「しおのは」と読む。大迫ダムのほとりにしがみつくように建っている。国道169号線からダムに沿って曲がり、ほぼ終点まで行く。
ここは源泉掛け流しなんてもんじゃない。天井付近のパイプからドバドバと滝のように湯が落ちている。
湯は赤く濁っていて、大量の鉄分、カルシウムが含有されているので、浴槽に析出している。
洗面器の底にも析出し、こびり付いていてこすっても取れない。
浴槽の壁で擦ると痛いので注意。
内風呂はヘソくらいの深さ。段があるので座るとちょうど良い。
ぬるぬる感は全くない。むしろキトキトって感じで、脂肪を溶かす効果があるそうな。
内風呂からオーバーフローして露天に流れ込んでいる。
露天風呂はややぬるめで、長湯できる。
露天風呂からの流れだしは、まるで鍾乳洞の一部のよう。
約20年前に来た際には、もっと鄙びた、枯れた感じがしたが、建替わってキレイにはなっている。
設備は何もないが、湯は抜群。
真の温泉好きにはたまらないと思う。ここは何度でも来たい。