総生産5は抜け出す
[]

 このゲームでは、総生産と言ういわゆる手持ちカードの最大枚数が宗主国ごとに、さらに各クォータ毎に5から7の間で決まっています。
 5と7でたった2枚の差ですが、手持ちカードが持てる兵力や、外交カードの手数になると思うとこの差はとても大きいものになります。
 特に、勝敗が決まる第3クォータのときに、総生産が5だととても不利な状況になります。ポルトガルやスペイン、オスマンなど後半に総生産が低くなる宗主国は最低でも総生産を6にはしておくべきです。
 総生産をあげるには産業革命カードですが、これは引ける引けない運次第ですので戦略としては、総生産+1の効果があるエジプト・南ア・中米の植民地を奪うことを考えましょう。
 例えば、第2クォータ以降の英国が中米と、ブラジルを持っていた場合、英国にとって中米の総生産+1は意味が無いので、ブラジルの方を守りたいはずです。この状況下なら場合によっては英国は中米を守ることに固執しない場面もあるでしょうから、常に総生産+1の効果のある植民地の奪取を考えていましょう!
 特に、エジプトは総生産+1の効果が租借・割譲されることで移ります。その為、常に租借された状態になることもあります。これはエジプトを植民地にしている国にとってなんら得るところが無い常態です。こんなときに攻めれば、もしかしたら相手国は出兵してこないでただでエジプトを手放すかもしれません。

[][]
[][戻る][TOP]