とにかく今日は、午後からの降水確率が50%以上だし、午前中でいけるところまでいってしまおう。
宿は屈斜路湖畔のとほ宿「のんき舎」を昨日予約してある。
サロマ湖のサンゴ群生地を見る。雲の間から晴れ間も見える。大丈夫かな〜。
朝の早い時間なのに結構レンタカー組がいる。カップルが腕をからめてじっと湖を眺めているのを見ていると、一人旅しているわが身を幾分哀れに感じる。
いかんいかん、俺も彼女と四輪で旅行していても、こ汚いバイカーを何度うらやましく思ったことだろう。結局、旅の醍醐味はすべて、孤独感とか寂寥感を求める行為だと思う(あくまで個人的意見)ので、四輪ではなく二輪の一人旅を敢えて選択しているのではないか。
サンゴをデジカメに収めて、ヘルメットをかぶりオートバイをスタートさせた。
小清水原生花園の手前で、何本も釣竿が並んでいるのが見えた。横に軽のワゴンやテントを張って、みんなじぃっと海を眺めている。昨日のおっちゃんもきっとこんなカンジで釣っていたんだろうな。
左)サロマ湖のサンゴ。早朝の真珠色の空気の中にピンクが鮮やかだった
左)小清水の近くの線路。
むかし、彼女と二人で流氷を見に「ノロッコ号」に乗車した記憶がよみがえる。
右)釧北峠越えする前に見たお花畑。
下〕釣り糸をたれるオッサンの図。
『つれますかぁ〜」※クリックで拡大