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湯の峰温泉 つぼ湯

よく聞くフレーズだが、日本最古の温泉らしい。蟻の熊野詣でと言われた熊野大社へ湯垢離してから詣でたようだ。

この辺りは不便なところで大阪からでも行きにくい。吹田インターから3時間半から4時間かかる。東京からは一番行きにくい地域と言われている。以前は駐車場が少なく不便だったが、徒歩2,3分の所に整備されて便利になった。そうそう、わたらせ温泉はすぐ近所。

小栗判官伝説があり、小栗判官が入って身体を治したのがこのつぼ湯。小栗判官の名前は知っていたが、まさかここが伝説の地とは知らなかった。

大人二人が入ればいっぱいになるサイズ。貸切風呂になっていて近所の公衆浴場に申し込む。利用時間は30分。常に順番待ちで、ハイシーズンは2、3時間待ちも。朝早くが空いているようです。横に公衆浴場もあり、そこで時間を潰したこともあったな。

1日に7回色が変わるといわれている。源泉そのままだが、湯温が高く、そのままでは入れない。やむを得ず水を入れて入浴した。今日は青みがかった薄い乳白色である。前に入った時は透明だったような気がする。

底は玉砂利のようだ。奥はえぐれていて、薄気味悪いというか歴史を感じるというか。
洗い場は石けんシャンプーは禁止になっている。腰の高さまで2方向の板壁が上がるので半露天風呂と化すが、上げないでと張り紙があった。

Tiger温泉部長と。バックに見えるのがつぼ湯 1日に7回色が変わるという
お湯はややぬるっとして、深層水の味がする。硫黄の臭いもする。
小さな渓流のほとりに立っているが、その流れは実は熱湯なのだ。すぐ近くに湯筒があり、入浴中に卵やトウモロコシもゆだってしまう。

そんなに広くないながらも付近一体には情緒あふれる旅館が並び、雰囲気のある温泉だ。

 

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