ファルコン (Falcon)

(ルクセンブルグ/X-models)
2002.07.27
こんな機体です

製作メモ
ルクセンブルグ、Xモデルス社製の完成機です。
主翼はバルサ・シャーレで完成しており上面が黄色、下面は赤色で着色済みです。 主翼表面は平滑な仕上がりで、自分の顔が映ります(^^)
エルロン部はヒンジ組み込み加工済みですから、メカ積みとリンケージだけで終わりです。 尾翼はバルサリブ組フィルム貼りですが、リブが斜めに入っていて綺麗な出来上がりです。 胴体はGFRPの黄色ゲルコート仕上げで、ほぼ完成しています。 作業としては、サーボの取り付けとリンケージ、バッテリーホルダなどの加工が必要となります。
胴体に固定されたV尾翼の場合、保管や運搬時に結構かさ張るものですが、この機体は尾翼が取り外し出来ます。 スタビライザーから出ている2本のピアノ線を胴体側の受けに差し込むだけです。 抜け防止のために、リンケージのピアノ線を外側から嵌めるように加工しました。

この機体は主翼が2分割で、中央接合部に6mmのスチール棒のカンザシを入れ、前後のノックピンで位置決めされます。 この辺りの加工も済んでいるので製作は早いですよ。

モーターには今回初めてアウター・ローターのブラシレスを使ってみました。 アクトロ・コンパクトというものですが、名前のとおり小さく、重量も140gしかありません。 ブラシの540モーターより軽いですね。
モーターも軽量なので比較的テールヘビー気味で、バッテリーの搭載位置は重心より前となりました。

フライト・インプレッション
手投げから発航させると、割とゆっくりとした上昇をします。 高度を取ってモーターオフで滑空に移ると、比較的ゆったりした速度となります。 このあたりはやはり、かなり翼面積があるためと翼型のためですね。 浮きは良いようです。 見た目は速そうな機体ですが、しっかりとサーマル機です、ダイブさせても速度は出ません。
クラブの夏の遠征で白樺湖に行きましたが、そのときにスロープでも試してみました。 当日は強風で早々に引上げなければいけないような天候でしたが、1フライトだけやってみました。 その結果は、なかなか安定した飛行でした。 速度は出ませんが、風に対しても落ち着いた挙動で、安心してフライト出来ます。 風にも強いサーマル機ってとこでしょうか。

機体の諸元と主な使用パーツ

項目数値など備 考
全長1,040mm
全幅2,000mm
主翼面積約35dm 2
主翼翼型SD 7084
尾翼面積不明
全備重量1,520g
モーターactro C 6エアロノート/ケーラー
プロペラ11.5*7エアロノート
バッテリーSC 1,600mAh*8サンヨー
コントローラアクトロニク 40-18エアロノート/ケーラー
送信機FF 8A
受信機R136HPPCM 6ch
サーボS3101*2/S3102*2R,E/A*2