キジをお供に釣り上がる
          
          
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                     昨シーズン、なかなか面白かったので、先輩と年券を買うことにした。どうせなら、漁協で情報を仕入れたいと、漁協の場所を牛乳配達のお姉さんに聞いてみると、  | 
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                   まあまあのサイズのアマゴとご対面。久しぶりで嬉しい。  | 
              
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                   この白泡の切れ目で釣れた。 花崗岩質なので岩が白く、渓相が明るい。  | 
              
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                  座り込んでもつれた仕掛けをほどいていると、後方で妙な気配を感じた。先輩は先に進んでいるはずなのに、と思いながら振り向くとキジがいた。すぐ横にだ。びっくりしたがつぶらな瞳で見つめ返している。 キビ団子はないが、キジだけにキジ(ミミズ)をあげてみた。一度くわえたが「けっ、ミミズかよ!」ポイッと横に捨てられた。舌が肥えているのか、キジよ。 その後もずっと付いてくる。キジをお供にしたのがよかったのか、そこそこの釣果であった。  |