ドイツ旅行記

五日目 2008年9月12日

曇りときどき雨

ローテンブルクからフランクフルトへ移動、古城街道観光

◆古城街道ドライブ◆

ローテンブルクはロマンチック街道と古城街道が交差している街なんですが、
ここからは古城街道を西へ走ることにしました。


古城街道は、ロマンチック街道と比べるとかなりの田舎道。
といっても走りやすい道なので、みなさんビュンビュンスピード出してますが。
のんびりとした風景を見ると、ここをバイクで走ってみたいなぁと思ってしまいます。
古城街道はその名の通り、古いお城や街並みが残っています。

昨日までのロマンティック街道も田舎道だったんだけど、
とはいえ国道だったので地図を見ても分かりやすい。
しかし古城街道は国道ではないので道を探すのが大変。
途中標識も少なく、道幅の狭い所があったり、
変なところで曲がらないといけない場所もあったりだったけど、
何とか迷わないで済みました。
むしろ街道を他に走っている車が少なくて快走できたし、
途中それなりに楽しめる山道もあったりで、ドライブはとても快適でした。

古城街道

結構古い建物が多いです

◆中世の街そのままのバート・ヴィンプフェン◆

今回まず目標にしたのがバート・ヴィンプフェン
木組みの家が軒を連ねていて、坂の多い街です。
ドイツ旅行の掲示板で、こちらの街を勧めてくれた方がいて、
それじゃあ是非行ってみようと思って寄ったのですが、
ここは行ってよかったです!
ガイドブックでも扱いが小さいので、勧められなければ
寄らなかったと思います。
観光地色の強いロマンチック街道の街と比べて、ここは中世から時間が
止まったような、静かで趣のある街でした。
実際、この街は第二次世界大戦の戦禍に巻き込まれることもなかったので、
そのままの街並みが残っているのだそうです。
観光客もあまり多くないので、ゆっくりと街歩きができます。

教会で歌の練習をしている女性の歌を聴いたり、
青塔にのぼったりしました。
青塔からの眺めも最高でした。


バート・ヴィンプフェンの街並

青塔から見た眺め

◆大学都市ハイデルベルク◆

そして次に向かったのがハイデルベルク
ドイツ最古のハイデルベルク大学がある学生の街で、
丘の上からはハイデルベルク城が街を見守っています。
ここも第二次世界大戦の戦禍を逃れた街だそうで、街並みと古城は昔のまま。
歴史の重みを感じずにはいられません。


ハイデルベルク城へは石段を登るかケーブルカーを利用するのですが、
雨も降っていたからケーブルカーに乗ろうかと思い、駅へ。
すると、思いの外料金が高かったので、歩いていくことにしました。
確かに大変だけど、ケーブルカーに乗るほどではなかったかな。
ハイデルブルク城は廃墟ですが、圧倒的な存在感のあるお城です。
お城の中には22万リットルものワイン樽がありました。
すごい!


ハイデルベルクのカフェで遅めの昼食をとりました。
コーヒーとピザを頼んだんですが、安くておいしかったです。
学生の街だからかな。


ハイデルベルク城

ハイデルベルクの街並
ハイデルベルク城は、まるでドラクエに出てくるようなお城だったな

◆金融都市フランクフルト◆

そしてフランクフルトへ向かいます。
アウトバーンに乗ると、結構雨が降ってきました。
雨が降ると速度規制となるのですが、規制された速度が120km/hってところがドイツ。
日本じゃ80km/h制限でしょう。

フランフルトが近くなるとアウトバーンは片側5車線になりました。
上の写真は5車線の最左側の追越車線を走っているところ。

若干迷いながらもフランクフルトに到着。
駅でレンタカーを返します。
一般用駐車場に停めてしまったために、よけいな駐車場料金が取られたり
しましたが、まぁ、事故なくたどり着けたので、よかったことにしましょう。

フランフルトは大都市なので交通量も多く、駅前などはタクシーやら何やらで
ごちゃごちゃした中に割り込んで走っていくような感じだったのだけど、
それは日本で渋滞する都内を走るのと、まぁ似たようなモノかな。
ちなみにレンタカーでの走行距離は、3日間で801kmでした。

ホテルも駅前だったのですぐに見つかり、散歩に出かけます。
行きたかったキッチングッズやさんに行ったら、すでに閉店。
気を取り直してカウフホーフというデパートに行き、いろいろと物色。
結局買ったのは甥っ子へのお土産だけでしたが。


夕食は、フランクフルト駅構内の軽食屋さんで、ビールとおつまみを頼みました。
フランクフルトといえば、フランクフルターヴルスト
(要するにフランクフルトソーセージ)
おいしかったです。
そして一緒に頼んだハムのマリネもおいしかった!
適当に入ったお店でしたが、ここはアタリでした。
この時間、お客さんが多い割にスタッフはおばさん一人だったんですよ。
注文をとったり調理したり盛りつけたり会計したり、
すべて一人でこなしてるんです。
彼女の働きぶりに拍手を送りたかったです。
ドイツ人ってやっぱりとっても働き者なんだなぁ。


ドイツの飲食店のビールジョッキには
必ず目盛りがついています

駅構内のお店にしてはなかなか豪華な
夕食となりました

その後、同じく駅構内の本屋さんへ行きました。
ざ、雑誌の数が半端じゃない!!
壁中雑誌だらけなんですよ。
どれだけ活字好きなんだ、ドイツ人は!てかんじです。
車やバイクの本などを立ち読みし、私はパワーレンジャーの
雑誌(もちろん子ども向け 笑)を購入しました。


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