ホワイトチャペル駅

 Paul が Cable St. の Flat へ帰宅中、 この駅で終電に乗り換える際に、駅の暗がりに潜む男を目撃 し[1], [2 p.87]、アルバム "Wednesday Morning, 3 A.M." のジャケット撮影で見た 地下鉄の壁の落書き[2 p.45], [3] とも 相まって、"A Poem on the Underground Wall(地下鉄の壁の詩)" が 出来たようです。

 橋の下から向こう側、ホームへの降り口からも遠く、 夜になると人の寄らない暗がりになりそうです。

 Flat のあった Shadwell 行きの地下鉄は、写真の奥からやってきます。


 Shadwell にむけて出発した地下鉄です。

 向かいのホームの下に落書きが見えます。現代の落書きは、 クレヨンでなくスプレーですね・・・。


 Shadwell 駅から 1 駅。


参考
[1] Kingston, Victoria. SIMON AND GARFUNKEL The Definitive Biography. London: Sidgwick & Jackson. 1996. p.64
[2] パトリック・ハンフリーズ 著 野間けい子 訳 『ポール・サイモン』 東京 音楽之友社 1988年
[3] CD 『Live From New York City, 1967』日本盤ライナーノート Sony Music Entertainment Inc. 2002年 p.15