(VisualVasicScriptとは?)
VisualBasicScriptとは、JavaScriptのように、HTML内に記述して、クライアント側で動かす事のできるScriptです。その言語形態は”VisualBasic”という言葉の示す通り、VisualBasicを基本としています(というより、Visual
BasicのTiny版と言っていいでしょう)。
で、何故わざわざVisualBasicScriptを紹介するかというと、他の言語やスクリプトにない魅力があるからです。それは、
1.ただ
・・・WEBブラウザとしてIE3.0以降であれば、既にあなたのPCにインストールされています。その他のアプリケーションにも内包されています。もしなければ、マイクロソフトのWEBSITEからダウンロードも可能です。(便利なヘルプが入手できるので、是非一度覗いてみてください。)
URLはこちら→http://www.microsoft.com/downloads/release.asp?ReleaseID=33248
2.テキストファイルがそのまま実行可能。
・・・メモ帳などのテキストエディタでプログラムを書いて、拡張子を”vbs”として保存する。それだけです。それだけで実行可能ファイルが作成できます。コンパイルなどわずらわしい作業も必要ありません。EXEファイルではないので、システムに依存する事も(ほとんど)ありません。本体がテキストファイルなので、改造・修正はおもいのままです。
3.JavaScriptと異なり、ブラウザに依存せずスタンドアロンに動作させる事もできる(ここが重要)。
・・・シンプルなプログラムを作成するには、これほど便利なものはありませんよ!
4.VisualBasicの学習にもなる。
・・・言語体系は全く同じ(もちろん機能的制限はありますが)で無料。しかもほとんどの場合新たにダウンロードする必要すらないのですから、これほど楽なツールはないでしょう。
5.小さい。
・・・なにせ単なるテキストファイルです。せいぜい数kb程度です(以下のサンプルも、全て1kb以下ですよ)。
ただし、欠点もあります(欠点とは言えない部分もありますが)。
1.入出力のインターフェイスがそれぞれ1種類しかない。
文字を入力するInputBoxと、文字を表示するMsgBoxの2つだけです。画像の表示もサウンドも不可です。
2.デバッガが脆弱。
・・・起動時にエラーがあるとエラーメッセージとエラー個所を指摘してくれますが、それ以上のデバッグ機能はありません。大文字小文字・スペルミス・全角スペースの混入(これが要注意!)はエラーに直結します。
3.大規模開発は事実上不可能。
・・・特に開発環境がある訳でもなく、特にデバッガが用意されている訳でもありませんし、なによりインタプリタですから・・・。そもそも大規模開発するつもりだったら、ちゃんとVisualBasicなりを購入したほうが遥かに効率的ですよ。
(使用法)
・以下のファイルを右クリックでダウンロードして下さい。
・ファイルをダブルクリックすれば起動します。
まずは先頭の"vbengininfo.vbs"をダウンロード・起動してみてください。あなたのPC環境のVBエンジン情報を検査できます。
(IE5.0以降がインストールされていれば、問題なく起動するはずです。)
(プログラム使用についての注意)
使用される方は、以下の事をご承知置きください。
1.全てフリーウエアです。改造・修正・転載等一切自由です。てゆーかぶっちゃけ、どんどん広めてください(笑) ウイルスなんかの入り込む余地はゼロですから、気楽に広めちゃってください。
2.フリーウエアですから、使用に関わる一切の事象に関しては一切責任を持ちませんので悪しからず。
3.不具合等があっても、それに対する対応(返答やプログラム修正など)の義務は一切ありません。不具合の報告は大歓迎ですけどね。
それだけです。
以上のお約束事を踏まえて、ご自由にお使いください。また、こんなのを作って欲しいと言うご要望もいただければ、可能な限り善処したいと思います。 ただ、あんまりスキルもないんで、高度なご要望には対処できません(汗)
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