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天の川温泉

映画、天川村殺人事件で有名になってしまった天川村には、天の川温泉、洞川温泉、天川温泉センターみずはの湯の三つの温泉がある。まぁ、みずはの湯は正確には温泉ではないのだけども。

下市口から国道309号線をざっと1時間。
村内、唯一の信号のある川合の交差点を大淀町方面からだと右折、大塔村方面に向かう。
川沿いに進むと、天河弁財天の看板があるので、橋を渡り、弁財天の正面を進み、赤い欄干の橋、手前右手を曲がる。うーん、これだけでは判りにくいか?
天河弁財天は神秘な感じで、宇宙のパワーを感じるとファンが多いようだ。

ここは、交通の便が良くないが、十津川村に比べるとまだましかなあ。大阪の吹田インターから3時間はかかる。しかも、山道で対向できない所もあるので要注意。
 
今回は露天風呂に浸かりながらちらつく温泉を見たかったので、2月に訪れた。
近畿といえども標高の高い山奥、この時期はスタッドレスかチェーン必須である。現に、サマーズの三村なら「ここは北国かよ!」と突っ込むような雪道だった。

路肩でチェーンを装着している彼を助手席で暇そうに見ている彼女が乗っているユー○スロー○ス○ーを横目で見ながら、「あぁ、4駆でスタッドレスで良かった。」と心の底から思ったのである。

駐車場は20台くらいはOK。見た目は昔の小学校って感じ。入湯料は510円。入湯券には「やすらぎ湛える、美のいで湯。」とキャッチコピーがあった。
隣接している食堂では、春季限定のめはり寿司が美味しい。高菜でくるんだお握りのようなもの。非常に美味。冬はしし鍋かししうどんが美味しい。身体が暖まる。

廊下手前に風呂場への入口があり、その奥に畳の休憩室がある。浴室にはいると大きな木造の浴槽が一つ。外には露天風呂(男女別)が一つ。そんなに大きくはない。
立派な材木を使った造りで惚れ惚れとしてしまう。槇、杉、桧を使っているとのこと。

泉質はやや濁っている。ナトリウム・炭酸水素温泉で神経痛や関節痛に効能があるそうだ。
冬の温泉はいいなあと舞い落ちる雪を見ながら露天風呂に浸かった。あ〜運転の疲れが癒されていく。

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