曇り
というわけで、朝食後、クロイツカムに向かいました。
コーヒーとバウムクーヘンを注文すると、ほどなく運ばれてきました。
わぁ、おいしそう。
日本ではフワフワで厚切りのバウムクーヘンが重宝されますが、
ドイツのバウムクーヘンは水分が少なめで、それを薄切りにして食べるようです。
固めの生地は味わい深く、おいしくいただきました。
ちなみに、メニュー表でバウムクーヘンは他のケーキとは
別の欄に記載されてまして、最初それに気づかず
ケーキの欄を一生懸命見て、「それらしいのが見あたらないけど
一番上に書いてあるのでいいのかなぁ?」と思ってました。
実は後から調べたら、それはチーズケーキだったのでした。
あぶないあぶない。
kentが「これじゃないの?」と別のページでバウムクーヘンを発見。
多分チーズケーキもおいしいのでしょうけど、私が食べたいのは
バウムクーヘンですからね。
クロイツカムのバウムクーヘン
今日から3日間、レンタカーを借りました。
日本ですでに予約していたので、受付をすればすぐに借りられる・・・
ハズでしたが、受付の方法をよく分かっていなかったため、
出発が遅くなってしまいました。
今回予約したレンタカー会社はヨーロッパカーです。
地図では窓口は駅のそばとなっていたので、駅の周りを探したのですが見つからず。
待っていれば係の人がやってきてくれるのかも!なんて勝手に思いこんで
しばらく駅の前で待っていたのですが、それらしい車は現れず。
予約時間の10時になってから、不安になって観光インフォメーション窓口で
尋ねてみると、窓口は駅の2階にあるということでした。
言われたとおりに行くとすぐに見つかりました。
あぁ、早く聞けばよかったなぁ。
窓口の人は親切に説明してくれました。
今回コンパクトカーを予約してたのですが、私たちを待っていたのは
SKODA(シュコダ)社のRoomsterという車でした。
そして出発!
レンタカーは大きいサイズでなくてもよいと思ってたので、
コンパクトカーを予約してました。(小さい方が値段も安いし)、
で、予約時には「BeetleSize」というカテゴリを指定しての予約だったので、
車種は当日まで分かリませんでした。
当日レンタカー屋の窓口では、最初OPELのオートマ車を用意しているといわれたので、
マニュアルに替えてくれ、といったらSKODAになりました。
二人で乗る分には室内の広さは十分だったし、
高速で踏み込んで150〜160km/hで巡航できたので、
今回はこの車で十分でした。
今回の旅のお供
レンタカーの駐車場から道路に出ると、いきなりミュンヘンの市街地。
結構交通量も多いのでドキドキ。
トラム(路面電車)も走ってくるのでボヤボヤしていられない。
車線変更の度にお約束(?)でウィンカーとワイパーを何度も間違える(^^;)
ただ交通量がある分、前後に車が走っていたからか、
右車線の違和感は意外にすぐ慣れました。
ミュンヘンからすぐにアウトバーンに乗るのですが、これがなかなかうまくいかず。
2回くらいUターンして、やっと目的の道に入ることができました。
あぁ、憧れのアウトバーン。
なんだか日本の高速道路とあまり変わらない雰囲気ですが、
全体的にスピードが速いです。
最初はkentが運転してたのですが、私でも大丈夫だろうということになり、
途中で運転を交代しました。
超久々の車の運転、超超久々のマニュアル車。
おそるおそる発進し、アウトバーンへ合流。
おおー!アウトバーンを運転してるよ、私。
なんだか感動。
ミュンヘンの市街地からさっそくアウトバーンへ。
でもアウトバーンの走行感は日本の高速道路とさほど変わらなかったな。
料金所がないので、高速(=アウトバーン)への乗り降りがスムーズなのはいいね。
アウトバーンを降りてから、国道17号線(ロマンチック街道)をずっと南下しました。
両脇に牧場が続く、のんびりした道です。
でもみんな結構スピード出してる(笑)。
アウトバーン |
ロマンチック街道 |
今回走った国道17号はのどかな田舎道で、信号も全然ない快適な道です。
で、周りの車がみんな結構なスピードで飛ばしているんです。
(上の右の写真のような道で80〜100km/h位かな)
ところで、林や牧場の合間に時々現れる集落の入口当たりになると必ず
速度制限70km/hの標識が現れ、さらに集落に入り家が建ち並ぶ辺りでは
制限速度30〜50km/hの標識が立っています。
すると、それまで100km/h位で飛ばしていた周りの車はきちんと減速してました。
集落の出口には70km/h制限終わりの標識が立っていて、すると
また前の車はスピードを上げ始めます。
私たちも流れに合わせて同じように走りました。
無事にシュヴァンガウに到着。
ここでは、ホーエンシュヴァンガウ城とノイシュバンシュタイン城へ行きました。
チケットセンターでチケットを購入した後、まず向かったのがホーエンシュヴァンガウ城。
マクシミリアン2世が建てたお城です。
息子のルートヴィヒ2世は、幼少の頃ここで過ごしたそうです。
割とこじんまりとしたお城で、次に行ったノイシュバンシュタイン城と
比べると、地味な印象のお城でした。
ノイシュバンシュタイン城はルートヴィヒ2世が建てたお城で、
ワーグナーの為に作った部屋もあるんです。
ルートヴィヒ2世は自らデザインを指定するなど、
この城の完成のために全力を注いだようです。
そして、この素晴らしい建築デザインは、
ディズニーのシンデレラ城のモデルともなったそうです。
私たちが行ったときには外装工事のため足場が組まれていたんですが、
それでもとても美しいお城でした。
チケットは、混んでるときには1時間くらい並ばないと買えない
という話もあったので、日本で予約していきました。
実際、私たちが行ったときはあまり混んでなかったんですが。
見学の1時間前までにチケットを購入し、時間と整理番号が書かれたチケットを渡され、
その時間になったらお城に入場するという仕組み。
お城の入り口には銀行にあるような電光掲示板があり、
ドイツ人の合理主義気質を垣間見た気がしました。
どうせ待たされるのなら、いつ入場できるのか分かった方がいいので、
このシステムは理にかなっていると思います。
ここでは日本語のオーディオガイドが借りられたのでよかったです。
シュヴァンガウの街並 |
ノイシュバンシュタイン城 |
お城を見学した後フュッセンのホテルにチェックインし、近所を散歩しました。
聖マング教会やホーエス城を外から見学した後、レストランで食事しました。
どこで食べるか迷い、歩き回ったのですが、最終的には
メインストリートのライヒェン通り近くのレストランにしました。
お客さんが多い割には、落ち着いた雰囲気でいいレストランでした。
食事もおいしかったです。
フュッセンは、アルプスも近くてのんびりとしたいい街でした。
フュッセンの街並 |
聖マング教会 |
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