ブリクストン刑務所

 Flamingo Club での演奏以来、支援者となった Judith Piepe が契約を取り、1965年7月に S & G としてのコンサートが 行われた場所です[1], [2]。

 左は大通りから刑務所へ向かう道。「外国で刑務所の写真を撮りに行く人なんて あまりいないだろうな」という妙な優越感と「怪しい人と思われて拘束されたりして」 と引き返したい気持ちがないまぜになりながら、入っていきます。


 レンガ造りの高い塀が続きます。第一次世界大戦に反対した Bertrand Russell(1918年)や、麻薬不法所持の Mick Jagger(1967年)達が ここに拘留されたそうです。


 頑丈な入り口の扉。彼らもここを通っていたのでしょうか?


 中の様子はほとんど伺い知ることは出来ませんでしたが、 わずかに隅の建物を見ることが出来ました。

 コンサートを行ったのは どのあたりだったのでしょうか?


 地下鉄 Brixton 駅から 45, 133, 250 番などのバスで 4つ目。


参考
[1] パトリック・ハンフリーズ 著 野間けい子 訳 『ポール・サイモン』 東京 音楽之友社 1988年 p.67
[2] ジョセフ・モレラ パトリシア・バーレイ 共著 福島英美香 訳 『旧友』 東京 音楽之友社 1993年 p.73