ビッグウェーブのノースショアは怖い!!の巻

 で、そのままノースショアを目指す。ドールのパイナップルプランテーションを右手に見つつ北へ。そこは日本人など誰もいない、まさにアメリカだった。

 ガソリンを入れるべく、適当なコンビニへ入ろうと試みるも、俺の身長の1.5倍はありそうな、しかも俺のフトモモくらいの腕をした(しかもタトゥーいり)やつらがわんさか。すぐに退散し、わりとしょぼいコンビニへ移動。やっと見つけたコンビニで写真を撮っていると、ドイツ人が「おまえいくらでこのバイク借りた?」と突撃取材をかましてきた・彼はハワイで俺と同じくスポスタをレンタルし、俺と逆周りで島を一周している最中とのこと。しきりと、「おまえこれ、何ドルで借りた?」と気にしている。ヤツのは減価償却ん進んだモデルで、俺のは2004年モデル。やはり2004年モデルを借りた優越感だね〜。

左)スンマセン、、、かなりハワイにやられて、
ベタなハンドサインをしてしまふ、、、、(恥)

結局、そのまま名刺を交換し、お互い目的地へ急ぐ。
途中では、かなり激しいスコールに会うも、ホノルルの都市部に入るとピカピカの日差し。濡れ濡れの、俺の服も速攻で乾きました。

「満タンで返せ」という親父の言うとおりに、またコンビニでの給油。セブンイレブンにより、給油管(というのか?)のところにとめ、レジにいき10ドルを預け、バイクのところへ戻ろうとすると白人の女性がすれ違いざま俺に何かを言って店に入る。

「何を言ってるんじゃ?」とおもいバイクを見ると、ガッデ〜ム!俺のバイクの退路をふさぐようにでかいピックアップトラックがとめてあるではないか?
なんじゃとおもい、途方にくれているとさっきの女性が「ソーリー」といいながら話しかけてくる。

 なんでも学校の先生らしい。おれのバイクを見て「これ買ったの?」と聞いてくる。レンタルだと答えると、「日本人?」と聞かれる。そうだ、ホノルルマラソンに来ている、と答えると「へぇ〜、走るの?完走Tシャツちょうだいよ」と言われた(あとで判明したことだが、このTシャツはかなりステイタスがあるらしい)。「どこに行って来た?」と聞かれたのでノースショア、と答えると「今日はビッグウェーブコンテストがあったのよ。優勝者はマチをオープンカーでパレードするの」とのこと。へぇ〜、どおりでおっかないやつらがいたのかぁ〜、と納得していると、まるでご飯粒がほっぺについているよ、とでもいうような軽さで
「チャック開いてるよ」と指摘してくれた。
まるで恥ずかしいとか、そんなニュアンスの微塵もない指摘にすがすがしさを覚え「そーりー、さんきゅ」というと、「いいのいいの、私先生だから」とわけのわからない答えをしてくれる(このへん、伯爵の英語能力のプアさ故、誤認ということも考えられるが、、、)
 そんなこんなで午後3時、無事にオヤジに満タンにしてハーレーを返した。あ〜疲れた。ミラーを飲んで爆睡。

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これにて「カミカゼ、長島イングリッシュ編」は終了。ワイハトップへカヘル