++6日目・Southern Pacific RW++


今回の旅も残すところあと2日となりました。いつもと違い精力的に動きまくっています。
とても不思議な感じがします。まったりのんびりが私の旅の信条なのに…違う自分に出会えた気分です。 で、今朝も早起きしてまずはモスブレー滝に向かいます。ガイドブックで見る限り、
名前のとおり苔が美しい滝みたいです。 5号線を14マイル南下したセントラルダンズミュアで降りるところを、またまた間違えて1つ手前で降りてしまい道に迷う事になりました。 ほんと旅に出て迷わなかった事が無いくらい道に迷う私たち。また、「Mt.Shasta Retreat」と書かれたゲートがなかなか見つからず10分近く 探しました。見つけた看板は、「見つけてもらいたくないんかい!」ってくらい小さくて錆びていて分かりにくかったです。 ガイドブックが無ければ絶対見つけられないです。道なりに降りていき線路の横に車を停め、線路づたいに滝を目指しました。
注意の看板 駐車場にこんな看板がありました。
いわゆる自己責任ってやつでしょうか。
でも最後のLIVE!ってのがいい感じです。
線路の横を歩いていてわかったのですが、
道が途中かなり狭くなる個所があって(崖になっていて横には川が流れています)、 線路の上を歩かなければならず、ここで汽車がきたらちょっとまずいよねってところがありました。

横を流れる川 右の画像はまだ道が広いです。
実はこの川の横を走るサザンパシフィック鉄道は、映画「スタンド・バイ・ミー」の舞台になった鉄道です。 その事をここに来るまで全然知らなかった私。実際映画も帰国してから初めて観ました。ガイドブックを読んだ友人に おしえてもらった次第です。でもそのことを知ってから気分はもうスタンド・バイ・ミー一色!頭の中は例の曲がくるくる流れっぱなしでした。

突然現れた列車 「でも汽車って日に数本しか通らないって書いてあったから、見れるかどうかわかんないよねー。」なんて言いながら、線路に手を当てたり(映画の真似) 耳を近づけたりしてました。しばらくテクテク歩いていると、なんか線路がシャカシャカいう音を立て始めました。 すると進行方向から何と列車がやってくるではありませんか! もう2人とも半狂乱状態。運転手さんアホがおると思ったでしょうねー。

すぐ真横を通る貨物列車。迫力満点 「来たぁー!来たぁー!」と連呼しながら大の大人がキャアーキャアーはしゃぎまくり!しかしHPに載せなければという思いが、しっかりとカメラの シャッターを押していたのでありました。多分大人になってからこんなにはしゃいだのは、すごい久しぶりのような気がします。 もう小学生の夏休みそのまんま。虫カゴと網の代わりにデジカメを持っているといったところです。若返ります(*^^*)。

行ってしまった列車。さようなら〜 もう列車を見れたことに興奮して舞い上がってしまい、最初の目的の滝を見に行くって事をすっかり忘れてしまってました。ははは。
行ってしまった列車を名残惜しげに見送りながら、興奮してバクバクしている心臓を静めて再び滝を目指して歩きました。