　フィルムがラボから上がってきて、「あれ？いつこんな写真撮ったんだ？」ということは殆どありません。
それはやはり、フィルム一枚ごとにフレーミングなどに気を配っている証左です、などとは言いません。実際、ずいぶんいい加減にシャッターを切っていることが多いです。
だいたい「あ、これはあのとき、子供の自然な表情をとろうとしてノーファインダーで撮ったんだ。あ～あ、頭が切れてらぁ～」などと思い当たるのが殆どです。

しかし、上の写真は、まったく思い当たる節が無いのです。
ちなみにこれは、３６枚撮りのファースト・カット。次のコマからの映像で、この間の名古屋出張のときネガと判別はできるのですが、それにしても、、、。フレーミングなど、自分のクセが反映されているんだけどなんかちがうところもあって、、、

で、これはフィルムを装填して、空シャッターを切っているときに偶然、写り込んだものであるという結論に達しました。それ以外に納得の仕様が無い。

それにしても露出といい、ピントといい、許容範囲。ってゆ～か、ちょっとぶれているところが、なんとも空港での待合場所、という雰囲気を醸し出して、結構気に入っているのです。

写真の神様からの贈り物なのか？素直に喜んでおくことにします。