トップぺージほぼ秘湯の旅九州大分県

別府温泉保養ランド

以前から泥湯というものに入ってみたく、霧島のさくらさくら温泉に行ってみたが、泥湯というよりかは、自分で塗る泥パックのようなものであった。それはそれでよかったのだが、うーん、求めていたものとはなんかちがう。泥湯そのものに浸かりたいのだ。
それならいっそ泥湯で有名な別府温泉保養ランドに行ってしまえ!と温泉のはしごをすることに。
鹿児島から九州自動車道を一気に北上し、別府へ。むっちゃ遠かったが、こうなったら別符からフェリーで帰ることにすればいい。なんか成り行き任せで適当やけど、まっいいか。

ここには泥湯が屋内と屋外にあり、屋外は混浴の大露天風呂になっている。混浴はちょっと。。と言う方は屋内に入ればよろし。屋内にはコロイド湯というのもある。


混浴の大露天風呂は当然ながら撮影禁止なのでとりあえず玄関なんかを。

浴場へ向かう通路。右横には「しゅごー」とエイリアンの呼気のような噴気が吹き出している。左横は壁があるが露天風呂になっている。
大人1050円を払っていそいそと浴場へ向かう。Tigerを連れてちゃちゃっと掛け湯をして露天風呂へ。
見た目は乳白色の濁り湯だ。足を入れてみる。きめの細かい泥である。シルトって感じ。
中央部の深い方へ行ってみる。肌にまったりとまとわりつく暖かい泥の感触。求めていたのはこれですよ、これ。官能的とまで言えるこの感触、いいですねえ。癒される気がします。子どもの頃の泥んこ遊びをした記憶も蘇るなあ。
別府は地獄巡りが有名だが、ぬるい坊主地獄がイメージに近いかなあ。

水着、タオルは禁止なので女性にはややつらいかも。ただ、女性専用入り口なるものがあって、露天風呂の中まで通路がある。K曰く「混浴では出入りする瞬間が一番気を遣う」とのこと。その点女性専用入り口があると大助かりだそうだ。湯に入ってしまえば泥まみれになるのでわからないし。

平日の昼間だったので入浴客は4,5人だったが、ぺちゃくちゃとおばちゃんの集団が入ってきた。10人くらいのおばちゃんに囲まれ、私の方が焦ってしまった。皆、顔に泥を塗りたくって童心に返って遊んでいた。

湯温はやや低めなので、のんびりと長湯ができる。底の方が泥が濃い気がして、温度も高かった。局所的に熱い部分もある。底の熱いところに我慢して足を突っ込めば水虫もイチコロだそうだ。効果がきついとは聞いていたが、Tigerの肌の一部が赤くなったのには反省。

この温泉は入った人で評価が分かれるんじゃないかなあ。どう分かれるかは入ってみて判断してください。。

 

トップぺージほぼ秘湯の旅九州大分県