2005年12月

[前へ]  [戻る]

1日 (木) : 猪木ビンタ祭

小川勝己さんの第20回横溝正史ミステリ大賞正賞受賞作「葬列」を読み終える。
桐野夏生 さんと 馳星周 さんを合わせて、二で割った感じ。
とんでもない展開の話なんだけれども、割り切って楽しく読む。

2日 (金) : タックル

夜間部の稽古にはちょっと早い時間、中途半端だったので、道場近辺を散策する。
今の所に引っ越す前は、八高線の終電がなくなると、道場から甲州街道側を抜けて帰っていたことを思い出しながら歩く。
十年以上経っているけど、ボーリング場がHPになっている以外、あんまり変わっていない。
中古タックルなるものを売るお店を発見… 「タックル」って何だ?
ボクの良く知っているあのタックルは、売買できるもんじゃないしなぁ〜

3日 (土) : やったぜ、ヴァンフォーレ!

ぐずかずと先輩夫婦とで玉川高島屋へ。
先輩の義妹さんがやっている「H&H」というアクセサリー工房の クリスマス・ギャラリー を見に行く。
H&Hのアクセサリーはシルバー中心で、ゴッツいんだけどとっても可愛い。
でも… 隣のブースで包丁を研いでいるおじさんの技術の方が気になる。

第194回totoは、10勝3敗。
目指せJ1、ヴァンフォーレ!

4日 (日) : 「One More Song」 Randy Meisner

長い間欲しかったランディー・マイズナーの「One More Song」、紙ジャケットの日本版が発売されました。
一度はCD化されたものの、買おうと思った時には既に廃盤になっていて、方々捜し回ったのですが結局手に入れることはできませんでした。
レコードは高校時代の愛聴盤で、もう幾度となく聞きました。
結婚して実家を出る時、レコードは置いてったのですが、数年後取りに行ったら、全て処分されていました。
強力な焼却炉を買った親父は、当時、いろんなものを燃やしてた模様… 塩化ビニール、燃やしていいのか?
「大変だったんだよぉ〜」と言う笑顔の親父に文句を言うこともできず、「ありがと…」と項垂れるだけでした。
で「One More Song」、イーグルスを脱退してから三年後、1980年に発表されたソロ二作目です。
決してロック名盤などの中に選ばれることはないですが、深く心に染み入るような曲が詰まったウエストコースト・ロックの良心とも言えるような作品だと思います。
全米TOP40に入ったキム・カ−ンズとのデュエット曲「Deep Inside My Heart」、グレン・フライとドン・ヘンリーがバック・ヴォーカルで参加した「One More Song」… これらの曲を再び聞けることに幸せを感じます。

今日の稽古のスパーリング、まず最初に全員を相手に一周したのだけれど、途中で動けなくなってしまう。
来年の試合を見据え、スタミナ稽古は欠かさなかったのだけれども… 来週末の合同スパーリングに暗雲。

5日 (月) : バングラデシュで10万人

拝島駅八高線のホームが突然広くなる。
寝ぼけ眼の週始めの朝、「違う駅で降りちゃったか?!」と思いっきり焦る。
それにしても… 何故広くしたんだろう?

録画しておいた「格闘人生劇場 シーザー魂 シュートボクシング 11・25後楽園大会」をビデオ観戦。
注目は、アンディ・サワー選手 vs ジャダンバ・ナラントンガラグ選手の一戦。
シュートボクシングっぽくはないが、ナラントンガラグ選手のモンゴル相撲流の胴投げは、相手のペースを乱すのにとても効果的だ。
でもそこは流石のチャンピオン、サワー選手は強いなぁ〜
緒形健一選手 vs 湘南キャリミ選手、38歳のキャリミ選手の引退試合。
壮絶なKO負けだったが、引退試合であえて高い壁に挑んだキャリミ選手の気合に感動する。
J SPORTS では、年末から「J SPORTS FIGHTING 格闘技アーカイブ」と称して、アンディ・サワー選手、宇野薫選手、五味隆典選手、桜井"マッハ"速人選手、山本KID選手の特集番組があるようだ… めちゃめちゃ楽しみ!

6日 (火) : 新月、二日月、三日月、半月、満月

岩井志麻子 さんの「夜啼きの森」を読み終える。
「津山三十人殺し」をテーマにした作品。
多くの人が血縁関係にある閉鎖的な村、男が凶行に及ぶまでを村人の語りで綴られる。

7日 (水) : 先勝、暗闇、ヴァンフォーレ!

昨日の夜からぐずかずの腰痛が酷く、午前中会社を休んで病院に連れて行く。
この病院は、ボクの腰の具合が悪くなった時に初めて診てもらったとこで、院長先生の精神論が長い。
治療時間がかかるなぁ〜と思って待っていると、看護士さんから呼び出される。
院長先生からぐずかずの状態が説明され、家事を代わってやるように指示される。
大事かと思って ビビッ ていたので、安心し素直に従う。
とりあえず… 今週は、仕事より空手より主夫を頑張ろうと思う。

8日 (木) : 献立に悩む

綾辻行人さんの「どんどん橋、落ちた」を読み終える。
綾辻さんの小説で、初めて挫けそうになる。

10日 (土) : やったぜ、ヴァンフォーレ!

