翌日はバスでバンビエンへ。古い中国製小型バス。私が乗ったときはほぼ満席。つめてもらってなんとか席を確保。外国人は、他にイギリス人が2人。約3時間半でバンビエン着。実はバンビエンに着いたのもわからず、わけのわからんところでバスから降ろされ、同じバスにいたイギリス人と、「ここはどこだ?」なんていってたらトゥクトゥクが来てゲストハウスへ行ってもらうことに。私が泊まったのは、「旅の宿」でも紹介している"CHANHTHALA GUEST HOUSE"。トイレ&シャワー付きシングルルームで1泊20,000kip。(US$1が約8,500kip)
バンビエンは、まるで「白人のリゾート地」というかんじで、とにかく白人観光客が多い。しかし、それを受け入れてあまりあるほどの素晴らしい自然がバンビエンにはある。ラオスで会った人のほとんどが、「バンビエンはよかった。」といった。それぐらい素晴らしいところです。
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ジュースを買いに店に立ち寄ったら、ジュースのついでに ビールも飲んでいけと彼らに誘われた。とても陽気なラオスの人々。 |
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さらに陽気なのがこの連中。彼らは、私が泊まった宿の人達及びその親戚。ちょうど新年のお祝い会だったらしく、私も招待され、腹一杯の食事とビール,ラオラーオ(ラオスの焼酎),ダンス,カラオケまで。 ラオス式ビールの飲み方は、一つのコップを使い、まずビール瓶を持った人がそのコップにビールを注ぎ飲み干す。次にコップを隣の人に渡しビールを注ぎ飲み干す。またそのコップを隣の人に渡し、、、これを延々と繰り返すのだ。何時頃にこの宴会が終わったか、記憶にない。 |
バンビエンで2泊して、次はいよいよかつての王都、ルアン(王の)パバーン(黄金仏)へ。バンビエン−ルアンパバーンは中国製大型バスで約7時間の長旅。前日の飲み過ぎ食べ過ぎ二日酔いでちょっと不安が、、、。
このバスというのが、乗客はほとんどが外国人観光客。そして日本人が私を含めて6人も。途中の景色は素晴らしく、まさに秘境って雰囲気。数年前までは山賊もでたというし、外務省はまだ注意喚起を続けているが。外国人客が多いからか安全運転で、けっこう山の中を走るがそんなに恐くなかった。スリランカの山中ドライブはほんとに恐かったが。
ルアンパバーンのバス停に到着。すぐにホテルの客引きに囲まれる。なぜかやたら日本語のうまいラオス人客引きにつかまり、彼のホテルへ。部屋はきれいでシャワー付きだったが、1泊US$6と高かった。ロケーションは「プーシー」というルアンパバーンを一望できる丘の裏側。ルアンパバーンには2泊した。
ルアンパバーンは、町全体が1995年にユネスコの世界遺産に登録された。で、なぜこの町が登録されたかというと、よくわからなかった。しかし、北部を旅しているとこのルアンパバーンが懐かしくなる。適当に物もそろっているし、人が多すぎることもなく、素朴だし、電気はくるし。(昼間は電気の来ない日もあった。)
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