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吹上露天風呂

「富良野に行って来てん」
「へー、麓郷の森は行ったん?」「ろ、ろくごう?い、行ってへんで」
「じゃあ、五郎の石の家は?」「何それ?」
「富良野に何しに行ったんや!」
ドラマ「北の国から」を一度も見たことがない、とカミングアウトすると「日本人でそんな奴がいるのか?」と言われたことがある。ハイ、ここにいます。

そんな私でも宮沢りえが入浴したってことで、有名になった露天風呂があるってことは、うすうす知っていたが、ここだったとは知りまへんでした。
白金温泉に泊まった際、ホテルの人に「近所に有名な露天風呂がありますが行かれましたか?」と聞き、何々、どこにあるんすかって教えてもらってわけです。

朝早かったためか、駐車場には数台でした。駐車場で泊まった方もいたようで、キャンピングカーの横でご飯を食べていました。うらやましいです。

駐車場からの小道を下っていくとありました。途中の崖の壁からもお湯が浸み出していました。
「父ちゃん、これ、お湯やで!」壁を触ったtigerは既に目が点です。 脱衣所はありません。湯船横のスペースで脱ぎました。女性は無理でしょう、丸見えですから。
Kはこの段階でリタイア。私とTigerだけで入浴しました。
女性は車の中で水着に着替えてくるという案もありますね。

上下二つの湯船があったが、上の湯船は怪しいというか、はっきりと変な人がいたので下の湯船に入りました。
先客が3人。こんちはっと挨拶して入る。おぉーっ、ひんやりした空気の中の暖かいお湯。たまりませんなあ。雪見で入ったらいいやろなあ。お湯は無色透明無臭でした。
ゴミを捨てたり、騒いだり傍若無人の振る舞いもあるらしいですが、タダだからって何をしてもいいってわけではないですよね。地元の方のご尽力で存続しているわけですから、観光客の方も感謝の念を忘れないようにね。

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