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渓流銀座

 

普通、渓流釣りは夜明けと同時に釣りだすが、愛知川への釣行のときはスタートが遅い。
大阪からの距離がビミョーなので、車中前夜泊はしないから、朝出発で釣り始めは8時前だ。

実はこの時間帯が結果的にいいんじゃないかと思いだした。入渓ポイントにつくと常に2,3台車があるが、熱心な釣師は5時台から釣りあがっているから、2,3時間のブランクでアマゴも落ち着いている。はずである。

沢屋さんは逆に私よりスタートがもう少し遅いようであまりぶつからない。ここの沢屋さんは少人数なので、追いつかれると、どうぞどうぞとドンドン先に行ってもらう。
商業的沢屋さんに出会うと致命的だが、もっと遅いので問題なし。

今回も正にこのような展開だった。入渓ポイントには車が3台。ま、いっか。
途中で沢屋2人に追いつかれる。気にせずお先にどうぞ、できれば100mくらいは水に入らずに陸を行ってね。

エメラルドグリーンの淵、しぶきを上げている落ち込み。アマゴもぽつぽつと上がってくる。あ〜、桃源郷で至福の時間やなあ。心が洗われていく。

豪快な滝を見ながらラーメンをすすっていると、場違いなきゃぴきゃぴした歓声が近づいてくる。
空耳か天狗の仕業かと思いきや、インストラクター二人に引率された女子大生シャワークライミングツアー約10人の皆さんだった。
渓流で若い女性に会うことはまずない。しかもこんなに大量にはないので、びっくりである。


若いお姉ちゃんが大量にいるので思わず、話をしにいった。女子大生にじゃなく、インストラクターに。
この先も行くのかと聞くと、ここで昼食休憩し、引き返すとのことで、胸をなでおろした。さすがにこれだけのパーティに先行されると、ダメージが大きすぎて、釣はやめるしかない。危ないところである。

この後は順調だった。
釣り終わり、車まで戻り、最奥部から里に下りていく道中のこと。途中の入渓ポイントの道端で着替えている別のお姉ちゃん達を発見。
綺麗な渓流に心を洗われ、すがすがしく純粋な気分で少年に還元されていたのも束の間、お姉ちゃん達の生着替に目を奪われ、「乳との遭遇!」「いや〜眼福ですな」と急速におっさん化した私と先輩であった。

 

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