IZU REPORT 2000年   12月




●12/3   大島

それにしても、久々の更新です。本来ここは伊豆の海をタイムリーに紹介していこうというつもりだったのですが、もはや備忘録と化してしまいました。まあ、ぼちぼち思い出しながら書いてみましょう。

で、行ったところは大島です。しかも、秋の浜。大島には他にダイビングポイントがあるはずなんですが、なぜかみんな(私も含めて)ここ以外は眼中にありません。 もう12月なのでドライを着るくらい寒いのですが、海の中はまだまだたくさんの生き物がいます。

サービスはいつも通りグローバルです。まず初日の1本目はガイドしていただいて、どこに何がいるかを教えてもらいます。このときはあんまり写真は撮りません。とにかく場所を把握します。2本目以後はガイドなしで潜ります(DM以上の同行が必要などの条件はあったと思うが記憶が曖昧)。さすがにこれだけ何回も来ていると、地形も覚えてきました。秋の浜は、わりとわかりやすい地形かと思います。場所がわからなくなっても、とりあえず南に進めば岸に近づくので、まあ安心です。

ヒレナガネジリンボウやヤシャハゼがいたのだが、うまく撮れず。今回も撮りやすいものだけ撮ってきました。 ソウシ岩の近くではピカチュウウミウシことウデフリツノザヤウミウシを散見しました。2匹の固体が数10cm離れたところにいたので、そっと2匹を近づけると、なんと、くっついてしまった。そういえばウミウシに雌雄の別ってあったっけ?

あとは、なんとかハナダイ(名前を失念)というレア系ハナダイを見に行ったのですが、うまく写真には撮れず。そもそも、あんなに動き回る魚を目にピシッとピントを合わせて撮るなんて至難の技です。とはいえ、何も撮らないのもしゃくなので、非レア系ハナダイのスジハナダイを撮りました(と、言うよりはたまたま写っていたという感じか)。ハナダイって写真で見ると意外にカラフルなんだと再認識いたしました。

あとは、コガラシエビですね。初めて見ました。なんとも不思議な形の海老です。どこに目があるかわかりにくい。右の写真では下を向いています。もう少し、近づかないとよくわかりませんね。

それから、相変わらずニタリザメもいました。もはや定番か。まあ、あといろいろいたような気もしますがこのへんで。とにかくいい海でした。 
  アカスジウミタケハゼ:28KB

ウデフリツノザヤウミウシ×2:29KB

スジハナダイ:31KB

ヒラメ:47KB

コガラシエビ:18KB



[Prev] [Home]