1997.08.09(金)

 いよいよ帰国。06:30テレビがいきなり入った。モーニングコール成功。音量50のアラーム音とテレビの音がモーニングコールだった。  07:30チェックアウト。「ジャメーメ(呼ぶ) ウン タクシー」これも成功。今日のタクシーは速い。空港まで1815Ptsの格安だった。
 空港でまずはAFカウンターを探す。ない!!。ドイツ人の添乗員らしき人に聞いたら、やさしく英語で教えてくれた。
 荷物を預け、次は戻し税手続き。経路と滞在期間を聞かれたようだがよくわからず、航空券の控え一式をみせて事なきをえた。セキュリティチェックのあと免税店へいき、残金をほとんど使い切った。
 搭乗10:05。パリ行きの機内でのお隣さんはスペイン人の英語とロシア語の先生。きれいな英語を話す。それゆえ結構聞き取れる。少し話し込んでしまう。こっちは単語を並べればいいのだ。こういう方々は本当に気さくだと思う。パリ着20分遅れ。
 パリでの乗り換えは比較的楽勝のはずだったがトイレetcでのんびりしているうちに搭乗時間がせまる。さらに出国審査が長蛇の列。空港側が2ワク増やしてくれて何とか時間前に通過した。

 定刻より10分遅れてパリ出発。まず一眠り。つぎに日本で買い込んだクロスワードの出番。あっと言う間に時間が過ぎていく。このあと朝日がでてきて飽きるまもなく成田へ。ほぼ定刻に成田着。(写真はロシア上空)
1997.08.10(日)08:15 ほぼ定刻に成田着。別送品の手続きもスムーズに終了。長蛇の列の無税のカウンターを通るよりもはるかにに速く通過できた。

Point:税関を通るとき無税のカウンターよりも有税の方がはるかに速く通過できる。そのためにはワインを1本だけ多く買って150円税金を払えばいい。それでも国内で買うよりもずっと安い。

 今回の旅行では現地の言葉を知っていればいかに旅行が幅広いものになるかを知りました。それも、最低限度必要な単語を並べればいいのです。「ペルドン」(すみませんが)と言うだけでスペイン人は振り向いてくれ、私達の要求にできるだけ応えてくれようとします。”Excuse me”では振り向いてももらえないでしょう。このことは私達日本人にも当てはまるし、おそらく万国共通ではないでしょうか。

Point:実際に旅行で必要な単語は、数字を含めても100個以下。今回の旅行で実際使ったのも50個くらいだと思います。1から15の数字にドンデ(どこ)、クアント(いくら)などの疑問詞、あとは行きたい場所やほしいものの単語です。困ったら「エスケロバロ アキ」(ここに書いて下さい)があります。

 ほんの少しの努力とほんの少しの勇気で旅はより素晴らしいものになると思います。

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