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2004年09月21日

小学生達よ、大丈夫か。

既に各所で取り上げられているこの話題....3割とか4割というかなりの割合の小学生の天文に対する認識はというと、

という有様なのだそうである。「ゆとり教育」とやらの弊害らしいのだが、それにしてもひどい。10年後の理系はどうなってしまうのだろうか。(ある意味、原始の人間の認識そのものなのかもしれないが....)

これを補うには....そうだ、みんな「学研の科学」を読めば良いのではないだろうか。
#私は学研の回し者ではない。年のため。
現在の学研の科学はどうなっているのだろうと学研のサイトを見てみると...おぉ! ちゃんとしっかり、カッシーニとオポチュニティの話題を取り上げて、「太陽系の惑星の最新情報を調べよう」という特集を組んでいるではないか。流石だ。

私が小学生の頃は毎月「学研の科学」が届くのがもう楽しみでしょうがなかった記憶がある。付録(もとい、教材)にワクワクし、様々な記事に科学への思いを巡らせたものだ。おかげで理科が大好きになり、小学生の当時、既に理系への志を固めていたように思う。

結果としてコンピュータの道へと進み、ソフトウェアの仕事をしているが、
  学研の科学 ===> 電子ブロック ===> ラジオの制作 ===>マイコンBASICマガジン
という経路で今に辿り着いている。「学研の科学」あってこそ今の自分があるようなものだなぁと感じる。
#当時私の家はそれほど裕福ではなかったはずだが、定期購読をしてくれていた親には感謝せねばなるまい。

投稿者 ktaka : 2004年09月21日 18:05

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コメント

私は、間違った認識についてはあまり心配していません。
知識として知っているよりも、ちゃんと理解しているか、というほうが大事だと思うからです。
だから、変に知識を詰め込むようなまねをせず、自分なりの考えを持っていてくれればよいと思うのです。

今、塾講師のアルバイトをやっているのですが、よく生徒は「こんな勉強は将来使わない」と言います。
テレビゲームなどに比べ、天体というものがそれだけ身近なものではなくなっている、そして、周りの事象に対して興味をもてないことこそが危惧するべき点であると思います。
まあ、これは若者の幼児化にもつながる話なのですが…
それはさておき、興味を持たせるための手段として、ktakaさんの言われるように、学研などは良いかもしれません。
若者たちには、アンテナを高くしていろいろなものに興味を持ってほしいですね。

投稿者 miki0 : 2004年09月22日 15:56

確かにただ詰め込むだけでは意味がないよね。
数学の話だけど、下記のブログで同じような議論がされている。
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog.php?eid=38443

投稿者 ktaka : 2004年09月23日 03:03

子供達の理科離れはある意味大人たちの子供に対する接しかただと思う。「月の満ち欠けは、いろいろな形の月があるから。」とか、「太陽はどの方角から昇って、どの方角に沈むかを知らない。」などはその子供達の親(父親)なんかが子供達の何気ない疑問に対して答えられない(大袈裟かもしれないが・・)また、コミュニケーションがとれないのではないだろうか。
また、キャンプなどに連れて行って満天の星空を見たことが無いのかもしれない。簡単なことでいいと思う。親あるいは大人たちが子供達に対して驚きと、感動を与えるような簡単な実験(手品っぽく)なんかをやってみればいいと思う。
子供にとって特に父親はすごい人間だと思える子が少なくなっているのが大き原因だと思う。

投稿者 gaku : 2004年09月26日 01:23

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