Kenya's Wild Heritage 休日編


休日の過ごし方は様々なオプションが用意されています。
@軽飛行機で行くマサイ・マラNP
Aフラミンゴで有名なナクルNP(車で行く)
Bロンゴノット登山
CヘルズゲートNP
Dすぐ近くのクレーターレイクへピクニック
Eナイバシャ周辺の遊覧飛行
などです。私はナクルとロンゴノットへ行きましたが、マサイマラへも行きたかったので、日本人3人で交渉して、最終日、みんながナイロビへ帰る日に私達はマサイマラへ行きました。帰りはマサイマラからナイロビへ直行です。値段は$330と高かったですが、マサイの大自然を満喫し十分満足しました。

1.ナクル NP

ナイバシャから車で2時間ぐらい。ケニアに来て初めてのサファリに少々興奮気味。なにしろ、日本でもサファリパ−クなぞ行った事が無い。いきなりガゼルやインパラがうようよいる。しばらく行くとガイドが何か言った。シンバだ。ライオンだ。ナクルで野生ライオンが見られるとは。みんな興奮している。やたら写真を撮りまくっているやつもいる。5mぐらいまで近づいたが悠然としている。映画「野生のエルザ」のシ−ンが頭をよぎり、無性に触りたい衝動にかられるがもちろん無理。でもとてもおとなしそうだ。

また少し進む。本当にいろんな動物がたくさんいる。キリン,サイ,バッファロ−,イボイノシシ一家等々。かなり走ってようやくナクル湖畔へ到着。どこにフラミンゴの大群がいるのだ? ピンク色の小さい固まりが見える。あれがフラミンゴか? テレビのシ−ンと全然違うぞ・・・・。 話によると、今は大群は近くのボゴリア湖にいるとのこと。なかなか思い通りにはいかないものだ。しかし、さすがアフリカ。日本では考えられないような動物の数と多様性。(これでも以前よりは減っているのだが) 初のサファリを十分楽しんだ。

2.ロンゴノット登山

次の休日、私はロンゴノットに行くことにした。ロンゴノットは、標高2776mの死火山。直径約1.6kmの火口があり1周できる。メンバ−は、クリスとフランス人学生ウィリアムの3人。
約30年前のランドクル−ザ−で約2時間、ロンゴノットのふもとに到着。ゲ−トの前に人がいっぱいいる。地元の人達らしい。ふもとから頂上までほぼ真っ直ぐ登る。途中、ゲ−ト前にいた人達が登ってきて、あっというまに追い越していく。おそるべき身体能力。彼らの靴をみてさらにびっくり。トレッキングシュ−ズなんてものはなく、いわいる普通の会社員がはきつぶしたようなくたびれた革靴である。それを履いてすごいスピ−ドで登っていくのだ。
2時間ほどで頂上へ到着。残念ながら雲で下界の景色はほとんど見えない。
ここから、さらに火口の周囲を一周する。アップダウンがきつく、道も狭くて悪いのでとても疲れる。途中、いろいろな高山植物が咲いていた。火口1周約2時間、地元の人達の歓声に迎えられ、最初に頂上に着いた地点に戻った。しばし、彼らと歓談し、記念写真を撮り、送ることを約束して別れる。下りは速いが足ががくがく、とても疲れた。しかし、地元の人達とも交流でき、有意義な1日であった。博物館物ランドクル−ザ−で無事に帰ってこれたし。

ロンゴノット頂上
頂上で会った人々


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