-Casa Bella-

イタリアの旅/2005.C



食の街ナポリへ

まったり&ガッツリ?食べたエレガンスカプリに別れを告げ、カオスの町ナポリへ向かいます。
のほほーんとしていられるカプリ島と違い、荷物はしっかり周りに気配りの旅行モードに切り替えです。
朝、のんびりパッキングをし、最後のホテルでのランチを楽しみました。
去年からなぜか、チェックアウトの日のランチは、ホテルのおごりなんです。
思いっきり飲み食いしたのに、どうもありがとうございました。またいつか来れる時まで、ごきげんよう。
でも、のんびりし過ぎて、フェリーの時間が押し迫り、フニコラーレまで気持ち早足。
ついてない事に長蛇の列。根気よく待つも時間切れ。タクシーに飛び乗ってギリギリセーフ。
フニコラーレ代がパーになってしまいました。もったいなーい。
荷物係りのおじさんに、今日会えなかったホテルのスタッフによろしく言っておいてね!
と頼み、フェリーへ乗り込みました。おじさんも「忘れず言っとくよ。」とのことでした。
いつもカプリを離れる時、「次回は自分の船でこの島に!」と野望に燃えるのですが、現世では無理そうです。

ホテルから見たナポリの町ホテルから見たナポリの町とヴェスビオ火山
ホテルの窓からの眺め。カプリ島が見えます。 ヴェスビオ火山も見えます

船は、無事ナポリの港に到着。タクシー乗り場に向かい、ホテル「グランド・パーカーズ」へ。
後で気付いたのですが、タクシーのメーターが動いていませんでした。
普通、10ユーロぐらいのところを何と45ユーロもぼったくられました。
このホテルの前にはドアマンがおらず、助けを求める人もなく、仕方なく支払うことに。くすん。
お陰で、手持ちの現金がすっからかんに。友人も疲れており、文句を言う気が起こらなかったそうです。
いきなりナポリの洗礼を受けたってことです。良い運転手さんもいるのに、ババくじ引いちゃいました。
5☆+Lを名乗るなら、ドアマンぐらい置いておけってば。荷物も自分たちでフロントまで運びました。
フロントは、1名のスノッブ勘違いの男性スタッフを除いて、GOODでした。お部屋はメゾネットで見晴らし良し。
2泊して、ミニバーの補充がされなかったのが、マイナスでした。これも初めての珍しい経験でした。
特筆すべき点や取りたい部屋の写真もなかったので、画像とホテル編はありません。あー、残念。
この日は、行きたい店が閉まっているのと、これまたランチの食べ過ぎで夕食はパスしてお休みしました。
明日のランチ&ディナーにかけたいと思います。




ナポリでマンジャーレ

遠くに卵城が見えます今日もゆっくり起床。お昼ご飯を食べるため、フロントで円の両替を頼むも、
ここではやってないので銀行へ行ってくれとのこと。
「両替もしてくれないなんて、本当に5つ星+Lなん?」と文句を言いながら教えてもらった道を行く事にしました。
ゴミや犬のウンチが落ちてたりと、道はあまりきれいとは言えませんでした。歩いて歩いて行っても、銀行は見当たらず。
道を変えてみるとありましたわ。友人の持っている銀行のカードで500ユーロをキャシングしました。とても便利です。

しばらく歩いてタクシーに乗り、2年前に行って美味しかったピザ屋「Di Matteo」へ。渋滞に巻き込まれ、行くのに30分以上かかりました。 今回も2階で食べたのですが、初めて食べた時ほどの感激はありませんでした。残念。
どうして2回目の方が、美味しくないと感じてしまうのでしょうか?最初から美味しくないよりいいですが。
ナポリで食べたピザの中で1番美味しかったのは、今のところヴォメロにある「Al Rango D'oro」
少し遠いのですが、タクシーに乗ってでも行く価値ありと私は思ってます。
ピザ屋さんなんですが、新鮮な魚類もあるんです。今回、お店の休みと重なり行けずに非常に残念でした。
書いていてまた行きたくなってきました。
これからもナポリに行く機会があれば、色んな美味しいお店巡りをしてみたいです。

そして夜は楽しみにしていた「Da Dora」へ。市民庭園の真中ぐらいにあり、ちょっと怖そうな路地の奥にあります。
友人は4回目、私は今回を入れて3回目です。魚介類が美味しいお店で、お店から出される前菜がとても美味。
カメラを忘れてしまい画像がありません。ナポリに行ったらここは外せないお店というか、ここで食事をするのに、ナポリに来てると言った方がいいぐらい気に入ってます。



そして帰国の途へ&旅の感想

今日でイタリアともお別れです。
朝5時半に起床し荷物を持って出発。チェックアウトのフロントで、ここに来る時にタクシーにぼられた話をし、
空港までの運賃を確認。「ひどいですねー。」というフロントの男性。でも顔は全然普通でした。
やはり、ここナポリではあまり珍しい話でもないみたいでした。
空港まで20分ほどで到着。ラッシュにかかったらこの時間では無理でしょうね。
タクシーのおじさんも普通の人で、ぼられたりしませんでした。
荷物も多かったので、チップを多めに渡したらすごく喜んでくれました。ほっ。
で、ドキドキのチェックイン。アップグレードの手続きは出来ているのでしょうか?
「ナポリからミュンヘン、ミュンヘンからフランクフルトはエコノミーですが、フランクフルトから関空まではビジネスです」
とのことでした。良かったー。逆バージョンだったら意味ないです。
さてミュンヘンの空港で軽く食事をし、あまり待つことなくフランクフルトへ。
このミュンヘンの空港、とってもきれいだし、買物するところも沢山ありいい空港だなーと思います。
フランクフルトのラウンジで(いつも混んでいて座る席を探すのに苦労します)軽くビールを飲んで機内へ。
設備の良いルフトハンザで、機内食もしっかり食べ、ワインを軽く飲み、ドイツビールで喉を潤おし、
楽しい旅は終わったのでした。
今回も事故や病気もなく元気に旅を楽しみ、帰国することができました。
友人と1度も喧嘩することもなく、美味しい食事で胃袋を満たし、豊潤なワインを飲み、食を満喫した旅でした。
旅の間に何人か嫌な感じの人に会いがっかりしておりましたが、それもイタリアの特徴の1つみたいなものらしいので、気にしないことにしました。
あと、ちょっと残念だったのは、お土産が何にも無いことです(^^;
でも、思い出を心の中に刻めたから充分満足いたしました。
また、次の旅に思いを馳せたいと思ってます。Ciao!



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