-Casa Bella-



Belgium/Wallon



++ Bouillon(ブイヨン) ++

ブイヨンの紅葉 ルクセンブルグの次に泊ったホテルのある場所(Noirefontaine)から車で10分ぐらいのところにある町Bouillon。 ブイヨンという名前はスープとは関係なく、
ここの城主ブイヨン伯爵からとったものらしいです。
5代目は第1回十字軍(1096年)の総大将だったそうでとても歴史を感じさせられました。大昔過ぎる。
大きなホテルも結構ありました。
古城が名所になっている町です。
ホテルのメイドさんが、「ブイヨンには行った?私あそこに住んでるの。」って言ってました。 フランス語だったのに、友人も私も彼女の言ってることがなぜかわかってしまった。何でだろう?雰囲気?
右の画像は、ブイヨンの町の紅葉です。
真中の白いのはマリア様の像です。川面に映った紅葉がきれいでした。


++ Rochehaut(ロシュオー)から眺めた村 ++


ブイヨンの近くにあるロシュオーの町外れの展望台
から見た村です。
村が雨にけむって霞んで見えて、非常に幻想的な
光景でした。 昔見た海外ドラマの「ピノキオ」で妖精に
出会うシーンを思い出しました。
この後、雨の中、写真に写っている森の中をドライブ
しました。 紅葉がとても素晴らしく、ロマンチックな
ドライブになりました。
西洋のお姫様になった気分でした。
ベルギーって本当にお伽の国です。
妖精に出くわしても不思議では無い感じがしました。
フランス国境のこの近辺には、ビールで有名なオルヴァル修道院などがあったのですが、 雨と疲れの為、立ち寄ることを断念。他にも可愛い小さな村々がたくさんありました。


++ Achouffe(アシュフ) ++

アシュフのレストラン 小人さんのマークが可愛いので気になっていたアシュフのベルギー地ビール。今回の旅の目的の1つベルギービールを できるだけ沢山の種類を飲むこと。
でガイドブックをたよりにフラフラ出かけていきました。
もちろん迷いに迷いました。(開き直ってます) でもなんとか無事に到着できました。アルデンヌの東にあるBastogne(バストーニュ)の北20kmにあるHouffalize (ウファリズ)から西に4kmのところにあります。
地図にも載っていない人口40人の小さな村でした。
そこに行くまでの迷った道中もとても美しい紅葉と自然を楽しむことができました。
怪我の功名といったところでしょうか?
今回、村々を探しながらドライブすることが多かったので、 走行距離が約2600kmにもなりました。ははは。上の画像は醸造所の向かいにあった可愛いレストラン。
食べたサラミ 左の画像はそのレストランで食べたサラミと地ビールです。
最初は英語が通じなくて焦りましたが、英語の出来る女の子に交代してくれました。上の白い服のお兄さんは仏語オンリー。
でも彼女も料理名を英語で何と言うのか分からず困ったのですが、頑張って一生懸命説明してくれました。
こんな真ん丸のままのサラミ初めて食べました。全然サラミ臭くなくとても美味しかったです。ビールがすすむすすむ。
あとフリッツを食べたいばっかりに(フリッツは単独では無かったので)牛肉を頼んだのですが、これが結構いけました。
アメリカンビーフなんか目じゃないです。
日本のお肉も負けそう。柔らかくてとてもジューシー。
1枚ぺロリと平らげてしまいました。アメリカンビーフの輸入止めて、ベルギービーフを輸入して欲しいなぁ。

お土産のビアグラス 左の画像はお土産に買ったビアグラス。
小人のマークがとっても可愛い。
家でビールを飲むときは、これに注いでいただいてます。
このグラスで飲むと美味しく感じてしまうのであります。
こういう思い出のあるお土産って好きです。
グラスを見るたびに、この村を思い出して幸せな気分になれます。
お土産のコーナーにも載せてます。





