ラオス旅行記 ('01/4,5) ・・・ 1/5


ラオス編目次

1.ラオスへ
2.首都ビエンチャン
3.素晴らしきバンビエン
4.世界遺産の町、ルアンパバーン
5.北部ラオスへ、ウドムサイ,ルアンナムター,ムアンシン
6.ルアンパバーンへの帰路
7.再びルアンパバーンへ − パークウー洞窟
8.ラオスいろいろ

ラオスへ

ラオスと聞いて思い浮かぶもの・・・パテト・ラオ,ホーチミンルート,内戦,仏教国,阿片、、、はっきりいってよく知らないということ。昨年夏にインドシナ3国のひとつ、ベトナムを旅し、次はカンボジアかラオスと考えていたが、ラオスについてよく知らない。知るには行くしかないということでラオスに決定。4月21日から5月7日にかけて旅にでました。

まず名古屋からバンコクへ。そしてその日の夜行列車で国境に行き、ラオスへ入る予定だったが、仕事で知り合ったタイ人に話をしたら、1日バンコクで遊んでいけといわれ、世話になることにした。空港に迎えに来てもらい、その日はバンコクのホテル泊。翌日はバンコク観光。市内はたくさんのビル,たくさんの車と人。やっぱりすぐにラオスへ行けばよかったかなと思いつつ、彼らと市内観光を楽しみました。

バンコクの寺院
thai palacethgai wat
3種類の塔で有名なワット・プラケオワット・ベンチュマポビット

夜になり、ホアランポラーン駅まで送ってもらい、夜行列車でいよいよラオスへ。駅には有料シャワーがあり、汗でべとべになっていたので、気持ちよくリフレッシュできた。列車は定刻ちょうどに出発。国境の町ノンカーイに着いたのは翌日朝、定刻より約50分遅れだった。

駅を出るとすぐにトゥクトゥクの運転手につかまった。バスでイミグレまで行こうと思ってたが、バス停らしきものは見当たらなかった(ちょっと離れたところにあった。)のでトゥクトゥクで行くことに。案の定、ビザはあるか?と聞いてくる。国境で取るといっても聞かず、強引に代行業者の店へ連れていかれた。(自分でとる人は、持って無くても「ビザはある。」と答えたほうがよいかも。)業者の話では、手数料500バーツで取ってくれるという。とにかく自分で取るからイミグレまで行ってくれと運転手に頼み込んで行ってもらった。タイ側のイミグレで出国手続きをし、シャトルバスに乗ってメコン川に掛かる長さ4.5kmの友好橋を渡ってラオス側のイミグレへ。ここで30ドル払ってビザ申請を行い、ようやくラオス入国を果たした。

首都ビエンチャン

首都ビエンチャンへは、トゥクトゥクで。人が満員になったら出発。約30分でマーケットであるタラート・サオへ。いっしょに乗ってたおばちゃんが、「ゲストハウスはあっちだ。」と方角を教えてくれた。歩いていると汗がしたたり落ちる。とにかく暑い。最初からこんなに暑さを感じたのは初めて。もうどこでもいいからゲストハウスへ入って荷物を置きたい。そうしてたどり着いたのは、華国酒店というゲストハウス。シングルルーム$7だが空き無し。トリプルルームなら空きがるというので、交渉して$15を$10にまけてもらった。トイレ,シャワー,エアコン,テレビ,冷蔵庫付き。しかし、エアコンは音だけ。冷蔵庫は動いてなかった。

しばらく休んでから、ホテルの前にある貸し自転車屋で自転車を借りてビエンチャン市内観光。これが首都か、というぐらい質素な町だ。まずはビエンチャンの、いやラオスのシンボルといわれるタートルアンへ。黄金に塗られた仏塔がまぶしい。いや、暑さで目まいがする。ちょっと観光どころではない暑さだ。

That Luang 1That Luang 2
タートルアン

Patousai
View from the top of Patousai
パトゥーサイのテラスから
見たビエンチャンの風景
帰路、パリの凱旋門を模して作られたパトゥーサイへ立ち寄る。近くの露店でジュースを飲んで、パトゥーサイへ。階段を登って上までいける。途中には土産物を売ってるフロアもある。降りてくるともうへとへと。またさっきの店でジュースを飲んで休憩。一人の女子高生がジュースを買いにきた。話しかけてみると意外に英語がうまい。なんとその店の後ろにはビエンチャン高校があり、そこの生徒だという。たくさんの生徒がバイクで行き来していた。ほとんど子供みたいなのがバイクに乗っている。彼女もバイクだ。女子校生と話をしたら少し元気がでてきた。

自転車でマーケットのタラート・サオへ行き、それからメコン川ほとりのレストランまで行って、ラオスのビール,ビアラーオをしこたま飲んで至福のひとときをすごす。日中暑いだけにビールがうまい。けっこうふらふらになってホテルへたどり着いた。


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