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ヌプントムラウシ温泉

ここは北海道でも1、2を争う秘湯で名高いところであるが、1、2を争う山深いところでもある。
ナビに頼りすぎていて道道何号線かは忘れてしまったが、ひたすら十勝川沿いの道を遡っていく。
屈足湖(くったりこ)をすぎ、岩松湖をすぎても雄大な風景にさして変化はない。それだけでっかい風景なんだろう。

東大雪湖を越えて山の交流館とむらも越える。しばらく行くと曙橋があり、そこで二股になっている。看板も出てるので間違えることはないと思う。
曙橋を右に折れ、ダートな林道を13キロ程走る。ここからはカーナビは効かない。マップ上に道がないのだ。「ナビゲートできません」と表示され、液晶の中で山中の地図だけが移動していく。

林道途中で左に分岐するが、看板があるのですぐわかる。ここまで来ると自然が濃すぎる。道中、キタキツネを何匹も見た。鹿も出てくる。熊の生息範囲でもある。
非常にダートな悪路なので四駆が望ましい。渓流釣りに行っていても、なかなかお目にかかれないほどのダートだ。
丸太橋。しっかりしていて怖くはない。ボクも秘湯デビューだレンタカーはデ○オだったのでかなり辛かった。
土砂崩れで通行止めもよくあるらしい。何カ所か石の角が鋭いヶ所があった。パンクにも要注意だ。
まず、避難小屋とトイレが見える。駐車スペースは約20台ってところか。
この橋を渡って行く。向こうに源泉の湯煙と更衣室が見える。 こっちがわに駐車スペースが20台ほどある。無人の避難小屋とトイレもある。
すぐそこに源泉の吹き出し口があった。ゴボゴボ吹き出している。湯船のすぐ横を川まで流れていた。
そらもう、ボッコボコ気持ちいいなあー 卵やトウモロコシが漬けてあった。くそー、その手があったか。心底悔やまれた。次は用意せねば。
途中で川の水と混ぜて温度を下げるバルブがあり、適温に保たれている。tigerも気持ちよさそうである。
約3m四方の湯船が一つ。混浴で全くの露天。洗い場はない。
排水は川にそのまま流れるので、シャンプー類は自粛すべきだと思う。

他に入浴客がいたので、写真はここまで。 川のせせらぎを聞きながら、大自然の中で温泉に浸かる。
はあー、極楽極楽。
更衣室といっても一つだけでドアはない。女性には辛いか。
ここはオススメである。雪のシーズンにまた来たいものであるが、冬季は林道が封鎖されているのが残念だ。

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