ヴァンフォーレ甲府、J1昇格おめでとう!
バレー選手、ありがとう!

11日 (日) : 自爆

国分寺道場で行われた合同スパーリングに初参加。
江口師範の叱咤激励の中の稽古は、とても気合が入る。
自分の場合は、合同スパーリングのお手伝いという内容だったが、支部、他支部の全日本選手との対戦はとても刺激的だった。
そんなスパーリングの中、引いた左足の脹脛に何かがぶつかったような感覚。
自爆の肉離れだ… あーぁ、情けない。
けど、また参加しよっ。

12日 (月) : 神様、お願い!

倉知淳さんの「占い師はお昼寝中」を読み終える。
インチキ占い師が町の不思議現象の謎を解く。
芦原すなおさん作品にも通じる「Sunny side of 創元推理文庫」って感じの本作。
血生臭い小説ばっかり読んでいた昨今、久々に笑顔で読めるお話だ。
占いや神仏などをあまり信じる方ではないけど… あと少しになった後厄、明るく楽しく過ごしたいものだ。(ビッコだけど)

13日 (火) : 忘年会ウィーク

今年最初の忘年会、所属している部署の忘年会だ。
乾杯の音頭役を任されるが、下手にウケを狙って外しちゃうと後のお酒が不味くなりそうだったので、普通に「カンパーイ!」。
幹事が気を使ってくれたらしく(?)、海の物中心の食事メニュー… ありがと!
S水君の突然の入籍発表などもあり、大いに盛り上がる。
自分の足の状態とぐずかずの腰の状態が気になったので、一次会で退散する。

14日 (水) : 盛り上げよう!

夜11時過ぎ、道場の忘年会をするいつもの居酒屋さんへ行って、席を予約する。
ついでに道場へ… 何だかとっても静か。
O谷先輩、T取さんの二人、鏡の前で黙々と蹴りのシャドー。
静かだけど、熱かった。
稽古に参加しなかった自分が言うのも変だけど… ここんとこ、水曜夜間部の参加者がめっちゃ少ない。
危機なのかぁ?!

15日 (木) : 電波でもなく、ソーラーでもなく、

今日と明日の昼休み、クリスマスや帰省向けに自社製品の社内販売がある。
去年は販売のサポート・メンバーだったけれども、今年はお声が掛からなかったので、暢気に ブ〜ラブラ
時計を作っている会社の社員なのだが、普段、腕時計をしていない。
腕時計をするのは、試合のサポートの時と何かの試験の時くらいなものか。
そんなんだけど、生きている腕時計が1つしかなくて、そいつもベルトが切れかかってるので、1コ買おうと思い立つ。
目に付いたのが、派手な黄色のデジタル・ウォッチ。
値段は \2,000 … 完璧に衝動買いだぁ〜

結城五郎さんの第15回サントリーミステリー大賞受賞作「心室細動」を読み終える。

17日 (土) : 「Stand Up Jamrock」 Bob Marley & The Wailers

本国発売日から十日、配送予定日から一週間、やっと届きました。
「Get Up, Stand Up」のヴォーカル・パートと彼の末っ子 ダミアン・マーリーのヒット曲「Welcome To Jamrock」のリディムをミックスしたマッシュアップ・トラックのUK版シングルです。
ボブの息子達は地道に音楽活動をしているけれども、今年のダミアンの活躍は素晴らしかったなぁ〜
アリシア・キーズの「Unplugged」にも登場していたので、レゲエ・ファンでない方の目にも数多く触れたことでしょう。
カップリングは、1973年 リーズでの「Stir It Up」。
バックのギターが飛び回って、楽しい一曲になっています。

18日 (日) : お茶漬け

年末・年始に向け、ちょこちょこっといろんな準備。
去年の大晦日の宴会は大雪で中止になったので、その時に準備したビールがたくさん残っている。
今度の宴会で飲もうと引っ張り出す。
ありゃりゃ、8月で賞味期限切れだ… ビールにも賞味期限があるんだなぁ〜
道場の宴会、当然のようにビールで乾杯!
審査が終わって駆けつけてくれた人達が美味しそうに飲む。
めちゃめちゃ羨ましい。

19日 (月) : ブルブルッ

寝坊しちゃったので、大急ぎで準備。
で、髪も乾かないまま家を出る。
駅に着くちょっと前、イヤホンを直しついでに髪に触れる。
パリパリ… 毛も凍る寒い朝だった。

21日 (水) : 歓迎、同期相撲タッグ!

