Travel Article of Myanmar ・・・・・ 2/4


3. A Visit to Mandalay
タクシーでバスターミナルへ。兄弟と再会を約束して別れる。 マンダレー行きのバスを探す。外国人は私だけ。30分ぐらい遅れて出発した。しばらくは快適だったが、だんだん道が悪くなる。ヤンゴン市内の道路は舗装されているが、外へでると、あとはもう簡易舗装の道路で、でこぼこしている。(ピットホールはあんまりない。) しかし、カーブはあまりなく、真っ直ぐ延々と続いている。 道幅は狭く、大型バスとかトラックとのすれちがいに苦労している。 何時間か走った後に、食事休憩。しかし、ミャンマー語なのでなにを言っているかさっぱりわからない。何分後に出発するかわからないので、乗客を覚えておいて、あとをついてまわるしかない。

翌朝、マンダレーに到着。バスを降りるとすぐにホテルの客引きに囲まれた。しかし、バスのなかで知り合った Sai という若いミャンマー人に助けられ、囲みを脱出、彼の紹介でマンダレー・ロイヤル・ホテルへ行った。町の繁華街からは少し離れたところにあって、1泊US$15と少し高かったが疲れたのでここに泊まることに。
少し休んでお昼過ぎに外に出た。マンダレーは暑い。20分ほど歩いて疲れたので、サイカーをつかまえてマンダレーヒルを目指す。2頭のライオン像がある参道入口で降りて、階段を登る。途中にはいろんな店やパゴタや展望台がある。あやしげな占い師もいた。頂上のパゴタでお参りをし、景色を楽しんで下り道へ。
途中で地元の写真屋(観光客の写真を撮り、住所を聞いてその写真を送ってお金を稼いでいる。)と親しくなり、彼の兄がサイカードライバーということで紹介してもらった。格安料金でまわってもらったが、けっこうしつこい。いちど掴んだ金蔓ははなさないということか。結局、彼とは3日間つきあうことになる。

サイカーとは、自転車の横に椅子と車輪を取り付けて3輪車にしたもの。サイドカーの自転車版で、実際、サイドカーがなまって「サイカー」になったとのこと。

Mandalay (Please click photos.)
A statue at the top of Mandalay HillA landscape from the top of Mandalay HillA statue at Maha Muni Pagoda

4. Sightseeing of Mingun
翌日はミングォン。埠頭までは昨日のサイカーに送ってもらい、船で約1時間半ぐらい。船を降りると、今度はホテルの客引きではなく、若い連中や子供に囲まれた。他の観光客も囲まれている。私のところに最後まで残ったのは2人の大学生。別にガイドはいらないが一人でみるのもつまらないので、多少の出費は覚悟して彼らといっしょに行動した。ちなみに彼らはいくらでガイドするとかは一言もいわない。なかば強引にいっしょに歩いて最後にお金を請求するパターンであろう。私は最初に値段交渉しようかと思ったが、あまりお金にこだわるのもいやだったので、なりゆきにまかせた。でも彼らは本当に親切だった。特にミンゴォンパゴタに登るときは、葉のついた木の枝をとってきてくれて、素足では足の裏が熱くてがまんできなくなるから、これを敷いて休憩するようにいわれた。登っているときは本当に熱かった。あれがなければミンゴォンパゴタには登れなかったかもしれない。最後は、細かい持ち合わせがなくUS$5もあげてしまった。

Mingun (Please click photos.)
Mingun Pagoda
You can see cracks caused by an earthquake.
Shin Phu Me. This looks very dreamy.

この日から、繁華街にあるガーデンホテルに移動。ここは1泊US$10。隣にナイロンホテルがあり、マンダレーであった日本人はなぜかすべてナイロンホテルに泊まっていた。
夜にホテルの向かいで営業している「おやじ食堂」のおやじにつかまった。日本人とみるや声をかけてきて食事をしていけという。でもここの料理はおいしかった。というか日本人好みの味付けにしてある。マリオネットショーを見たいといったら、自転車で送ってくれた。劇場までは約10分。小さな劇場で約1時間の上演。帰ろうとしたら外は大雨。おやじさんも迎えにきてくれたが帰るに帰れない。仕方がないので中で待たせてもらったが、その間に人形師の人からいろいろ話を聞くことができた。今度アメリカに招待されて公演に行くといっていた。