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湯泉地温泉 泉湯

「温泉地」ではなくて「湯泉地」が正解。字面が似ているので間違えていることが多いようだ。「とうせんじおんせん」と読む。日本最大の村、十津川村にある。

道に迷うことはないと断言しよう。十津川村を貫く168号線沿い、村役場のすぐ近くだから。問題はその距離ですね。紀伊半島の真ん中にあって、どこからも遠いのだ。
奈良の五条から、谷瀬の吊り橋を越えて車で2時間。反対の和歌山の新宮から1時間半。関西在住なら、日帰りもできるけど、ここまで来ると旅行気分も満喫。

全体が山道。五条からだと対向が難しい個所があったりする。谷瀬の吊り橋付近は、観光のハイシーズンは渋滞することも。私は5月の連休なんてこの方面には行きません。
駐車場は狭いです。2台しか止められない。でも裏の河原に降りていく途中にキャンプ場兼用?で10台ほど停められる。

集落の銭湯のようなイメージである。内風呂と露天風呂が一つずつ(男女別)。そんなに広くない。って言うか、むしろ狭い。シャンプー石けんは置いていない。休憩室もない。多人数で行くと混雑確実だけど素朴な感じが良いのだ。

ここはオススメですね。素朴な感じががいいです。 硫黄のにおいがたちこめていて、熱いお湯が惜しげもなく湯船から溢れ出しているのが、また良い感じだった。10時ちょうどに入ったので、溢れる浴槽を独り占め。あ〜なんて贅沢!

露天風呂の方は内風呂よりぬるめ。眺望は木が茂っていて、まあそれなり。逆に丸見えでも困るけど。
泉質は無色透明。硫黄泉で病気全般に効能があるとか。特に慢性婦人病にいいそうな。河原のキャンプ場でキャンプしながら温泉に入るってのはいいですね。

源泉から直で引っ張ってきていること。詰まるので湯の花は源泉側で一応漉していること。洗い場の蛇口から出るのも温泉だということ。などなど受付の昔はお姉さんに話を聞いた。

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