福地温泉 御宿飛水
「大人の隠れ家」といった紹介がよくされる温泉である。奥飛騨にある13件の宿しかない、こぢんまりとした温泉だ。 出発日に強烈な寒波が襲い、大阪でも雪がちらついた。高速にみるみる雪が積もり、大渋滞に。まさに冬の名神は雪国ってやつですね。 東海北陸自動車道の終点、飛騨清見で既に4時半。すごい雪だ。スタッドレスを履いているが慎重に40キロくらいで走っていると、後ろから地元ナンバーの軽四が追い越してきた。 ここは慎重に安全運転でようやく高山へ着いた。目指す福地温泉は国道158号線で平湯へ、そこからちょっと道をそれたところにある。 5時半にようやく到着。ほぼ7時間かかったか。なるほど雰囲気の良い所だ。 |
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駐車場から摂った正面玄関。みな凍り付いている。写真右端のたいまつの炎が、雪の中、揺らめいていて、夜は幻想的で綺麗だった。 空いていればいつでも使える家族風呂。雪の中の露天風呂に温泉部長のTigerも大喜びである。単純泉で重曹食塩を含有しているとのこと。 大きな切株が湯船になっている、とちの湯。露天風呂も付いているが、露天風呂だけでも十分である。人気があるのもうなずける。とちの湯は予約制。 |
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夕食はお部屋で。飛騨牛の握りが口の中でとろける〜。ステーキもたまら〜ん。 意表をついてうまかったのがナマズの刺身。見た目の悪い魚は美味いという法則があるが、そのとおり。外観からは想像もできない白身は濃厚で歯ごたえもあり、一目で、いや一口でとりこになってしまった。 酔っぱらって銘柄を忘れてしまったが、美味しい地酒もきゅーっとやっつけ、生ビールもグビグビーっとして、温泉に浸かると、雪道にビビリながら運転した疲れや、仕事や育児のストレスも吹っ飛んだのだった。 福地温泉はリピーターになる温泉である。次はどの宿にしようかな。 |