駅で30分以上待たされ、結局会社に遅刻。
「中央線のバカ!」
綾辻行人さんの「フリークス」を読み終える。
精神科病棟を舞台にした三つの中編集。
綾辻小説ってことで推理物として読んでしまいがちで、出来事を「結末に対する布石かなぁ?」なんて考えていると拍子抜けしたりする。
んだけど、ホラー小説としては一級品だなぁ。
定期購読している月刊誌「IN★POCKET」で「暗黒館の殺人」ってのを読んでいる。
休載しがちなのがちょっと心配だ。
第64回totoは、マルチ800円で7個外し。
何と「マルチ800円で7個外し」は三回連続だ。 あー
谷甲州さんの「天を越える旅人」を読み終える。
谷さんの小説は「遥かなり神々の座」以来二冊目。(少ない)
基本的には谷さんはSFの小説家だと思うけれども、ボクは山岳物が気に入っている。
ヒマラヤで若き僧が自分の転生を遡るんだけど、曼荼羅を中心に仏教的な世界観が描かれていて、一言で言うと「仏教SF山岳小説」。
試合での怪我、たいぶ悪いようだ。
足を庇って生活していたら、その反動が腰、遂には首が痛くなってきた。
病院へ行かなきゃ。
会社を休んで病院へ。
一番重症の左足腿は筋肉の膜が裂けて内出血しているとのこと。
「三週間は激しい運動をしないよーに!」と言われる。
そう言われると無性に稽古したくなる。
26日 (土) : 「Soul Source」
出遅れちゃったけど「Soul Source EARTH WIND & FIRE REMIXES」を購入。
日本のミキサーがアースをネタにいろんなタイプにリミックスしている企画物です。
一昨年の暮れ、去年の夏に発売されたJACKSON5版もはまりました。
中でも
・DJ JINの”Shining Star(浅草 Samba Remix)”
・イメージ一掃でモンド風なFantastic Plastic Machineの”September(FPM Beautiful Latin mix)”
・原曲の気持ちいいギターリフが強調されているBlazeの”Fantasy(Shelter DJ Mix)”
が気に入りました。
この企画、次があるとしたらSmoky Robinson & The Miraclesが良いなぁ。
弟夫婦の家へ。
甥っ子満一歳はまたでかくなり、しっかり立てるようにもなっている。
お土産に買っていった黒板五郎ちゃんタイプの橙色の帽子を被せると、すぐ脱がれてしまう。
頭を触ってみると、汗でビショビショだった。
『コクヨのヨコク』ってTVコマーシャルが可笑しかったので他に捜してみる。
(めちゃ暇だったんです。)
他にこのパターンが使えそうな社名は、ライト、ヤマト、テイカ、クボタ、マキタ、メルコ、カシオ、モリタ、テルモ、ヤマハ、オリコなどなど。
『ポッカのカポッ』は笑えそう。
『ガイシの…』は怒られそう。
たぶん… 八王子は今日から冬だなぁ。
週末には炬燵の準備をしようと強く思う!
稽古を休んでもう十日になる。
全日本選手権のチケットを取りに行ったり、試合のビデオを借りに行ったり、道場にはちょくちょく顔を出しているが、稽古は見るものじゃぁないねっ。
まだ、普通に歩くことはできないけれど、痛みは大分和らいでいる。
太腿の筋肉が言うことを聞かないので膝を少ししか曲げることができなく、左足を真っ直ぐにして歩いている。
間違えて爪先で地面を蹴ってしまうと、笑っちゃうくらい腿が痛い。
でも、大丈夫… サッカーのインサイドキックの要領で歩けばグー!
会社帰りの電車の中で白塗り(っていうかパンダ化粧)の白人男性を発見。
そうかぁ、ハロウィーンの時期なんだなぁ。
ボクにはあんまり関係ないけど…
風間一輝さんの「片道切符」を読み終える。
殺し屋が主人公の連作ハードボイルド。
風間さんが作り出す主人公のしゃべりがカッコイイ。
例えば…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そうさ。男はみんな都合のいい理屈を作るのがうまいんだよ」
俺も皮肉っぽい微笑を見せようとしたが失敗した。
「女の次にうまいのさ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ってな具合。
普通だとちょっと照れちゃう言葉だけど、風間さんの作風だとそんなことないんだよなぁ。
[前へ] [戻る] [次へ]