〜第3回 楽譜〜

インドネシアの楽譜は、数字で表すことが多いようです。
最初にもすごく違和感があったのですが、拍数をカウントするとき 0から始まります。
(4拍子だと西洋音楽では1,2,3,4と数えるけど、インドネシア音楽では0,1,2,3になる)
下記の楽譜では【○で囲ってある数字の部分が0】に当たります。

楽譜

概念で言うとカウント0の数字は始まりではなく”終わり”と考えるのだそうです。
要するに、4拍で言うと4の部分ですね。そこから弾き始めるような感じです。
だから最終行のラストの音も○数字で終わる。。。

楽譜の見方

楽器ごとに決まっている音の番号に対応しています。
上記の配列は各種サロン(鉄琴系)です。
ボナン・クノン・クンプル等の配列はまた違いますが、正確に覚えてません(笑)

っちゅーか、この楽譜も記憶のみで書いたので間違ってるかも(^_^;)

数字だけでなく、【―】もひとつの拍になっていて
演奏する楽器によって、最初の0拍(○数字)から次の0拍までが 1拍だったり、4拍・8拍・16拍だったりします。

楽器が変わる度に、打つ場所が違うのでなかなか覚えられません。
だってみんな、その時、自分が打ってる楽器だけでいっぱいいっぱいなんだもん!
合わせる為には、他の楽器の音も聞き分けなきゃなんだけど。。。
なので楽器をトレードする度に先生は一から教えなおしで大変〜(^_^;)

こんな説明でわかる人いないよなぁ。復習だから私がわかればまぁいっか。

〜本日の講習について〜
ガムランには指揮者がいない(各楽器の呼応で音を合わせていく)ので
導入と終了するときには合図(イントロみたいなもの)がある。

基本的にはボナンとクンダン(太鼓)が ”始めるよ〜”とか ”次のフレーズで終わり〜”というリズムを演奏することによって、 それを聞いた他の楽器の演奏者が、始まりや終わりのフレーズに 切り替えることで、演奏が始まったり終わったりする。

各楽器が呼応してることもあり、誰かが間違えると つられてわからなくなっちゃったりもする。
難しいけど、面白い!

・・・演奏中は数なんて数えられないし、実際は人の音を聞きながら
なんとなく勘で演奏しています(^_^;)

本日弾いたのは『サロンドゥムン』『サロンバルン』『サロンバヌルス』
『クノン』『ボナンバヌルス』『ボナンバルン』『クトゥ』『スレンテム』『ゴング』


topへ | ガムラン1年目メニュー