盲聾者への通訳・コミュニケーションについて


●通訳や会話をする前には必ず、名前を名乗ります。初対面の場合は女性か、男性か、できる範囲で自分自身の情報を提供します。

●他者の会話を通訳する際は、発言者が誰なのかを最初に伝えてから話の内容の通訳をします。

●盲ろう者のひとりひとりにはそれぞれのコミュニケーションの違いや方法の差ががあります。事前にそれらを確認します。

●その盲ろう者と関係のない会話や情報なども伝えます。関係あるかないかを判断するのは盲ろう者自身であり、通訳者ではないことを認識します。通訳者が見たこと、聞いたことのできるだけ多くを伝えるように努めます。盲ろう者の体調を加味しながら、情報伝達をすることも必要です。一方的にならないように盲ろう者側の話を聞くことも大事にします。

●盲ろう者と接している時にその場から離れるときは、必ず離れることと理由を伝えてから離れます。また、離れている時間などを正確に伝え、了承を得てから離れます。 長時間離れるとき、また戻る予定の無いときは、そのあとを引き継いでくれる人を必ず確保します。

●盲聾者の通訳は通訳者という立場だけではありません。介助者であり、目と耳のかわりを果たす役割があります。正しい手引きの仕方を学び身につけます。また、自分が見たり聞いたこと 、またそれらから自分自身が感じたことなど多くの情報を積極的に伝えるように努めます。通訳という立場を離れ、人として、友人としてのコミュニケーションを取り合う時間も大切にしましょう。



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