アンコール遺跡には、ヒンドゥー教の寺院と仏教寺院があるが、このバイヨンは代表的な大乗仏教寺院で、ジャヤーヴァルマン七世によって建立された。49の塔が林立していて、その塔の4面には観世音菩薩の顔が彫刻されているので、196の菩薩の顔があることになる。複雑な形をしていて、不思議な雰囲気を持った寺院である。
バイヨン正面の東門前のテラスから撮影。中央塔の高さは約45メートルもある。
撮影:02年11月
南面から撮影。第一回廊南面を見学する観光客が見える。
撮影:02年11月
南西から見たバイヨン。
撮影:02年11月