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やっとこさの晴れ釣行

 


 若と釣りにいく予定の2,3日前のこと。先週までバシー海峡で低気圧だったはず
の観測史上初!だったか、2番目だったかの台風が紀伊半島を虎視眈々と窺って
いた。(何が史上初かは忘れた)
 結局直撃は避けられ、局地的な豪雨が紀伊半島を襲ったのだった。山脈二つ隔
てた所では土砂崩れで通行止めになっているが、マイホームグラウンドは何とか行
けそうである。
 今回は前日の夜出発である。助手席で黒エビスをやっつけながら眠りに着き、目
覚めれば、到着という誠に贅沢なものであった。
 4時半頃にもそもそと起き出し、準備をして、スタート。
 今日はいつもと違う!そう、前日まで台風で気をもんだが、晴れなのだ!今シー
ズンはずーっと雨だったが、やっとこさの晴れ釣行となった。

前回、若は過労でへろへろだった。
雪辱を晴らすべく、背中が語ってい
る。
「とうっ。今日は釣るぜ!」
解禁から日が経ち、それなりにプレ
ッシャーもあるようで、前ほどのアタ
リはない。

右のアマゴは下の場所で釣った。
ちょっかいを出してくるのだが、なか
なか針掛かりせず、気をもんだ。
釣ってみると、こぶりであったが、
こやつが犯人かと納得。
上のアマゴを釣った後にも、同じ場
所でアタリが一回あったが、キャッチ
できず。
アプローチに苦労するほどよいとい
うことか。
ナメ床で滑って、竿を折ったことがあ
るが、この眺めは気に入っている。

ここから滝を巻いて、一気に難度は
上がるのだが魚体のサイズも上が
るのだ。
いい感じで上がってくる。
左のアマゴは22センチ。
いつものゴール地点より奥に進んで
みた。エスケープルートは他にない
ので要注意だ。
格段に険しくなってきたところで、パ
ラダイス発見!深いプールになって
いる。
若が良型を釣り上げる。続いて私も
粘った末に釣り上げたのが右のアマ
ゴ。

パラダイスへの流れ込みが、チョックストーンになっていて、何度チャレンジしてもこ
こが乗り越えられない。仕方なく途方もなく高く巻いて、木の根っこに捕まりながら流
れに降り立った。
うーん、ここら辺りに来るとさすがにザイルがいるかも。きちんと懸垂下降しないとそ
ろそろヤバイかなあ。
苦労して越えたところも、プールになっていたが、ここではアタリはなかった。残念。
しかも、泳いで取り付かないと上に行けそうにないので、今日はここで帰路につく。
途方もなく高巻いたところは、下りは簡単なものであっさり通過。泳ぐことはなかった
が腰まで浸かったりで、あっという間にエスケープルートへ到着。
高度を200m程稼ぎ、尾根を越えて1時間半で車へ。

 

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