一週間お疲れ様でした。ものに冠詞のaを付けたり、複数形を使ったりするのはいかがですか?どのぐらいの自信を持っていますか?そして、英語のものの名前は、はじめて使ってみる言葉はありましたか?複数のものに複数形を使ったり、aを付けたりすると、とてもきれいな英語になります。さて、かるくテストをしてみましょうか。Lesson
2を始める前に、このリンクでテストをしてみてください。
もしもう少し練習が必要だと思いましたら、このゲームをしてみませんか?
Lesson 2では、「一般複数形」という形を練習します。複数形というのは、複数のものに使うだけではなく、概念的にものの話をするときにも使います。例えば、バナナ一本とか何本の、実際にあるバナナ、または、ある数の想像したバナナ(たとえばレシピの説明などで)の話ではなく、「バナナがおいしい」や「バナナは熱帯地方から輸入されています」などのように、単数でも複数でもないときは、英語の場合必ず複数形を使います。辞書を引くともちろんbananaがバナナになっていますが、本来、bananaというのは「バナナ一本」という意味だけです。バナナ2本以上の場合や、概念的にバナナというものは、英語だとbananasになります。実は、ものの名前を複数形で覚え、単数のときだけ単数形を使うべきなのです。日本の英語教育はそうなっていませんので、その「単数ではないときは必ず複数形」という気持ちになれないといけません。
今週は、一本、一個、一匹などではないときに、必ず複数形を使うことを練習しましょう。好き嫌いを言うときは、この「一般複数形」を使うチャンスです。ですから、今週は、見かけたものをすべて「大好き!」と言ってみましょう。たとえば、冷蔵庫を開けたら:
I like refrigerators!
と元気に、「冷蔵庫が大好き!」と喜んだ声で言いましょう。このI like refrigerators!という意味は、この自分の一台の冷蔵庫が好きではなく、冷蔵庫というものが発明され、一般的に売られているようになった嬉しさを伝えています。実は、嬉しいことなんでしょう。もしなかったら、氷屋から毎週氷を買うなど、または牛乳などは毎日飲みきれないといけないことになってしまいますね。今週は、身の回りのものの感謝を考え、英語で言ってみましょう。
I like TVs!
I like spinach!
I like knives!
I like windows!
I like cars!
I like children!
I like dogs!
あるものに特に感謝の気持ちがありましたら、likeよりも強いloveも使ってもいいでしょう:
I love refrigerators!
身のまわりのものの中、もしかしてどうしても感謝できないものも、あるでしょうか。その場合、複数形を使うチャンスを見失ってはならないので、その嫌いという気持ちも英語で言ってみましょう:
I hate mushrooms!
I hate cockroaches!
好きでもなく、嫌いでもないものがあれば、大げさで考え、likeやloveでも、使ってみましょう。心のリフレッシュにもなるでしょう!
意味として注意しないといけないのは、ある一つのものについての気持ちではないことです。例えば友達に助けてもらった場合、"I
love friends!"と言った場合、「自分の友達のみんなが大好き」という意味ではありません。"I
love friends!"というのは、「友達って、いいよね!」のような気持ちです。
複数形で言葉の形が完全に変わるケースに注意しましょう:
上級ユーザーへのメッセージ |
今回は複数形の作り方や規則例外の単語の力アップにするチャンスです。複数形の作り方のルールを、ここでまとめます。
yで終わる名詞は二種類あります。yの前に母音がある場合、sを付けます。そうでなければyをiesに変えます。
fで終わる名詞のfがvesに変わります。
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形が全く変わらない複数形は、いくつかあります。
「数えられない名詞」は、元々の形が「一般」という、そのものの概念を表していますので、今回の練習にはそのまま使います。飲み物のほとんどは数えられない名詞です。
世界中に一つしかないもの、場所やブランドは今回使えません。太陽、月などは、ある一つのものの名前なので、今回はパスします。もちろん「お月様が大好き!」(I love the moon!)と言えますが、今週は一般になるものに集中したいです。太陽は本来星のひとつなので、今回のパターンならI love stars.になります。場所ならI love foreign countries、I love beaches,、I love American cities.やI love tropical islandsはできますが、ある場所の名前は一つしかないものになってしまいますので、これも今回パスしましょう。ブランドですが、ものではありませんのでこの形にはなりません。プランドは形容詞になりますので、物と合わせる形ならできます。
先週練習をしたmと同じように、sで終わることば(特に複数形)は「ス」ではなく、「ウ」の音がない「ス」や「ズ」です。では、あいうえおを音がないsssssの音を伸ばして言ってみましょう。この音は、日本のサラリーマンが朝出社したときの「おはいようございます」が短くなった「ッスー」の音に似ています。
今週は複数形ばかり使いますので、カタカナでズやスをつけると考えるのではなく、sをつかると考えましょう。つい「う」を言ってしまうことなら、sを伸ばしたりすることは一つの方法です。また、「ありがとうございます」というとき、最後の「す」の「う」の音を言うときもありますが、普段は「ありがとうございまs」「誰々で〜s」「いってきま〜s」と、毎日使っていることでしょう。-sで終わる英語の言葉は、全て「う」なしの「す」で終わっていることと考えましょう。
books: ブックス → ブックs
bananas: バナナズ → バナナz
horses: ホーセズ → ホーセz
では、今週はsで終わる複数形の言葉に「う」の音をしないで「s」で発音してみましょう。