++ Durbuy(デュルビュイ) ++

ムール貝 飲んだビール
世界一小さな食通の町Durbuy。「ル・サングリエ・デザルダンヌ」というレストランが有名らしいのですが、 私たちはちょっとジビエ系に飽きていたので、公園の横の他のお店「Le Vieux Pont」でムール貝を食べる事にしました。
でもこちらの店の方が流行っていました。驚いたのは、もう80歳に近いようなおばあさんが、骨付きの でっかいお肉をぺロッっと食べているのでした。負けましたーって感じ。体育会系の大学生じゃないと無理そうな お肉の大きさでした。
もうそのおばあさんに目が釘付けになってしまいました。帰る時、杖をついていたので余計に驚きました。
「すごいねー。」と友人と話していると、横の空いたテーブルにまた年配のおばあさんがやってきました。
ななんとそのおばあさんもでっかいお肉を注文して食べているではありませんかー!
その巨大なお肉の画像をお見せできないのが残念です。
横にいた連れの中年の女性が、我々が驚いているのに気付いて微笑んでおられました。
もう食文化の違いを思い知らされたお昼ご飯でしたー。やはり日本人は農耕民族なのでした。

++ Huy(ユイ) ++

ユイの役場 レストランで飲んだ度数の高いビール
ナミュールとリエージュの中間にある町ユイ。
ドライブに疲れてお腹も空いていたので、この町で 昼食を取る事にしました。
夜がメインなので簡単な食事とビール。
ここで気付いたのですが、地ビールそれぞれにグラスがあるんです。これはすごい!と思いました。
ガイドブックを後で見たら、教会や城塞などもあったのですが、この時はヘトヘトで観光する体力が残って いませんでした。残念。この日は欲張ってかなりあちこち移動したのでダウンしました。
可愛い村や町があちこちにあるので、全部見てまわるには、後2、3回はベルギーを訪れないとちょっと無理。


++ Mozet(モゼ)++

村はずれから眺めたMozetの村
今回の旅で気に入った村の1つMozet。ナミュールから東南へ10kmほど行ったところにあります。
静かな何もない村なんですが景色がとても美しかったです。
この村の近所にある村々も同じくらい素敵。車で通っただけですが、Thon(トン。まぐろの意味。なぜ?)とか
Goyet(ゴイエ)も可愛らしい雰囲気の村でした。写真を撮っていないのが悔やまれます。
今回はあまり写真を撮っていないのが残念なくらい、素晴らしい景色にたくさん出会えました。
何故写真を撮らなかったかというと、車に乗りながらなのでなかなか急に停まることも出来なかったのと、
ただ景色に見惚れて撮り忘れただけなのですが(^^;
この上の写真も路肩に車を停めて、車がこないのを見計らってササッと撮ったものです。
路肩の無い所は、いちいち車を停めるのも大変。ドライバーに「ゆっくり走って〜。」ともなかなか言えず。
でも写真を撮るのが上手い方は、きっと気に入る景色がドライブ中にわんさかでてきます。
まぁ、それを見れただけ良しとしときます。(いつもこれ。)


++ワロン地方ドライブの感想++

かなり気合いを入れて走ったのですが、なんせ見所が多すぎて全部周り切ることはできませんでした。
しかし、紅葉がとても美しく、それと可愛い村を沢山見ることが出来て大変楽しい旅をすることができました。
地図がレンタカーで貰ったものをそのまま使っていたので、小さな村はなかなか見つけることが出来ずに苦労しました。
次回はちゃんとした地図を購入したいと思います。反省。
ナミュールは行く前は、とても楽しみにしていた町でしたが、都会すぎてちょっとがっかりしました。車で素通りしました。
Dinant(ディナン)の町もちょっと季節のせいか暗めでした。 ツアー旅行では出来ない旅を今回は満喫できました。
しかし、ルクセンブルグからベルギーにレンタカーで入るルートは、 非常に高くついたので(約34万円。涙、涙。)
次回からは絶対やめておこうと思いました。