奥田英朗さんの「最悪」を読み終える。
地域住民との軋轢に悩む町工場の社長、セクハラに尻込みしそうなOL、ヤクザに目を付けられたチンピラの三人がどんどんと追い込まれていく。
世の中はストレスで一杯だ… 読んでて息苦しくなった。

22日 (木) : ご苦労様です m(_ _)m

先週末から夜間ウチの先の道路を工事している。
その工事の影響で歩行路の一部が通れなくなっているらしく、駅からウチに向かう最後の信号に担当の方が立ち、通行者にその旨を知らせている。
寒い中、とっても大変な仕事だ。
最初の日と二日目、話を聞いてウチまでは通れることを確認する。
三日目はもう顔見知り… ご苦労様です m(_ _)m
何か温かい物でも差し入れしようかなぁ〜

23日 (金) : Friday Night, Saturday Morning

録画しといた映画「えびボクサー」を見る。
前に「いかレスラー」を見た経験から、何も考えず単純に楽しむ。
おバカなストーリーに ザ・スペシャルズ の脱力なスカがめちゃめちゃ似合う。

24日 (土) : 「The Spirit of Christmas」 The Ritz

二十代の頃は、ちょくちょくクリスマス・アルバムを買い、時期になると聞いてたりしたんだけど… 今は大部分を処分しちゃって、残っているのは下の三枚。
ザ・リッツのこのクリスマス・アルバムは、毎年必ず聞いています。
マンハッタン・トランスファーのような四重唱、寒い冬の夜を暖かくしてくれるような素敵なジャズ・コーラスです。
スタンダードなクリスマス・ナンバーを中心に、オリジナルのタイトル曲、ポール・マッカートニーの「Wonderful Christmas Time」などなど。
一年の中でロマンチックな気分になる数少ないひと時… メリー・クリスマス!

25日 (日) : ブラックマヨネーズ、最高!

怪我してから二週間、今日が年内最後の日曜稽古なので参加したいなぁ〜と思っていたが、まだ左の軸足が返せないので断念する。
諦めてTVを見ている時、寿退会する天才T野君が来ているとO谷先輩から連絡をいただく。
おぉ〜、こりゃ絶対に行かなきゃ… 速攻でストレッチして、スグに家を出る。
着いた頃はもう稽古も半ば過ぎ、受け返しとスパーリングだけ参加させていただく。
思うようには身体が動かなかったが、T野君とスパーリングできて嬉しかったなぁ〜

26日 (月) : サラリーマンのダイブ

KEMURI のツアー「Squid Therapy」の最終日、SHIBUYA−AXへ。
AXのロッカーは屋外にあり、開場前、若者はTシャツ一丁で外にいたらしい… ボクニハデキナイ。
後ろの壁際、それに上着を着たままの参戦だったが、楽しいものは楽しい!
でも… もうそろそろ限界か?!

27日 (火) : でら

篠田節子さんの「レクイエム」を読み終える。
六つの不思議なお話、中でも都会の真ん中でコヨーテに出会う「コヨーテは月に落ちる」が良い。
この短編集には、篠田さんの何らかの連作意図があるらしいけど、結局判らずじまいだった。

28日 (水) : チンアップ

仕事納めで、今年最後の夜間部。
まだ脹脛の状態は万全ではないけど、テーピングのオカゲで滞りなく稽古に参加する。
スパーリングで脹脛に直撃を受けてしまったが、休みの間には回復するだろう。
来年のスローガンは… 「夜間部に活気を!」にしよっ。

29日 (木) : 「Ordinary People」 John Legend

ボクにとっての今年のNo.1は、ジョン・レジェンドです。
この曲はピアノ弾き語りのシンプルな曲ですが、強いソウルを感じます。
何を聞いても同じに聞こえるHIPHOP流行りの時代だからこそ… この新人の登場は、とても嬉しかったです。
本当はこの曲を含んだ「Get Lifted」をNo.1にしたいところですが、これについてはレコード会社に一言文句を言いたい。
このアルバムから派生した作品がいくつか出ていますが、もっと良い売り方をしてください。
ライブDVDとのセット「Get Lifted/Live at the House of Blues」、SONYのTV CMで使われている「What A Wonderful World」を追加した「Get Lifted Limited Edition」。
どれも欲しいけど… 全部買うと「Get Lifted」が三枚になっちゃうなぁ〜

30日 (金) : またまた、パクった!

年賀状のデザイン、またパクっちゃいましたぁ〜
フジテレビさん、ごめんなさい… (^_^;

31日 (土) : 頂

注目カードが目白押しです。
小川直也選手に爆勝して欲しい!

PRIDE GP 2005 ウェルター級トーナメント決勝戦
ダン・ヘンダーソン(米国) vs ムリーロ・ブスタマンチ(ブラジル)

瀧本誠 vs 菊田早苗

近藤有己 vs 中村和裕

ミルコ・クロコップ(クロアチア) vs マーク・ハント(ニュージーランド)

PRIDEミドル級タイトルマッチ
ヴァンダレイ・シウバ(ブラジル) vs ヒカルド・アローナ(ブラジル)

桜庭和志 vs 美濃輪育久

PRIDE GP 2005 ライト級トーナメント決勝戦
五味隆典 vs 桜井"マッハ"速人

吉田秀彦 vs 小川直也

中尾芳広 vs ヒース・ヒーリング

永田克彦 vs レミギウス・モリカビュチス

ホイス・グレイシー vs 所 英男

HERO’Sミドル級世界最強王者決定トーナメント決勝戦
須藤元気 vs 山本"KID"徳郁

[前へ]  [戻る]