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夢のような釣り

いつもの山の反対側で記録的なゲリラ豪雨があった。被害があまりなかったのが救いであったが、反対側の川はかなり増水したようだ。
反対側での事とはいえ、いつもの谷もそれなりに増水したに違いない。1週間後くらいが水もひいてきてよろしいのではないかというのが先輩との相談の結論。
で、1週間後にやって来ましたいつもの渓へ。いやあ〜良かった夢のような釣りができた。

車止めに向かう手前で、法面が崩れて道をふさぎ、通行不能になっている。入渓ポイントまでかなりの距離があるが、そこは釣りバカな2人、釣り装備に変身し、そこから歩いて入渓ポイントを目指す。
10分くらい歩くと、もう一箇所土砂崩れがあった。ふふふ、これでは釣り人もいまいとほくそ笑む。

谷は増水した水が引いてきて、平時より20センチ高の水位、笹濁りという理想的な状況だ。三日前に来ていたら増水しすぎで渡渉すらできず、釣りにならなかっただろう。うーんナイスタイミング。
写真の解説。
こんなところで釣りました。
入渓後すぐのポイントに、仕掛けの具合を見るために、餌をつけて一応振り込む。ここは、理想的な形なのだが、なにせ入渓直後のポイントなので皆が攻めて、すれまくっている。
あまり期待せずに、振り込んだのだが、瞬時にひったくられるようなアタリが!おぉーっ、取り込むとまあまあのアマゴ。
このあともアタリは続いた。結局、このポイントで5匹上げた。一歩も動かずにである。奇跡的である。

この後も爆釣である。あらゆるポイントにアマゴが充満しているような錯覚に陥るほど。いつもの渋い状況が夢のようであり、このアマゴたちは普段はどこに潜んでいるのかと思う。

大雨の影響で渓相が少し変わっていた。絶好のポイントが砂利で埋まっているところもあれば、逆に復活して大場所になっているところもある。
場所によっては十数mにわたって、流れの1,2m上の木の皮がめくれて、木の香りが漂っている。岩が流れる時に傷つけたのだろう。
ゴルジュでは竿を上にいっぱい伸ばしたところ5m上の潅木が皆下流に片寄っていて、流木がひっかっかっている。そこまで増水した証拠だ。

あまり釣れるので写真も撮ってない。釣果は、「つ抜け」もいいところで、20までは数えたが、邪魔くさくなり適当だった。私で30手前、2人で50くらいか。ほとんど、コンビニ袋に入れて、上流で逃がした。
次も雨をチェックしながら増水後に来ようと誓い合う、浮かれたおっさん2人であった。

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