トップぺージほぼ秘湯の旅近畿奈良県

洞川温泉

洞川温泉は天川村にある。「洞川」と書いて「どろかわ」と読む。下市口から国道309号線をざっと1時間。
村内、唯一の信号のある川合の交差点を大淀町方面からだと左折、すぐになんとなく二股になっているが、そのまま大きい方の道に道なりに進む。一応標識があるが、間違って、みたらい渓谷の方に行かないように。
すぐにくねくねとした羊腸の道が続く。陀羅尼助(だらにすけ、名産の生薬胃薬)の看板が目立って多くなって、集落が見えてくる。
ここは標高の高い山深い所にあるのでストーブが季節遅くまで稼働している。みたらい渓谷で雪がちらついているくらいでも、標高の高いここは積もっているので冬季は要注意。近所にスキー場もある程で雪国なのだ。梅雨や台風シーズンも注意。崖崩れ、落石が多い。

入湯券に「大峯、修験道千年湯」と詠っているように大峯山信仰の宿場町にある。修験道者も入ったと言われているそうな。今でも、白装束を身にまとった方たちが集落を歩いていて、びっくりする。
駐車場は広く40台近くはいけるかなぁ。まだ新しく、木をふんだんに使った建物で、いい感じだ。入湯料は510円。
雪国?雪景色の洞川温泉 浴室にはいると木造の浴槽が一つ。外には露天風呂(男女別)が一つ。そんなに大きくはない。冬には露天風呂で雪だるまを造りながら入れる。シャンプー類は設置。
泉質は無色透明のアルカリ温泉で神経痛や筋肉痛、関節痛に効能があるそうだ。
周辺は宿坊が立ち並び、ちょっとした温泉街の雰囲気も味わえる。車を止めてブラブラ歩いても面白いですね。名水を使った豆腐、ごま豆腐が名産だ。
天川の一番奥まったところにあるが、行く価値のある温泉だと思う。

トップぺージほぼ秘湯の旅近畿奈良県