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下北山温泉きなりの湯

きなりの湯は、実は人生の中で一番多く入ったことのある温泉である。数十回は入っているだろう。バス釣りの聖地、池原ダムのすぐ近くにあるので、釣行帰りによく利用している。

泉質はよく、ぬるぬる感もたっぷりで、リーズナブル。名産の木をたっぷり使用していて落ち着く。なのに、何故これまでUPしなかったのか?などと釣友にもしばしばたずねられるが、理由は1つ。お湯が循環で消毒しているからだ。残念。
別の地方の温泉でレジオネラに感染する事件があった以後、塩素臭が強くなった気がする。湧出量がそんなに多くないので、循環にしているのだろう。つくづく残念である。近隣の十津川村に負けぬよう頑張って欲しいものです。

槙の湯、栃の湯があり、日替わりで男湯、女湯が交代する。槙の湯は天然木造り、栃の湯は石造り。それぞれ露天風呂がある。
私が行く時はなぜか、槙の湯が多い。木の方が落ち着くので槙の湯の方が好きなんですけどね。
写真の解説。
釣行後なので、夜が多い。
お湯はややぬるめに思う。もうチョイ熱いほうが好みなのだが、そのぶん長く浸かってられるか。
お風呂上りにはお肌がすべすべと、おっさんが言っても仕方がないが、事実である。
洗い場がやや少なく感じられる。夏場の土日6時過ぎにはバス釣り帰りの客であふれることもある。

売店、食堂、休憩用の大広間が併設されていて、道の駅のようでもある。
ここまで来ると和歌山県の熊野にほど近いので、熊野の地ビールも売っていて、自分へのお土産の必須アイテムになっている。

大阪方面からだと大台ケ原の向こう側になる。奈良県の最南端。昔に比べると、道もずいぶんとよくなったものだ。冬場は大台ケ原付近で雪が積もることもあるので要注意である。また、崖崩れ頻発地帯なので、台風等の大雨の後は道路情報、要チェックだ。

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