6.バガン
いよいよバガンへ。船は朝6時発。例のサイカードライバーが5時過ぎに迎えにくる。しかし、私は前の晩、遅くまで「おやじ食堂」のおやじに付きあっていて、なぜかホテルに帰ってからの記憶がない。シャワーも浴びずに寝てしまったらしく、翌朝モーニングコールで目が覚める。時計をみたら5時半で、大パニック。大急ぎで荷物をまとめ、チェックアウトしてタクシーで船着場へ。(サイカーでは間に合わない。)ぎりぎり間に合った。サイカードライバーには大感謝である。彼がコールかけてくれなければ何時まで寝ていたことか。
船の料金は、船で直接買ってUS$16。前売りで買うとUS$18らしい。約9時間の船旅で、ゆったりできる。
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ゲストハウスにて。左がZin Zin。 |
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タラバーゲート。オールドバガンの入口にあたる。 | アーナンダ寺院 | アーナンダ寺院 |
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シュエサンドーパゴタ | タビィニュ寺院 | タビィニュ寺院 |
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スマラニ寺院に描かれたフレスコ画 | 2体並んだ仏像 | ダマヤンヂー寺院 |
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夕日に染まるパゴタ群 | シュエサンドーパゴタからみた夕日 |
ポッパ山へは、バスで行く。朝の8時、ゲストハウス前のバス停で待っていたら、人を40人ぐらい載せたハイラックスのピックアップを改造したトラックバスがやってきた。まさかこれが・・・とおもったが、まさかであった。運転手が「ポッパ?」とか叫んで、無理やり私を屋根の上に押し込んだ。これで約2時間半、しかし窮屈だがオープンドライブを楽しむことができた。帰りは、同じバスがポッパ山を1時発。
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標高737mの岩の上にあるタウン・カラッ | タウン・カラッに祭ってある精霊 |
ニャンウーの波止場近くで若い男に声をかけられる。彼の名は、AUNG MYAT THU。旅行ガイドを目指しているという。とても英語が上手だ。船に乗らないかという。値段交渉していたら、もうひとり日本人がとおりかかり、いっしょに行くことになった。1人1300チャットで交渉成立し、小さな船で川を約20分。チョグー・ウメン・パゴタと彼は言った、かなり古い石窟寺院へ案内される。大きいパゴタだがガイドブックには記載されていなくて、ここはおもしろかった。その後、夕日をみながらのサンセットクルーズの予定だったが、突然の大雨でキャンセル。なんとか陸へ戻ったところで土砂降りになった。
7.再びヤンゴンへ
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再会した兄弟とその家族 |
8.おわりに
今回の旅のルートは、ヤンゴン − マンダレー及びその周辺 − バガン のツーリストトライアングルコースという最もポピュラーなルートであった。これはこれでおもしろかったが、パゴタ訪問が非常に多く、ちょっともの足りない。もう少し日程があれば、インレー湖とかシャン高原のトレッキングとかできて、もっとおもしろい旅になったと思うがそれは次回のお楽しみということで。とにかく治安が良くて、人々が親切なので、とてもリラックスして旅ができ、とてもいごごちのよい国でした。
でも、少数民族に対する弾圧,人権侵害,民主化闘争など、観光客の目にはみえないところで問題はたくさん起きているそうである。民族問題は根が深く、軍事政権が民主化勢力に権限委譲したところで問題は解決しないだろうが、軍政よりは民政がいいにきまっている。ミャンマーを旅した者として、今後のミャンマーの変革を見守っていきたい。
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