ドイツ旅行記

二日目 2008年9月9日

晴れ

ミュンヘン観光

◆美しいニンフェンブルク城◆

ミュンヘンは都会ですが、みどころはたくさんありました。
今日は地下鉄(Uバーン)やトラムを乗り継いで観光する予定なので、
朝一番で一日乗車券を買います。
この一日乗車券で、市内のSバーン、Uバーン、トラム、バスが乗り放題なのです。
お得なのはもちろん、切符を買う手間が省けるというのがウレシイ。


まずトラムに乗ってニンフェンブルク城へ向かいました。
横に長ーくて(写真一枚におさまらない 笑)、とっても美しい建物です。
庭も手入れされていて素敵でした。
天気が良かったので、よけいに美しく見えました。
お城の中もすごく凝っていて豪華な作りです。
天井に絵が描いてあるその作りは、イタリアの建築物と似てます。


美しいニンフェンブルク城

天井に描かれた絵画も素敵
ニンフェンブルク城のまわりは、お城を中心に広い庭園になっていました。
少しぶらぶら散歩したんだけど、とても気持ちが良かったです。
泊まったホテルのあるミュンヘン中央駅の周辺は結構な都会なんだけど、
そこからトラムで20〜30分程度でこんな場所があるんですね。

◆最先端な作りのBMW博物館◆

次に向かったのはBMW博物館
一人12ユーロとなかなかの値段だったので、kentがクレジットカードで
払おうとしたんですが、カードリーダがエラーになってしまう様子。
後から分かったんですが、ここ、JCBは使えなかったんです。
他にもJCBが使えない場所は多かったです。
ドイツ行くならVISAカード必携ですね。


ここではkentがかなりテンションUP!!
BMWのバイクに乗ってるし、もともと車が好きなので。
この博物館は今年の春に改装されたばかりで、最先端な作りの博物館でした。
すべてが洗練されているかんじ。
BMW社の力の入れようが分かるってものです。
展示している車もバイクも古いのから新しいのまで網羅されてて、
車にあまり興味がない私でも楽しめました。
エンジンの前にヘッドフォンがぶら下がっていて、
耳を当てるとエンジンの音が聞こえる、なんていう
ブースもありました。

この博物館、行く前からかなり期待していたんだけど、
行ってみてビックリ!想像以上に素晴らしかった。
1920年代から現在までのBMW歴代の車、オートバイがこれでもかと並んでる。
さらに驚くのはそのどれもがピカピカの新車状態!
どれもがモーターショーの出品車かと思うくらいの状態だったこと。
あと、壁一面をあたかもショーケースのようにして、
歴代オートバイが年代順に並べて展示されていたのも壮観でした。
ほかにもフォーミュラカーやラリーを走った実車の展示も。

また単にきれいな車両を陳列しているだけにとどまらず、
自動車・オートバイの『博物館』として
エンジンやデザインなどの技術的なことや歴史などを解説しているようなコーナーも
たくさんあったのだけど、ドイツ語の解説が読めなくて残念でした。

とにかくここは車好き、オートバイ好きな人は必見ですよ!

ショップでは、かっこいいバイクのポスターを買いました。
どこに貼ろうかな。


BMW本社(左)とミュージアム(右)

歴代のバイク

kentのお気に入り

エンジン!

◆ドイツの歴史がぎゅっとつまったドイツ博物館◆

それから向かったのがドイツ博物館
ドイツの様々な技術の歴史が分かります。
飛行機、船、列車、ロケット、楽器、農業、薬学、印刷・・・などなど。
あぁドイツってやっぱり技術王国なんだなぁということがいやというほど分かります。
すっっっごく広くて一日じゃすべて見切れなかったです。
写真もあまり撮れなかったです。
みどころはライト兄弟の飛行機かな。
kentはUボートが気になったみたい。

BMW博物館に続き、ドイツ博物館も期待を上回る展示内容でした。
テーマごとの展示と解説の量が半端じゃなくて圧倒されます。

たとえば...
「飛行機」のコーナーは、ライト兄弟の初飛行から始まって、
第一次大戦の複葉機だとか、VTOL機なんかの実物が屋内に何機も展示されていたり、
とか。
「印刷技術」のコーナーでは、ヨーロッパでまだ紙がなかった時代、羊皮紙に聖書を
書いていたというようなところから始まって、木版印刷、活字、写植というような
技術の進化とその説明を、馬鹿でかい輪転機なんかまで展示して解説していたり、
とか。
「コンピュータ・サイエンス」のコーナーでは、計算機の原点ということなんだろうけど
"計算尺"やら"そろばん"なんかを説明するところから始まっていたり、
といった具合。

そしてせっかくいろいろと解説されているんだけど、これもドイツ語が読めなくて、
展示を眺めるだけではちょっと残念でした。

戦闘機

ライト兄弟の飛行機

◆ケーファーでテントウ虫グッズ購入◆

その次に向かったのがケーファーという高級デリカテッセンの店。
テントウ虫がモチーフとなっている店なんですが、
ここで店オリジナルのテントウ虫グッズをゲットしました。
エスプレッソカップ、ライオンの置物(テントウ虫模様)、
くまのぬいぐるみ(足にテントウ虫の刺繍)です。
買い物のあと、併設のカフェで休憩。
コーヒーをいただきました。


本当はショーケースに並んでいるとってもおいしそうなおそうざいの
お持ち帰りもしたかったんですが、今回は断念。
ちなみにケーファーは日本でも三越の中に出店してます。
一度ソーセージを買って帰りましたが、すごくおいしいのでオススメです!

◆アウグスティーナーで夕食◆

本日の夕食は、カールス広場近くにあるアウグスティーナーでとりました!
ビアレストランです。
昨日の失敗をふまえ、本日はアルコールはやめました。
ソーセージとサラダを頼んだ後、豚肉料理を食べようということになり、
一生懸命単語を探して注文したのですが、運ばれてきたのはなぜか鳥料理(笑)。
うーん、こんなはずでは・・・。
これはこれでおいしかったですけど、ボリューム満点で食べきれませんでした。
ここのレストランは結構値段が高かったです。
そしてビール500mlよりも水250mlの方が高かった!

◆忘れてた!◆

明日はもうミュンヘンを去ってしまうのですが、
夜、行きそびれてた店を思い出しました。
バウムクーヘンの老舗のカフェ、クロイツカムです。
思い出したときにはもう閉店時間を過ぎていて、ガックリ。
でも、朝は8時開店とガイドブックに書いてあったので、
明日朝一で行くことにしました。
ドイツに行ってバウムクーヘンを食べずに日本には帰れない!


ふー、今日は一日よく歩いたなぁ!


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