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キジをお供に釣り上がる

昨シーズン、なかなか面白かったので、先輩と年券を買うことにした。どうせなら、漁協で情報を仕入れたいと、漁協の場所を牛乳配達のお姉さんに聞いてみると、
「漁協の場所は知らんが、組合長の家はここだ。ほんで、あの人が組合長じゃから聞いてみたら。」
偶然にも組合長の家の前で、なおかつ本人の前で道を聞いてしまって、ずっこけた。
あの辺もいいし、この辺もいい、放流したのはあの辺り、あっこは天然物がいる等々、詳しく聞けた。

まあまあのサイズのアマゴとご対面。久しぶりで嬉しい。

この白泡の切れ目で釣れた。

花崗岩質なので岩が白く、渓相が明るい。
シューズの摩擦もよく効き踏ん張りやすい。
ただ、やたら岩がでかく、進むのに一苦労。
10m上流に進むために、岩を迂回するので20mは歩いている。

座り込んでもつれた仕掛けをほどいていると、後方で妙な気配を感じた。先輩は先に進んでいるはずなのに、と思いながら振り向くとキジがいた。すぐ横にだ。びっくりしたがつぶらな瞳で見つめ返している。
キビ団子はないが、キジだけにキジ(ミミズ)をあげてみた。一度くわえたが「けっ、ミミズかよ!」ポイッと横に捨てられた。舌が肥えているのか、キジよ。
その後もずっと付いてくる。キジをお供にしたのがよかったのか、そこそこの釣果であった。

 

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