Webサイトを作ろう!(CSS編)

3. 文字色と背景色

1. CSSファイル記述例

たとえばこのWebサイトのCSSで、文字色と背景色に関する記述を抜き出すと、以下のとおりです。

body{
background-color:#ffffcc;
color:#000000;
}

h1{
background-color:#666699;
color:#ffffff;
}

h2{
background-color:#ffffcc;
color:#cc9966;
}

h3{
background-color:#cc9966;
color:#ffffcc;
}

(以下略)

「background-color」で背景色を指定し、「color」で文字色を指定しています。

2. 色の仕組み

CSSでは色を#と6桁の16進数で表します。6桁の16進数は光の3原色(Red、Green、Blue)の強さを2桁ずつ、「00」から「ff」までの256段階で表したものです。

赤(#ff0000)

緑(#00ff00)

青(#0000ff)

光の3原色なので、白は「#ffffff」、黒は「#000000」になります。

白(#ffffff)

黒(#000000)

赤・緑・青の各色を256段階で表すということは、全部で約1670万色(256×256×256)表現できることになります(これを「フルカラー」と呼びます)。ですが一部の色はWindowsのパソコンとMacのパソコンで見え方が異なる場合があります。赤・緑・青の各色を「00」「33」「66」「99」「cc」「ff」の6段階に限定すると見え方が変わらないため、これらの色の組み合わせで表せる216色(6×6×6)を「Webセーフカラー」と呼びます。『自分のデザインした通りに見てもらいたい』と思う人は、Webセーフカラーを使うようにしましょう。

ウェブサイトにおける安全色(216色簡単で、より適切なウェブサイト作成講座)

3. 練習問題7

「web.css」ファイルを編集して、body・h1・h2の背景色・文字色を変えてみましょう。「Color Slider」を利用すると、簡単にシミュレーションできます。


←3-2 CSSファイルの作成とリンク(解説)  Topページ  3-4 アクセシビリティに配慮した色使い→